関東の方にはもう説明不要の「熱烈中華食堂 日高屋」。
駅前の立地、お手軽な価格、そしてちょい飲みも出来ると万能なお店。
東京、神奈川、千葉、埼玉等の関東圏の好立地に出店しているので、関東にお住まいの方は一度は利用された経験があるのではと思います。
中華そば、味噌ラーメン、豚骨ラーメンからチャーハン、各種定食とかなり幅広い種類のメニューが用意されています。
筆者もランチやちょい飲みでかなりの回数を利用させてもらいました。メニューもラーメンから定食、つまみに至るまでほとんどの料理を食べました。
その中でも個人的にダントツで旨いと思うのが冬季限定の「チゲ味噌ラーメン」。
毎年11月〜12月頃に発売され、3月頃に終了となる冬の風物詩となっています。筆者はこれを食べないと12月が来た気がしません。
初めて食べたのは今から7〜8年ほど前だったと思います。南千住の駅前の日高屋に出ていた「チゲ味噌ラーメン」の看板があまりにもおいそそうだったので、上野でランチの予定だったのを急遽変更して日高屋に入店し、「チゲ味噌ラーメン」を注文しました。
初めて食べた時に感じた辛さとコクのスープのあまりの旨さに衝撃を受け、それ以来ずっとチゲ味噌ラーメンの虜となって今に至っています。
11月に入ってからは2020年の発売日をネットでチェック、確か12月の初めごろにTwitterをみていたら発売日のアナウンスを発見。
2020年は12月11日(金)が発売日。
発売日決定後はソワソワしながらその日を待ちわびました。
チゲ味噌ラーメンの内容について

チゲ味噌ラーメン 2020年 (640円税込み)。以前より少し値上がりしている様な気もしますが、それでもこの激ウマラーメンが600円台で食べられるというのは奇跡。
具材はニラ、白菜キムチ、玉ねぎ、豚肉、溶き卵。
スープには辛味噌を使用して、具材と一緒に調理することで辛さの中にコクと旨味が感じられる日高屋一(筆者主観による)のラーメンです。

チゲ味噌ラーメンをより楽しむ方法について
ここで少しチゲ味噌ラーメンをより楽しむ方法について説明させていただきます。
麺の太さのアレンジ
チゲ味噌ラーメンは昔は細麺だったのですが、いつの頃からか少し幅広の平打ち麺に変わりました。
筆者が始めた食べたのは細麺で、その時の印象が忘れられないので平打ち面に変更になった時に少し寂しい思いをした記憶があります。
当然人それぞれ好みがありますので、平打ちの方が美味しいと思う方もいらっしゃるかと思います。
ただ、個人的には細麺が好きなので、注文の際には口頭で「細麺」へのアレンジをお願いしています。メニューには載っていませんが、料金変わらずで変更してくれます。(最近はタブレット注文の店舗も増えてきたので要注意。)

もし「チゲ味噌ラーメン」を何度か食べる機会があるのであれば、両方食べ比べて、好みの麺の太さを自身の定番にしていただければ良いかと思います。

追加メニューについて
チゲ味噌ラーメンは野菜と豚肉、卵に麺とかなりのボリュームがあるラーメンです。
日高屋の「中華そば」が688キロカロリーに対して「チゲ味噌ラーメン」は1,030キロカロリーと中華そばの約1.5倍の熱量をもつカロリー爆弾です。
一杯だけでも満足度はかなりのものなのですが、さらなる満足を得るために「半ライス 120円」の追加をオススメします。
「ライス 180円」というのもありますが、よほど胃袋に自信がある人でなければ「半ライスで十分」。半でもかなりの量になります。
半ライスはどうやって食べるかというと、スープや卵、肉、野菜をかけておじや風にしていただきます。


ライスにスープをかけた”これ”が最高に旨いのです! ラーメンもうまいですが、このライスとスープ&具材をMIXした”おじや”も「チゲ味噌ラーメン」のお楽しみの一つです。
半ライスを追加することによって235キロカロリーがオントップされますが、その満足度はカロリーの壁を越えていきます。
日高屋日暮里店について
日高屋は大体どこの駅にもありますが、2020年の初チゲ味噌ラーメンは比較的広い店内、そして空いていることが多いので個人的に好きな「日暮里東口店」でいただくことにしました。
ステーションタワーというビルの3階なので、ふらっと立ち寄る人は少なく、その場所を知っている人がわざわざ狙っていく様なお店です。
ちなみにすぐ近くにも路面店の「日暮里南口店」があるのですが、そちらは夜は呑み客で常に混み合っていて落ち着かないので、筆者の利用頻度は圧倒的に東口店の方が多いです。
2020年12月 初チゲ味噌ラーメン
前置きが長くなりましたが、いよいよ2020年初のチゲ味噌ラーメンを実食していきたいと思います。
前項での説明の通り、オーダーは「細麺」、追加は「半ライス」です。

2020年初「チゲ味噌ラーメン」はこちら。
結論から申し上げると、これは本来の「チゲ味噌ラーメン」とは少し違うものだったと思います。
スープの上全体に広がる溶き卵の存在。これは「大宮坦々麺??」と思えるものでした。
知っているチゲ味噌ラーメンはもうちょっとスープが赤くて、こんなに溶き卵は多くはなくて、もう少しニラや白菜の存在感がある外見だった様な気がします。

スープの味もかなり”マイルド”。
ガツンという辛さが無く、野菜や味噌の旨味やコクの方が強いです。

以前は食べると額や頭から汗が噴き出る様な辛さで、ポケットティッシュが一袋では足りない様なとんがった感じだった気がしますが、今回はスープに対しての卵の量が多く感じられ、かなりマイルドな味。
下手をしたらチゲ味噌ラーメンの前に販売を開始する「モツ野菜ラーメン」の方が辛いかも。

辛いのがダメな人でも全然問題なく食べられる万人受けしそうな辛さです。
2020年初のチゲ味噌ラーメンを食べた感想としては、非常に食べやすくて美味しかった。です。
別店舗でもう一杯
2020年一番最初の「チゲ味噌ラーメン」が少し思っていたのと違ったのですが、次にもう一度食べた時の写真がこちら。
↓こちらはスープの赤みが強く、思っていた通りの外観。

スープも喉にビリビリとくる辛さ。2020年一発目のチゲ味噌ラーメンよりずっと辛いです。
これは辛いの苦手な人にはちょっと厳しかもしれません。

結局発売してから一番最初に食べたチゲ味噌ラーメンは普段よりも辛さがマイルドな印象でしたが、それ以降に食べた物は結構辛く、食べていると汗がじっとりと出てくる、いつものチゲ味噌ラーメンの味でした。
チゲ味噌ラーメンはやはりこの辛さが美味しさの秘訣だと思います。
最初の一杯はレシピ間違えた???
モツ野菜ラーメン

日高屋の季節限定シリーズで秋になると発売されるのがこちらの「モツ野菜ラーメン 640円(税込み)」
季節限定ということで、毎年秋口になると日高屋の店舗前に大きく広告されるので、よく目に留まるメニューです。

筆者はこの「モツ野菜ラーメン」数年前に一度だけ食べたきりで、それ以来選択肢から外れたメニューでした。
ファンの方には申し訳ないのですが、その数年前に食べたモツは内臓の匂いが取れておらず、油気が無いゴムの様な食感で、噛みきれずにいつまでも口の中に残っていました。
その時は残すことに申し訳ないとは思いつつ、麺だけを食べて退店しました。
そして2020年。いつもの日高屋「日暮里東口店」で何を食べようか悩んでいると、同じカウンターに並んでいるたお姉さんが一人で「モツ野菜ラーメン」と「チャーハン」と「餃子」を旨そうに食べている風景に遭遇。
女性が一人で3品目と、あまりの食べっぷりの良さにこの人はフードファイター?と思ったりもしましたが、とても美味しそうに食べるので、つい彼女と同じ「モツ野菜ラーメン」をオーダー。
数年振りの対面となりました。

スープは見た目の通り、少し辛めです。

麺は平打ち。スープとのバランスを考えると細麺よりはこちらの麺の方が相性が良いかもしれません。

肝心のモツ。食べてみると昔よりも匂いは感じられません。
固さも以前ほどでは無いように思えます。
数年間で着実にレベルアップしているように感じました。

ただ、やはり季節限定メニューですと「チゲ味噌ラーメン」に軍配が上がります。
おしまいに
個人的に日高屋でのNO1メニューの「チゲ味噌ラーメン」。
冬になると日高屋ではほぼこのメニューしか頼まないというほど大好きな一杯です。
季節限定で、毎年11月末から12月上旬ごろに始まり3月いっぱいごろまで楽しめる冬の名物。
是非一度お試しください!
本文中で食べたメニューとお値段
メニューとお値段 | チゲ味噌ラーメン 640円 |
モツ野菜ラーメン 640円 | |
半ライス 120円 | |
満足度 | ★★★★★ |
コスパ | ★★★★★ |
オススメ度 | ★★★★★ |
店舗詳細とアクセス
店舗名 | 日高屋 日暮里東口店 |
アクセス | JR各線 日暮里駅 東口より徒歩約2分 |
営業時間 | 10:45〜23:30(L/O 23:00) 日曜日・祝日営業 |

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