今回はその『きみはん』の本店、台東区の根岸にある『きみはん総本店』をご紹介します。
JR御徒町駅の南口から出て直ぐ、山手線のガード下に5店舗のラーメン屋さんからなる「御徒町 ラーメン横丁」があります。[caption id="attachment_11885" align="aligncenter" width="88[…]
きみはん総本店 お店と立地について
『きみはん総本店』はJR山手線「鶯谷駅」の南口から「言問通り」方面へ向かい、通りを渡って真っ直ぐ歩いたところにあり、駅からは歩いて約6分。
東京メトロ日比谷線の「入谷駅」からが一番近く、歩いて約4分です。
お隣には人気ドラマ「孤独のグルメ」に登場した、インスタ映え間違いなしの「グラパン」や「コーヒーフロート」といったメニューが名物の喫茶店『デン』があります。
(『デン』は週末のお昼はいつも行列です。)
JR鶯谷駅から歩いて少しのところに週末になると行列ができる喫茶店「DEN デン」があります。最初はなんで喫茶店なのに行列ができるのか謎でしたが、ドラマ版「孤独のグルメ」(Season3 8話)を見ていたらなんとこのお店が登場しているでは[…]
きみはん総本店 店内について
お店はL字型のカウンターのみの10席。
席は数なめですが、店内は広く、カウンターや座席間も広めで、椅子と壁までの距離も十分にあり、かなりゆったりとした印象があります。
そしてランチ休憩なしの通し営業は金曜に飲み過ぎてしまい昼過ぎまで寝ていている週末には個人的にはとても助かります。
(飲んだ次の日の『きみはん』は最高です。)
コロナ禍の時は”つい立”がありましたが、コロナが落ち着いた後は撤去されました。
個人的には”つい立”があった方が落ち着いて食べられるのですが、コロナが終わって外国人の方やカップルのお客さんが増えたので仕方ありません。。
きみはん総本店 メニューについて
券売機の写真は2023年時点のものです
『きみはん』の看板メニュー「中華そば」は「醤油」「塩」の2種類。
「つけめん」も扱っています。
季節限定メニューもあり、「鬼油」や「二郎系」といったユニークなラーメンも登場します。
季節限定メニューは『つけめんTETSU』と同じものになります。
メニュー名 | 2020年初稿時 | 2023年時点 |
特製中華そば(醤油・塩) | 1100円 | 1250円 |
中華そば(醤油・塩) | 800円 | 900円 |
梅香る煮干しつけめん | 880円 | 980円 |
特製梅香る煮干しつけめん | 1180円 | 1330円 |
ちゃーはん | – | 800円 |
中華そば(醤油)
中華そばの写真とお値段は2020年5月時点のものです
中華そば(醤油)800円はシナチク、チャーシュー、ノリ、ネギとオーソドックスな見た目ですが、魚介の風味が際立つ特徴的な味です。
琥珀色で半透明、煮干し出汁がキツすぎず、柔らかくあっさりとしていて飲みやすいスープ。
柑橘系の皮が入っていて、噛んだ時にスッとした香りが立ちます。
麺は細めのツルッとした舌触りの縮れ麺。
チャーシューは2枚。
口の中でほろっととろけるような感じではなくしっかりとした硬めのチャーシューです。
最後にお店のオススメの食べ方、”スープに酢を回し入れて味を変化”して完食。
魚介系の濃すぎないスープが好きな方にはぴったりです。
中華そば(塩)
中華そば(塩)の写真とお値段は2023年1月時点のものです
『きみはん総本店』の2種類ある中華そばのもう一つの味「中華そば(塩) 880円」。
醤油とほぼ変わらない半透明の琥珀色をしたスープ。
飲んでみると醤油同様に煮干しの味が強く感じられます。
醤油を食べたのは結構前なので、味の比較は難しいですが、塩はコクがあり厚みがある味がします。
醤油同様のツルツルもちもち食感の縮れ麺。
久しぶりの中華そばでしたが塩も旨い。
梅香る煮干しつけめん
つけ麺の写真とお値段は2021年11月のものです
「梅香る煮干しつけめん 880円」は並(200g)大(300g)特盛(400g)の3サイズから無料で選択可能となっています。
麺は熱盛りへの変更も可能。
↑こちらは300gの写真。結構ボリュームがあります。
つけダレは濃厚な魚介ダレですが名前の通り、梅がほんのりと香る爽やかな味です。
つけダレの中に、切り落としチャーシューがコロコロと入っています。
中華そば同様にツルツルの喉越しの良い麺。
太さは”つけめん”の方は中太で歯応えがアップしたもちもちとした食感、茹で具合もバッチリです。
濃厚ながら、後味がさっぱりとしたつけダレと麺の相性が抜群の「つけめん」。
「中華そば」も美味しいですが、「つけめん」の方もつけめん専門店で食べたような美味しさです。
ちなみに『つけめんTETSU』の「つけめん」は下の写真のような感じで、加水率低めの太麺、濃厚ドロドロスープなので、『きみはん』のつけ麺と異なり、ずっしりと重たい、食べ応えがあるつけ麺になります。
ちゃーはん
ちゃーはんの写真とお値段は2023年11月のものです
『きみはん』の隠れた人気メニューが「ちゃーはん 800円」。
”あえて”「ちゃーはん」をオーダーしているのは”リピーター風”のお客さんに多い気がしています。
少し”しっとり”気味の仕上がりの「ちゃーはん」。
味付けは濃過ぎず、丁度いい”塩梅”です。
刻んだチャーシューがたっぷりと入っていて、プチっとした食感が心地良さを演出。
満遍なく入っているので、一口ごとに必ずチャーシューの味と食感が楽しめます。
ボリュームも十分。「ちゃーはん」一皿でなかなかの満足度です。
ちなみに「半ちゃーはん」は400円。「中華そば・半ちゃーはん」のセットにすると1200円なので100円オトクになります。
限定メニュー
こってり煮干し中華そば(2024年1月限定)
2024年1月の限定メニュー「こってり煮干中華そば 980円」。
背脂が浮いており、見た目はコッテリとしていてそうですが、飲んでみると柚子のふんわりとした香りと節の香りで意外と軽やかな飲み口。
クドくないのでスルスルと麺が進みます。
あっという間に完食。
もっとコッテリしたものを想像していましたが、レギュラーの中華そばの良さを残して程よく背脂を増して少し重た目に仕上げた感じでした。
上品なコッテリ具合の仕上がりはさすが「きみはん」です。
おしまいに
立地的には少しわかりづらい場所にあり、決して好立地とは言えないかもしれませんが、週末になるとピークを過ぎてもお客さんでいっぱいの『江戸前煮干中華そば きみはん 総本店』。
入谷、鶯谷方面にお越しの際は是非お試しください!
本文中で食べたメニューとお値段
食べたメニュー | 訪問日時点のお値段 | 最終訪問時のお値段 |
中華そば(醤油) | 800円(2020年5月) | 900円(2024年1月) |
梅香る煮干しつけめん | 880円(2021年11月) | 980円(2024年1月) |
中華そば(塩) | 880円(2023年1月) | 900円(2024年1月) |
ちゃーはん | 800円(2023年11月) | 800円(2024年1月) |
こってり煮干中華そば | 980円(2024年1月) | 980円(2024年1月) |
店内環境 | |
接客対応 | |
満足度 | |
コスパ | |
オススメ度 |
店舗詳細とアクセス
店舗名 | 江戸前煮干中華そば きみはん 総本店 |
アクセス | JR山手線 鶯谷駅北口より徒歩約3分 メトロ日比谷線 入谷駅 徒歩約4分 |
営業時間 | 【月〜日曜日】 11:00~23:00 |