蒙古タンメン中本。
東京都内の他、千葉、神奈川、埼玉と関東に広く支店があるラーメンの有名店ですので当然名前は知っていましたし、興味もありました。
ただ、キムチチゲや麻婆豆腐などの”ピリッと”辛い料理は好きですが、あまりに激辛な料理は好んでは食べないので、超激辛というイメージがある『蒙古タンメン中本』は興味がありながらも実際に訪れたことがないお店でした。
都内では新宿、渋谷、池袋、目黒と山手線の左半分に多いのですが、筆者の動範囲内の「御徒町」にも店舗があります。
せっかく食べ歩きブログを書いているのだから、「蒙古タンメン」と「北極」がどれほど辛いのか率直な感想を書いてみようと今回食べに行くことを決意いたしました。
今回のブログでは筆者と同じく
という”初中本”の方に、実際どのくらい辛いのか、どのレベルまで食べれそうかをお伝えしたいと思います。
(ちなみに1日で全種類を食べた訳ではなく、日をずらしながら食べています。)
蒙古タンメン中本 メニューについて
蒙古タンメン中本では様々な辛さのメニューを揃えており、店名を冠する「蒙古タンメン」から激辛で名高い「北極」の他、辛いのが苦手な方でも楽しめる「味噌タンメン」や辛さが全くない「塩タンメン」、公式レベルでは「北極」よりも辛い「冷やし味噌ラーメン」などがあります。
また”店舗限定”、”季節限定”のメニューもあり、ホームのお店でも毎月新しい味が楽しめますし、遠征してホーム以外のお店のメニューも楽しむ事ができます。
辛いのが苦手な方から、地獄のような究極の辛さを求めるマニアまで幅広い方が楽しめるメニュー構成となっています。
”蒙古タンメン”→”北極”までのレベル上げ
それではこれからレベル5の「蒙古タンメン」からレベル9の「北極」まで順番に一品づつ辛さレベルの異なるメニューを頂きながらレベル上げをしていきます。
「蒙古タンメン」基本の辛さ 公式辛さレベル:5
写真は2020年時点のものです
まずは初めてであればこちら、お店の名前を冠した「蒙古タンメン」公式辛さレベル:5で辛さ確認をすることをお勧めします。(初めてでいきなり「北極」はお勧めできません。)
味噌ラーメンに麻婆豆腐が乗ったような見た目の「蒙古タンメン」。
まずはスープを一口、そして麺を頂きます。
そして、”太め”で”硬め”で”食べ応え”がある麺の食感。
これは。。
旨い!!
スープは旨味がある味噌ベースで、辛さの源となっているのはスープの上に乗っている麻婆豆腐と絡んでいる赤いペースト状の餡から来ています。
混ぜずに底のスープだけを飲むと辛さはそれほど感じませんが、赤いペースト状の餡をスープと混ぜると全体的に辛くなります。
麺は長崎ちゃんぽんの様な感の加水率低めのしっかりとした歯応えのある麺で、食べ応えがあり、満足度が高いです。
”スープ”、”麺”、”辛さ”、”ボリューム”のそれぞれのバランスが絶妙でめちゃくちゃ旨いです。
筆者はキムチチゲや麻婆豆腐、タイ料理等の適度に辛い料理は好きですが、激辛料理はそれほど得意ではありません。
そんな辛さレベルの舌ですが、「蒙古タンメン」は少し辛いかな?というレベルで、食べたあと少し汗ばみましたが”辛さ”に関しては無理なく美味しくいただけました。
おそらく辛いものが苦手でなければ”レベル5”の「蒙古タンメン」全然大丈夫かと思います。
”辛さ”と”旨さ”のバランスが最高です。「蒙古タンメン」は噂通りのおいしさです!
「五目蒙古タンメン」次なるステップへ 公式辛さレベル:6
写真は2020年時点のものです
無事に「蒙古タンメン」を食べることができたなら次のステップ「五目蒙古タンメン」公式辛さレベル:6へと進みましょう。
蒙古タンメンに野菜と卵がと辛さが加わります。
「蒙古タンメン」と同じく、味噌ベースのスープはそれほど辛くはなく、上に乗っている麻婆豆腐のペーストが辛さの源となっています。
麺の種類は蒙古タンメンと同じですね。
辛さのレベルを上げても麺の太さや種類は変わらない様です。
確かに、蒙古タンメンよりは少し辛くなった印象がありますがまだまだ、「美味しさ>辛さ」で
「辛い!」というよりは「美味しい!」と感じられます。
食べた後は蒙古タンメンよりは頭や額から汗が出る量が多い気がし、食後も少し口の中に辛さが残りましたが、少しすれば治りました。
”レベル5”の「蒙古タンメン」が食べれれば”レベル6”の「五目蒙古タンメン」も全く問題ないかと思います。
五目蒙古タンメンも美味しい!(ただ次の日ちょっとお尻痛いです)
「冷やし五目味噌タンメン」初の”つけ麺”タイプ 公式辛さレベル:7
写真は2020年時点のものです
レベル7は今までとは少し違う「つけ麺」タイプとなります。
『蒙古タンメン中本』では「つけ麺」のことを”冷やし”と呼びますので、覚えておくと初めてのメニューを注文する際に便利です。
冷たい麺に熱くないスープの組み合わせで、見た目はかなり食べやすそうな印象を受けます。
麺の太さはラーメンの麺と同じくらいですが、もちもちの弾力があり、水分量も多めに感じられました。
一口食べてみると”程よい弾力”があり、喉越しがよく、つけ麺の濃いめのスープとよく合います。
スープは辛いのですが、熱くは無いので”ラーメン”程の辛さは感じられません。
”辛さ”を感じるのは”スープの熱さ”があってこそだと実感しました。
野菜やお肉もたくさん入っていてかなり食べ応えがあります。
レベル7の「冷やし五目味噌タンメン」、辛かったのですがとても美味しくいただけました。
ラーメンも旨いですが、つけ麺タイプの冷やし麺もまた違った魅力があって美味しいです。
食後は頭皮から発汗があったのと、唇の周りが10分程度少しヒリヒリしましたが、レベル6の「五目蒙古タンメン」の方が辛かった様に感じます。
「冷やし五目味噌タンメン」程よい辛さで美味しいです!
「五目味噌タンメン」北極まで残り1レベル 公式辛さレベル:8
写真は2020年時点のものです
レベル8は今までとは異なり、複数の選択肢があります。
全店舗共通のレギュラーメニューとしては
「味噌卵麺」「五目味噌タンメン」「冷やし五目蒙古タンメン」の3つとなります。
次のレベルはいよいよ”激辛”との呼び名が高い「北極」が控えています。
今回、前哨戦として、レベル8の中でも一番高額なメニューである「五目味噌タンメン」にチャレンジして、熱いスープのラーメンタイプで肩慣らしをし、ラスボス「北極」との”ファイナルバトル”に挑みたいと思います。
五目味噌タンメンはたっぷりの野菜とお肉、玉子がついたボリューム満点の一杯です。
まずはスープからイってみます。
最初の一口、二口を口に含んでみましたが、最初の感想は
でした。
今まで辛いものを食べすぎて、舌がバグってしまったのかと心配になりましたが、”遅効性”の辛さの様で、麺を食べ始めたあたりから辛さの波が押し寄せてきます。
麺を食べ進めて、半分くらいになった時、辛さのピークがやってきました。
ピークを迎えると口の中が熱くなり麺を思う様に食べられません。
そして汗が吹き出してきてカウンターにポタポタと落ちます。
(『蒙古タンメン中本』では、1席づつに箱ティッシュが備え付けられていますので、汗やその他もろもろ吹き出てくる水分の処理は心配しなくても大丈夫です。)
食べられないほどではありませんが、そして美味しいのですがやはり”辛さ”が厳しいです。
”辛い”時には辛さを感じない”ゆで玉子”で舌の休憩。
レベル8の「五目味噌タンメン」にきて初の”スープまで完食できず”。
写真は中本の”本”の真ん中程度ですが、最後はもう少し頑張ってスープの量を減らして終了となりました。
最初は余裕で食べていましたが、中盤ごろから辛さのピークがきて、吹き出す汗と口の中のヒリヒリとの戦いとなりました。
辛くはありますが、まだ美味しく食べる事が出来たのでレベル8の「五目味噌タンメン」はギリギリ”辛さ”と”旨さ”の均衡が取れているレベルではないかと思います。
個人的には”レベル8”の「五目味噌タンメン」が”レベル7の辛さ”との一旦の壁になっていると感じました。
ただ、この”辛さ”は次食べるかというとちょっと悩ましいレベルです。
次戦はいよいよ”最強の激辛ラーメン”と名高い「北極」との最終対決です。
「北極」極限の辛さ 公式辛さレベル:9
2020年12月25日(土)
世間はクリスマス。本当はサンタさんのいるお店に飲みに行きたかったのですが、偉い人は「蜜を避けろ」というので今年は一人で真っ赤なラーメンを食べて過ごします。
今回、クリスマスのこの日はいよいよ激辛ラーメンと名高い「北極」にチャレンジです。
新型コロナウイルスの影響で普段よりも人の少ない上野・御徒町の2020年のクリスマス。
そんだ中ですが、『蒙古タンメン中本』の御徒町店はいつもと変わらず混んでいます。
クリスマスでも筆者と同じ様に一人で蒙古タンメンを楽しむ男性・女性が沢山おり、激辛に挑む前に少し心強く感じました。
食券を手渡して、カウンターに座って「北極」の到着を待つ間、
と不安で、心配で、とってもドキドキでした。
そして待つこと数分。
いよいよ「北極」が着丼です。
到着した「北極」は見た目からして今までとはレベルの違いが感じられます。
今までオレンジ色っぽかったスープは真紅と言える様な真っ赤な色になっています。
そして大量の唐辛子でスープは若干の”粘度”を帯びています。
まずは最初にスープを一口飲んでみると、いきなり突き刺す様な辛さが舌に伝わります。
今まで経験したことがない即効性のある辛さ。
と覚悟を決めて、2〜3口スープを飲んだ後に麺に取り掛かります。
最初は”非常に辛い”ですが、食べていると徐々に辛さに慣れて来たのでペースを上げて食べ進められる様になりました。
絶対食べられないという様な理不尽な辛さではなく、”なんとか食べられる辛さ”で、辛さの中にも美味しさも感じられます。
ただ、北極で初めて「辛さ>美味しさ」となり、”美味しさ”のレベルを”辛さ”のレベルが上まりました。
辛さで限界を迎えつつある自分の舌を騙しながらなんとか食べ進めていきますが、中盤くらいから額や鼻先から汗が出始め、顔を伝い、顎の先で滴となり、真っ白な『中本』のカウンターの上に”ポタポタ”と垂れ始めます。
辛さのあまり”涙”も”鼻水”も溢れ出てきます。
一つ前のレベルの「五目味噌タンメン」もかなりの発汗がありましたが、ここまで汗が出たのは「北極」が初めてです。
北極で注意が必要なのは、急いで食べないこと。
麺を急いですすって食べると、辛いのが器官に入る恐れがあります。
もし器官に入ってしまうと、涙と鼻水を撒き散らしながら咳き込むことになり、とても恥ずかしい思いをすることになります。
”汗”と”涙”を流しながら頑張って食べ進めましたが、最後は
麺は完食、スープは丼の”中本”の”本”の途中でギブアップ
という結果となりました。
初の「北極」チャレンジとしては、自分でもよく頑張ったのでは無いかと思います。
結論として、「北極」はかなり辛いですが、食べるのが「無理」というほどの辛さではありませんでした。
頑張れば”素人”でも完食できるかと思いますが、修行の様なこの辛さの「北極」は「もう食べることはないかな?」というのが本音です。
唇のヒリヒリは今までで最長の15分程度続き、次の日はいつも通りにお尻が少しばかり痛かったです。
おしまいに&結論 何が一番美味しいと感じた?
「蒙古タンメン」(レベル5)から「北極」(レベル9)まで5杯を順に食べていきましたが、レベル8の五目蒙古タンメンで一度目の辛さの壁があり、そこからレベル9の北極の辛さになると別の世界の壁がある様に感じました。
- 五目蒙古タンメンは普通の人が食べていて辛さの限界を感じるレベル。
(もしまた次食べるかというとちょっと考えます。) - 北極は別世界の辛さ。もう”修行”か”ネタ”です。
(筆者は今後の人生で自ら北極を注文して食べることはもう”無い”と思います。)
そして、北極にはさらに裏メニューの”辛さ倍”というものがあり、MAX10倍まで無料で辛さ増しができる様ですが、これはもう一般人には無縁の世界かと思います。
結論、一番美味しいと思うのはレベル5「蒙古タンメン」でした。
(辛い食べ物がそれほど得意ではない個人的な見解です)
ただ、冷やしメニューの「冷やし五目味噌タンメン」も辛さレベルの割には美味しく頂けました。これは是非また食べたいと思うメニューの一つです。
噂の「北極」は本当に辛かったですが、一口も食べられないほどではありませんでしたので、”辛さに自信がある方”は武勇伝の一つとして一度チャレンジしてみるのも悪くないかもしれません。
結局、「蒙古タンメン」から「北極」まで一通り食べて解った、一般的な辛さの感覚を持つ人にとっては人気NO1メニューの「蒙古タンメン」が一番美味しかった。
というのは必然の結果だったということでしょうか。
『蒙古タンメン中本』が”激辛”というのはSNSやブログなどで発信されている「北極」のイメージが強い様な気がします。
レベル5の「蒙古タンメン」は辛いものが苦手な方でなければ、初めてでもきっと美味しく頂けると思います。
筆者と同じように『蒙古タンメン中本』が気になっている方、”辛さ”の心配はせずに是非一度チャレンジして見てください!
おまけ:北極を経験した後に「蒙古タンメン」を食べるとどの様に感じるのか?
北極を経験後に「蒙古タンメン」を食べるとどう感じるのか?
舌がバカになってしまって「蒙古タンメン」を美味しくいただけないのではないかと不安になり、「北極」経験後にもう一度原点に振り返ってみます。
最初の一口、スープを飲んでみると辛さがあまり感じられません。。
やはり舌がやられてしまったのか・・と不安が脳裏を横切ります。
ですが、食べすすめていくとしっかりと口の中はヒリヒリしてきて、じっとりと汗が滲み出てきました。
後半になる涙と鼻水も出てきますが、やっぱり旨いです。
「北極」を食べた後でも元祖「蒙古タンメン」はしっかりと辛く、そして美味しいです。
「蒙古タンメン」、めっちゃ美味いのですが、食べた後はなんとなく「北極」の極限の辛さが少し懐かしくなりました。。
人生初「北極」の後は、
そう思っていたのですが、「北極」を経験した後に「蒙古タンメン」に戻ってくると、また”なんとなく”、またあの「北極」を食べたいと思う気持ちも少し芽生えてきました。。
究極の冷気を想像させながら、極限の辛さを体験させてくれる、、これ以上ないネーミングの良さよ。。
その他のレギュラーメニュー
『蒙古タンメン中本』には”辛さレベル0”の全く辛くないメニューや本編の最高レベルだった”辛さレベル9”の「北極」を超える”裏ラスボス”的な”辛さレベル10”のメニューも存在します。
ここから先は「蒙古タンメン」〜「北極」までの辛さレベル以外のメニューをご紹介していきます。
冷やし味噌ラーメン 公式辛さレベル:10
写真は2021年時点のものです
レギュラーメニューとしては蒙古タンメン中本で一番辛い公式辛さレベル10のメニューが「冷やし味噌ラーメン」です。
「冷やし五目蒙古タンメン」と同じつけ麺タイプです。
公式辛さレベル10だけあって、スープから辛い匂いがムンムンと漂ってきます。
スープの赤さも尋常じゃないです。
”冷やし”だから簡単にイケるだろうと思い、着丼後いきなり麺を”ズバッ”とすすったら盛大に”むせて”しまいました。
着丼後のスープは温かく、想像していなかかった温度と突き刺す様な即効性のある辛さで喉がその刺激に耐えきれませんでした。
一口目からガツンと来る辛さです。
食べ進めていると、スープの温度も下がり、かなり食べやすくなってきました。
ですがスープ自体の辛さは温度が低くなったとしても”かなりのレベルで”、食べている間はずっと”ビリビリ”とくる辛さと戦う必要があります。
スープは唐辛子の量の多さにより”ドロドロ”としています。
あまりの辛さに途中で投げ出しそうになってしまいましたが無事完食。
「北極」の辛さを乗り越えた”猛者”であれば、「冷やし味噌ラーメン」は問題なく攻略できると思います。
食べている時は頭皮に若干の発汗はありましたが、額や鼻の頭からは一滴の発汗もなく食べ終わりました。
食べた直後はかなり口の中がビリビリしますが、5分程度で直りました。
「冷やし味噌ラーメン」辛いことは辛いのでスープは完飲できませんでしたが、やはり「北極」の方が”断然”苦戦をした印象です。
「冷やし味噌ラーメン」また食べるか?と聞かれれば、正直悩むところで、”冷やし系”であれば迷うことなく「冷やし五目味噌タンメン」を選択すると思います。
北極2倍 公式辛さレベル:9×2倍
北極2倍に関しては別記事にしてありますのでよろしければ下記ご覧ください!
御徒町のメリークリスマス2021年12月クリスマス。コロナは若干の落ち着きを見せ、外食でのアルコール提供も許可されましたが、「オミクロン株」という感染力が高い新型が流行し始め、年末に向け再び世間には若干の緊張感が出てきたように感[…]
北極3倍 公式辛さレベル:9×3倍
北極3倍に関しても別記事にしてありますのでよろしければ下記ご覧ください!
2022年のメリークリスマス2022年12月クリスマス。コロナの行動制限が解かれた数年ぶりのクリスマス。2020年、2021年とコロナの影響で飲みに行けなかったため、2年続けてクリスマスには『蒙古タンメン中本』にて「北極」と[…]
限定メニュー
冷し麺ショウガ醤油(御徒町店/2024年8月) 公式辛さレベル:4
2024年8月1日発売の「冷し麺ショウガ醤油 850円」。
店舗限定ではなく、全国で同時発売のメニューです。
姉妹メニューで「冷し麺にんにく味噌 850円」も同時に発売されています。
中本で”冷し”というとつけ麺タイプのメニューを指しますが、こちらはスープも麺も冷たい冷やし中華のような仕上がり。
醤油のスープは生姜のスパイスと酸味、辣油の辛さがピリッと効いています。
公式の辛さレベルは4ですが、辣油の辛さが際立つ「冷し麺ショウガ醤油」は唐辛子の辛さとは異なる方向性。
スープが冷たいことも相まって実際にはピリ辛程度で、一つ上の辛さレベル5の「蒙古タンメン」よりもはるかに食べやすいです。
麺は冷たく締まっていてかなりの歯応え。
1.5玉で食べ応えも抜群です。
トッピングは味玉、チャーシュー、メンマ、ネギ、刻み海苔、紅生姜とかなり豪華。
チャーシューはしっとりとして、太もものような柔らかさ。
味玉の味付けもパーフェクト。
隙がありません。
これだけの内容で850円という脅威のコスパの良さ。
やられました。
翔んで埼玉っ子(御徒町店/2023年12月) 公式辛さレベル:4
2023年公開の映画『翔んで埼玉』とのコラボメニュー「翔んで埼玉っ子」。
2023年11月15日〜12月15日までの平日限定20食というハードル高めのメニューですが、ホームの御徒町店で無事いただくことができました。
写真は2023年12月時点のものです
「翔んで埼玉っ子 1,070円」。辛さレベルは4ですが、辛さなしの0も選択可能です。
たぬき、きつね、ネギ、しめじ、豚肉が入った醤油ベースのスープです。
麺の丼にはレギュラー麺よりもはるかにブッとい”うどん”のような麺に分厚いチャーシューと青菜、味玉がトッピング。
麺は見た目通りのかなり強めのコシで歯応えがあります。
ツルツルの喉越しはまさに関西のうどん。
スープは醤油ベース、辛さも控えめなので、ピリ辛のうどんを頂いているような印象です。
麺の丼のチャーシューはジューシューでトロトロ。
味玉も黄身の中心のトロミを少し残した絶妙の茹で加減と味付け。
”ネギ”に”きつね”に”豚バラ”、これはまるで”うどんインスパイア系中本”。
お汁も最後まで有り難く頂きました。
かなりボリュームがあるはずなのですが、食べた後も全く胃に来る事もなく、なんならもう一杯くらい直ぐにイケそうな位に中年の男性に優しい絶品の一杯です。
冷し魚介豆乳タンメン(船橋店/2023年8月) 公式辛さレベル:0
写真は2023年8月時点のものです
『蒙古タンメン中本』のメニューの中でも一度は食べてみたいと思っていた店舗・期間限定の「冷し魚介豆乳タンメン」。
辛さレベルは0となっております。
このメニューを頂くためにホームの『御徒町店』を離れ、『船橋店』まで遠征しました。
「冷し魚介豆乳タンメン」は、スープは茶色味が強めで「豆乳」感はそれほどなさそうです。
スープを飲んでみると、ほんのりとした”ピリっとした辛さ”が感じられますが、「蒙古タンメン」と比べると辛さのレベルは全く別物。
辛さレベルは0ということで、辛い料理が苦手な方でも全然大丈夫です。
そして「豆乳」感もそれほど強くなく、”まったりとした濃厚魚介スープのつけ麺”という感じです。
スープの中には、”里芋”や”きのこ”、”豚肉”に”野菜”と豚汁に入っているような具材がたっぷり。
”お野菜”と”きのこ”が身体に良さそうです。
「冷し魚介豆乳タンメン」、想像とは少し違う味でしたが、食べ応えがある美味しい一杯でした。
イカリー焼きそば(御徒町店/2021年7月)公式辛さレベル:4
写真は2021年時点のものです
ホームの『御徒町店』の期間限定メニュー「イカリー焼きそば」。
辛さレベルは4と蒙古タンメンの辛さレベル5の一つ下のレベルです。
レギュラーメニューの「味噌タンメン」の辛さレベル3と「蒙古タンメン」の辛さレベル5の間にある「辛さレベル4」というミッシングリンクを繋ぐ貴重な存在。
イカリーとは「イカ」と「カレー」の意味なので、「イカ・カレー焼きそば」味です。
歯応えのある固めの中太麺がカレーソースの相性が抜群で、”本当に旨いです!”
カレーの辛さと唐辛子の辛さの両方の刺激が楽しめますが、カレーのスパイスの辛さの方が強めに感じられていつもの中本の辛さとはまた違う辛さで新鮮です。
辛いことは辛いですが、程よい辛さなので誰でも美味しくいただけるかと思います。
食べている最中の発汗も無し。
MUSASHI(池袋店/2023年8月)公式辛さレベル:10
写真は2023年時点のものです
個人的にとっても気になっていたのがこの店舗・期間限定メニューの「MUSASHI」。
ラーメンではなく、”まぜそば”の様に麺に激辛の”餡”をのせた”辛さレベル10”の激辛メニューです。
このメニューを頂くために、ホームの『御徒町店』から『東池袋店』に遠征をしました。
初の東池袋店、平日の夜に関わらず外待ちの列がないので
と思い店内に入ってみると、お店の中で行列が出来ています。。やはり『中本』は並ばずには食べられぬ運命、、
池袋に遠征してご対面の憧れ「MUSASHI」。
たっぷりのニンニクとナスなどの野菜が入った餡はかなり真っ赤な見た目で、みるからに辛そう。
”汁っけ”はほとんどないので、麺と餡が絡むようによく”マゼマゼ”して頂きます。
「北極」の様な熱いスープに浸かっているのではなく、餡は”ほかほか”な温度なので、最初は余裕で食べ進めて行く事ができます。
が、途中でレベル10の洗礼が待っていました。
頭皮、額から汗が滲んで顔をつたり、滴となってポタリとカウンターに落ち始めます。
中盤から後半にかけてはあまりの辛さに涙目になり、口の中は大火事の様です。
同じ辛さレベル10の「冷やし味噌ラーメン」よりは体感的にはもっと厳しい辛さです。
なんとか完食しましたが、夏ということもあり、食後も汗はしばらく引かず、口の中のヒリヒリも長い間続きました。
けれども
中本ファンには是非おすすめのメニューです!!
番外編 ”デリバリー 中本”
デリバリー蒙古タンメン
蒙古タンメン中本では2021年5月現在「Uber Eats」と「出前館」でデリバリーをすることができます。
2021年時点の価格で、「蒙古タンメンが送料別で1,270円」。
送料がありますのでお店でいただくよりは少々割高な料金設定です。
注文の際に”茹で麺”か”生麺”から選ぶことができます。生麺は自分で茹でる必要がありますが、茹でたての麺を食べることが出来ます。
写真は”茹で麺”を選んだものです。容器は麺とスープに別れており、自分で麺をスープに加えてレンジで加熱して調理をします。
写真とお値段は2021年時点のものです
レンジで加熱したものがこちら。写真は”ゆで玉子(120円)”をトッピングしたものです。
麺はお店で提供されるものと同じ様な太さですが、”茹で麺”を選択したからでしょうか?食べた感じは少し水分が多い様に思われました。
歯応えは柔らかめ。レンジの調理時間やワット数も影響しているかもしれませんが、お店で食べるよりは柔らかく、伸びた印象です。
具材は肉も野菜もたっぷり。お豆腐も入っていてボリュームはかなりあります。
トッピングの”ゆで玉子”。ゆで玉子の味です。
辛さに関してはお店と変わらずなかなかの辛さ、後半は頭皮や額から少し汗が出てきます。
デリバリーの正直な感想はお店で食べた方が美味しい。です。
(あくまで個人の感想です)
デリバリーでもお店の味の雰囲気はよく出ていますし、自宅でのんびりと食べたり、並ばなくて良かったりとデリバリーならではのメリットもありますので状況によりうまく利用できれば良いかと思います。
旨辛ラーメン好きな方におすすめのラーメン店
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本文中で紹介のメニューとお値段(2020年投稿時)
メニューとお値段 | 蒙古タンメン 820円(レベル5) |
五目蒙古タンメン 900円(レベル6) | |
冷やし五目味噌タンメン 880円(レベル7) | |
五目味噌タンメン 1,000円(レベル8) | |
北極ラーメン 850円(レベル9) | |
冷やし味噌ラーメン 820円(レベル10) | |
デリバリー | 蒙古タンメン 1,270円(送料別) |
ゆで玉子 120円 |
限定メニューとお値段(投稿時)
メニューとお値段 | 冷し麺ショウガ醤油(時期限定※御徒町店/2024年8月) 850円 |
翔んで埼玉っ子(時期限定※御徒町店/2023年12月) 1,070円 | |
冷し魚介豆乳タンメン(店舗・時期限定※船橋店/2023年8月) 1,000円 | |
MUSASHI(店舗・時期限定※東池袋店/2023年8月) 1,020円 | |
イカリー焼きそば(店舗・時期限定※御徒町店/2021年7月) 850円 |
蒙古タンメン中本「御徒町店」
筆者のホーム『蒙古タンメン中本 御徒町店』はJR山手線の「御徒町駅」から秋葉原方面に線路沿いに少し歩いたところにある「ラーメン横丁」の一角にあります。
ラーメン横丁には『つけめんTETSU』や『青葉』と言った人気のお店もありますが、その中でも『蒙古タンメン中本』はおそらく一番人気で、休日の昼間はほぼ確実に長蛇の列。平日でも並ばないで入れることはあまりないほどの人気店です。
長い行列を見ると待ち時間が
「結構かかるんじゃないかな?」
と思ってしまいますが、店内は広く、回転も速いので列が長くても較的すぐに入店することができます。
店舗詳細とアクセス
店舗名 | 蒙古タンメン中本 御徒町支店 |
アクセス | JR山手線・京浜東北線 御徒町駅南口より徒歩約1分 |
営業時間 | 月〜日曜日 10:00〜23:00 |
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