2023年3月の週末の浅草。
コロナが嘘だったかのように日本人の観光客とインバウンドのお客さんで街が溢れかえっています。
浅草に活気が戻ったのは嬉しいですが、飲食店でのランチの混雑具合は一消費者としては少々悩みどころです。
この日の舌の気分は少し辛めの味だったので、以前から気になっていた浅草の「馬道通り」沿いにある家系ラーメン屋さんの『竹三郎』で提供している「燃えろドラゴン」を頂きに行きました。

週末のランチ時間、お店に到着してみると東アジア方面からいらっしゃったであろうお客さん達が列を作っていました。
通りを挟んで向かいにある「坦々麺一龍」はすぐ入れそうだったので、一瞬悩みましたが、今日の気分は「燃えろドラゴン」だったのでとりあえず並ぶことに。

竹三郎 立地とお店について

『竹三郎』は浅草「馬道通り」に位置していて、「雷門」よりはの「浅草寺本堂」寄りに位置しています。
「浅草寺本堂」からは徒歩3分程度。
赤いバックグラウンドに黒の縁取りの白文字の看板はぱっと見の感じ、ギフトホールディングスの「町田商店」や創業新幹線の「春樹」のようなチェーン系のお店の様に見えますが、独立店舗の様です。

仲見世を抜けて、浅草寺でお参りをした後にランチで立ち寄るにはぴったりの立地です。
竹三郎 店内の様子

『竹三郎』の店内はテーブルとL字型のカウンターの全17席。

カウンターの一人当たりの幅は比較的狭く、隣の方とかなり距離が近くなりますので少し気を遣いながら食べる必要があります。
家系のお店なので、生姜やニンニクは備え付けられています。(個人的には豆板醤が欲しいところ。)
お客さんは6割が中国語圏の方、2割が東南アジア系の方、そして残りの1割づつがヨーロッパ・英語圏の方と日本人といった感じでした。
家系ラーメンのお店には他のジャンルのラーメンと比較してインバウンドのお客さんが方が多い気がします。
海外のガイドブックでは 「日本に行ったら家系ラーメンを食べましょう」 と書いてあるのでしょうか??
そりゃ昨年頃から家系ラーメンの「町田商店」を展開している「ギフトホールディングス(9279)」の株も右肩上がりな訳です。。
「2,000円台の時に買っておけばよかった・・(T_T) 」
中国本土の方が本格的に観光に来る様になったらもっと上がる・・かな? もしくは織り込み済み??
竹三郎 メニューについて

メニューとお値段は2023年3月時点のものになります
『竹三郎』のメニューは基本は家系の
- 濃厚豚骨醤油ラーメン 750円
で、他に
- 中華そば 650円
- 四川麻辣麺 800円
- 揚げニンニク豚骨ラーメン 800円
といったラーメンもあります。 ただ、やはり『竹三郎』のお目当ては唯一無二、陶板の上で提供されるグツグツの旨辛ラーメン
- 燃えろドラゴン 850円
- 坦々ドラゴン 850円
です。 ちなみに周りのお客さんのオーダーを見てみると、
- インバウンドのお客さん等は「濃厚豚骨醤油」や「四川麻辣麺」
- 日本人観光客やリピーターの方は「燃えろドラゴン」
- そしてヘビリピ、常連さんらしき方は一周回って「濃厚豚骨醤油」
といった感じでした。
燃えろドラゴン

燃えろドラゴンの写真とお値段は2023年3月時点のものです
陶板に乗せられ、グツグツに煮だった状態で提供される「燃えろドラゴン 850円」。

グツグツと音を立てている真っ赤なスープの中央から迫り上がった麺の山。
豚骨醤油ラーメンを食べていたインバウンドのお客さんも二度見をしてしまうほどのインパクトあるビジュアルです。

生卵がついていますので、スープに入れて麺と絡めていきます。
卵は”スキヤキ”の様につけ麺風にしても美味しいらしいのですが、個人的には”辛いスープ”+”生卵”=”至極”の味だと思っていますのでこの手法で頂きます。

酒井製麺風の扁平型の麺。 見ているだけで美味しいです。

モチモチの麺、スープの辛さは見た目ほどではなく、絶妙な旨辛です。
辛さは3段階で”マシ”ができるそうですが、デフォルトの辛さがバランスが取れていて良いかと思います。
もし、普通よりも辛いのが好きな方はもう一段階”マシ”ても良いかもしれません。

「燃えろドラゴン」にはライスもセットになっていますので、麺を食べ進んだところでライスを投入。


濃厚スープ(辛み有り)+ライス、最高です。

もし、今日、明日にデートがなく、お嫌いでなければ”ニンニク”は絶対入れるべきです。

旨さのレベルが界王拳のように限界突破します。

控えめに言っても「旨すぎ」でした。

家系好きで辛い物好きな方は是非お試しを!
濃厚豚骨醤油ラーメン

2024年3月の週末。お天気が良いので浅草をぶらぶらしていましたが、昨日飲みすぎたのでランチはどうも家系の気分。
浅草で家系といえばちょうど一年前の4月に「燃えろドラゴン」を食べた『竹三郎』です。

お店についてみるとランチのピーク時間なので相変わらずインバウンドのお客さんで混んでいて満席。
店先にはアジア方面からのインバウンドの方が一人並んでいます。列に並ぶとすぐにその後ろにまた海外からの方、日本人の方が列を作っていきました。
お値段は全体的に50円ほど値上がりしてます。


濃厚豚骨醤油ラーメン800円+味付けたまご100円+ライス小50円で合計950円。

味の濃さは控えめで家系としてはかなりマイルドなスープ。
家系を食べ慣れていないインバウンドの方にもピッタリです。

「燃えよドラゴン」と同じ、扁平した少し柔らかめの麺。

チャーシューはしっかりした食感で味濃いめです。

黄身が半熟の「味付けたまご」。ほどよい塩加減でライスに乗せて食べたらイケました。

ライスは小サイズを選びましたが、結構量が多くお腹が膨れました。
個人的には味濃いめの家系が好みなのでもう少しパンチがあった方がよかった気もしますが、マイルドで食べやすい家系です。
おしまいに

インバウンドのお客さんとリピーターさん、日本人の観光客といろいろなお客さんが入り混じる不思議な空間。
店主の方は流石に慣れたもので、フレンドリーにインバウンドのお客さんに対応をしています。
一見イカつそうな見た目の方ですがお客さんへの気配りがしっかりしていて対応も柔らかでいい感じです。
「燃えろドラゴン」「豚骨醤油ラーメン」を両方食べてみた感じでは、やはり「燃えろドラゴン」のコスパの良さとウマさが際立ちました。
コスパ、接客対応、立地の良さ、そして「燃えろドラゴン」の旨さ。
浅草のオススメのラーメン店の一軒です。
本文中で紹介のメニューとお値段
メニューとお値段 | 燃えろドラゴン 850円(2023年4月時点)※2024年では900円 |
濃厚豚骨醤油ラーメン 800円(2024年3月時点) 味付けたまご 100円 ライス小 50円 | |
店内環境 | |
接客対応 | |
満足度 | |
コスパ | |
オススメ度 |
店舗詳細とアクセス
店舗名 | 竹三郎 |
アクセス | 浅草寺本堂から徒歩約3分 都営地下鉄浅草線【浅草駅】から徒歩約6分 |
営業時間 | 【火〜金曜日】 |