『饗 くろ喜 (もてなし くろき)』、秋葉原と浅草橋の間くらいの場所に2011年に創業したラーメンのお店です。
移転前はグルメサイト「食べログ」で2017年から22年まで6年連続で「百名店」を受賞、ポイントも3.9と圧倒的な実力と知名度を誇るお店です。
2023年10月29日に現在の浅草橋に移転をしました。
移転前、何度か様子を見にいったことがありますが、いつも行列で諦めていた憧れのお店。
移転後にX(twitter)を見てみると週末には整理券を発行、それ以外の日は通常営業とのポストがされています。混雑状況も発信しており、平日は比較的長時間並ばずに食べられそうだったので、2023年12月の平日、お昼の営業終了15:00の30分前を狙って訪問してみました。
饗 くろ喜 立地とお店について
『饗 くろ喜』はJR総武線「浅草橋駅」の東口から徒歩約2分、秋葉原よりの呑み屋街の中に位置しています。
この辺りは特に目立つ建物がなく、何処も同じような風景に見えるので歩き慣れていないと少し迷うかもしれません。
いざお店の前に来てみても、ガラス張りの棚いっぱいに丼が飾られている洒落た外観は、「割烹」かもしくは「輸入雑貨」のお店の様に見えるので、知っていなければここがラーメン屋さんだとは気付くのは難しいと思われます。
饗 くろ喜 混雑状況について
訪問は平日の14:10頃、平日のランチのピーク時間を過ぎた時間にもかかわらず、5〜6人程の方が並んでいました。
列はすぐに消化されていき、店内の待ち席に座れたのが約10分後、カウンターに着席できたのがその10分後、着丼がその5分後と、並んでから食べ始めるまで約30分程度と全くストレスはありませんでした。
饗 くろ喜 店内の様子について
『饗 くろ喜』の店内はL字型のカウンターのみで13席。
カウンターの縦の幅が広く、木製のお盆には箸と蓮華がセットされていて、まるで高級な和食のお店のような佇まいです。
店内のお客さんは平日の午後ということで中年の男性一人、カップルと客層も落ち着いています。
秋葉原の人気ラーメン店はインバウンドのお客さんで賑わっていますが、浅草橋ともなるとさすがにお客さんは全て日本人。
リピーターらしいのお客さんも多く、店主の方と親しげに会話を楽しまれていて、ますます高級和食のお店のようで雰囲気が上品に感じられます。
饗 くろ喜 メニューについて
メニューとお値段は2023年12月時点のものです
『饗 くろ喜』のメニューは大きく分けると「塩そば」、「醤油そば」、「胡椒そば」、「つけそば」。そして「限定」となります。
- 塩そば 1150円(特製は1650円)
- 醤油そば 1250円(特製は1750円)
- 胡椒そば
- つけそば
そのほか、「名物 焼売 1個180円」も人気があります。
塩そば(手揉み麺)
写真とお値段は2023年12月時点のものです
麺は”細麺”と”手揉み麺”からの選択となります。
食券を渡す際に聞かれますのでお好みの方をお伝えします。
今回は”手揉み麺”を選択しました。
イタリアンや和食のお店で腕を磨いた店主らしく、ローストトマトの赤、ネギの緑の色合いがとても美しい「塩そば 1150円」。
塩のコクと鶏のまろやかで深みのある味のスープ。
少しウェーブがかかった扁平の”手揉み麺”。
とても柔らかでもちもちした食感。
チャーシューは”豚バラ”、”豚モモ”、”鶏”の3種類に”つくね”が入ります。
スープまで全て完食。
様々な食材、途中で生姜の餡を崩しながら楽しめる味の変化、完成された料理のような中華そばでした。
おしまいに
最近、ラーメンの価格が値上がりし、1000円を超えることも珍しくなくなりました。
逆にこの高級感ある店内でゆっくたりと美味しい中華そばが1000円ちょっとで食べられるというのはちょっと安いのではないかと感じられます。
人気店故に気軽にスッと入るのが難しくはありますが、”限定”や”胡椒そば”などまだ食べてみたいメニューがありますのでまた再度訪問してみたいと思います。
本文中で紹介のメニューとお値段
メニューとお値段 | 塩そば 1150円 |
店内環境 | |
接客対応 | |
コスパ | |
オススメ度 |
店舗詳細とアクセス
店舗名 | 饗 くろ喜 |
アクセス | JR総武線「浅草橋駅」の東口から徒歩約2分 |
営業時間 | 【月・水・金・土曜日】 11:00~15:00 【火・木曜日】 11:00~15:00 18:00~20:00 【日曜日】 定休 |