
2018年末に三田の慶應大学近く、新たな家系ラーメンがオープンしました。この立地は飲食が難しいのか、ちょくちょく店舗が入れ替わる場所。
また家系ではすぐ近く、慶応正門前の武源家もありと、正直条件が厳しい様に思われましたが、2020年8月現在も元気に営業中の実力派のラーメン店です。
店主の方は6年間のラーメン修行の後に独立。こちらのお店を開業したそうです。
看板には大きく「とんこつラーメン」と書かれているので、博多の細麺のとんこつラーメンかと思いきや実際は家系ラーメン。
開店後はしばらく博多ラーメンかと思っていました。

店内は10席のカウンターのみですが、それほど狭さは感じられません。

メニューについて
メニューは、のり、青菜、チャーシューが具材のスタンダードな家系「ラーメン」(並・700円、中・800円、大・900円)と「チャーシューメン」(並・900円、中・1,000円、大・1,100円)の2種類。
味付け卵などの追加トッピングも用意がありますが、かなりシンプルなメニュー展開です。
その他、上記のメニューの他、時期限定モノのメニューも加わります。
ラーメン並が700円からというのは嬉しい価格設定。

家系はライスが無料のところが多いのですが、藤参は別途で100円。ただし、ライスは「玄米」を利用。そして一度頼むとその後のおかわりは無料と他のお店と差別化してあります。

ラーメンへのこだわり

ラーメンの具はスタンダードな家系ラーメンですが、チャーシューは大きめで存在感があります。
麺はストレートの中太麺。一般的な家系と同じ見た目ですが、食べやすさを考慮して麺は短めにしてあるとか。

なんと言っても他の家系ラーメンチェーン店と違うところは自家製スープ。
毎日200キロの豚、鶏ガラを仕込んで作っているそうです。

お水は通常の水と炭酸水も無料で飲むことができます。こってりの家系の後に口の中をスッキリしてもらいたいからという店主の計らいです。
期間限定 アカフジ
基本メニューのバリエーションは少なめですが、期間限定のラーメンもメニューに加わります。
こちらは2020年の夏期間限定の「アカフジ」900円

チャーシュー、青菜の代わりにメンマとひき肉、モヤシが乗った辛いラーメンです。
辛さを求める人には注文した後でも辛さの「増し」ができるそう。
個人的には程良い辛さでした。

スープはこんな感じで結構赤いです。見た目から辛そうですが、激辛というほどでも無いので特別辛いのが苦手な方でなければ美味しくいただけます。


麺はラーメンと同じ、中太ストレート。

今年の暑い夏に辛くて暑いラーメンですっかり汗だく。新陳代謝がよくなりました。
おしまいに
店名の由来は日本一の山「富士山」ですが、メンバーの性に「藤」が共通で使われていたから「藤」を充てたそうです。
三田の激戦区ではありますが、本当に美味しい本格は家系ラーメンが食べられるお店です。
看板に描かれている真っ赤な富士山の様にいつまでもずっしりと店を構え続けて欲しいと思います。
紹介のメニューとお値段
紹介のメニューとお値段 | ラーメン(並)700円(税込み) |
紹介のメニューとお値段 | 玄米ごはん 100円(税込み) |
紹介のメニューとお値段 | アカフジ 900円(税込み)※季節限定 |
満足度 | ★★★★★ |
コスパ | ★★★★ |
オススメ度 | ★★★★ |
店舗詳細とアクセス
店舗名 | とんこつラーメン 藤参 |
アクセス | JR田町駅 東口から徒歩約7分 都営地下鉄三田線 三田駅A出口から徒歩約4分 |
営業時間 | 11:00~23:50 定休日 日曜日・祝日 |