「蒙古タンメン中本」旨辛ラーメンの超人気店で筆者も大好きなお店の一つです。
ただ、とにかく人気があるのでお店はいつも行列でなかなか気軽に食べることができません。
そんな超人気店の味を再現し、お家でいつでも気軽に楽しめるのが蒙古タンメン中本のカップラーメン。

基本の「旨辛味噌」の他、激辛の「北極」に汁なしの「焼きそば」など味のバリエーションも豊富。
またカップラーメンは基本家で食べますので、いろいろなアレンジを加えて自由に食べることができるのも魅力です。
今回はそんな蒙古タンメンのカップラーメンの食べ方をご紹介していきたいと思います。

Step 1 オリジナルの味を楽しむ

まずは普通にいただきます。
普通に食べても十分美味しいのですが、トッピングを加えると味に変化が生まれて美味しさをさらに引き立ててくれます。
よく聞くちょい足しのトッピングとしては 「チーズ」「納豆」「生卵」「牛乳 」等々。
トッピングのそれぞれの感想については後述します。
Step 2 追い麺をする
残ったスープに”追い麺”をして今度は”つけめん風”に楽しみます。
麺はつけ麺用の極太でも中華蕎麦用の細麺でもなんでもお好みのものでOKです。
残ったスープを別皿に開け、つけ麺として第二ラウンドです。
今回はちょっと変化球の「うどん」です。

追い麺を太麺の中華麺にする場合はオリジナルの中本の食感に近くなります。
”うどん”にするとツルツルの喉越しとなり、ラーメンとは全く別の雰囲気が楽しめます。

Step 3 ライスを入れる

つけ麺で余ったスープに最後にライスを入れ”おじや風”にしてスープの最後の一滴まで味わい尽くします。
お好みでチーズを入れてレンジでチンするとコクがたっぷりのリゾット風に。

この辺りまでスープを使い回すと辛さもだいぶ落ち着いてきます。
チーズとのコンビネーションで辛さ以外の旨さが楽しめます。

ここまでフルに食べるとお腹ははちきれそうなほど満腹になります。
ちなみにこの全てのカロリーの総量は旨辛味噌542kcal+うどん1玉250kcal+ご飯1杯230kcal+チーズ50kcal=1,072kcal
二郎系のラーメンは一杯おおよそ1,500kcal。
これだけ食べて約1,000kcalというのを多いと見るか、少ないと見るか。
ただ味とボリュームの満足度はただのカップラーメンとは比較になりません。
蒙古タンメン中本 旨辛味噌のお勧めトッピング
蒙古タンメンカップラーメンのもう一つの楽しみ方は色々なトッピングを加えてオリジナルの味を作り出すアレンジ方法の多彩さ。
ここでは有名なアレンジ方法と感想をご紹介します。
チーズ×蒙古タンメン中本 旨辛味噌

食べる前から美味しそうなチーズアレンジ。
”辛い食べもの”+”チーズ”は鉄板の組み合わせなので間違いなく美味しいはずです。

辛さがマイルドになり味にコクが出ました。
安定の美味しさです。

チーズの量が少ないとスープの味に負けてしまうので、思い切って大量に入れるのが美味しくなるポイントです。
納豆×蒙古タンメン中本 旨辛味噌

こちらは意外な感じがする納豆とのアレンジです。
ただ、”味噌汁に納豆”は昔からある組み合わせなので意外と合うのかも。

納豆の粘りで箸が滑り、麺を捕らえられず少々食べづらいです。

味としては「旨辛味噌」のスープの味が強いため、納豆の風味がかなり弱く感じられます。
正直なところ、納豆は無理して入れなくても良いかな?という印象。
個人的には納豆はご飯にかけて食べる方が良い気がします。
生卵×蒙古タンメン中本 旨辛味噌

辛い食べ物をマイルドにする方法としてメジャーな具材の一つが「生卵」。
こちらも試すまでもなく美味しいのは間違いなしです。

生卵をそのままカップに落とし、お湯を注いで5分。

時間が経ったら黄身を崩しスープと混ぜて完成です。

辛さが抑えられ、かなりマイルドな味になりました。
卵が加わり、味に深みが出たスープは当然ご飯との相性も抜群。

最後はおじやにしてスープも残さず完食。
生卵は簡単かつ美味しく、そして大体冷蔵にいつでもストックがあるので敢えて買いに行かなくても良いお手軽オススメトッピングです。
辛さがかなりマイルドになるので
「辛いのが苦手だけど、蒙古タンメンが食べたい!」
という場合はぜひ生卵トッピングをお試しください。
カマンベールチーズ&卵黄×蒙古タンメン中本 旨辛味噌

チーズ&卵黄のトッピングで「カルボナーラ風」になるという噂を聞いたので試してみました。
カマンベールチーズ半分を加えてお湯を注ぎます。
5分後、そこに卵黄を入れ、胡椒、刻みニンニクを加えてよ〜く混ぜ混ぜします。

混ぜているとカマンベールチーズの良い香りがしてきます。
スープは赤からオレンジに変わり、若干ねっとりとしてきました。
よく混ざったところで一口食べてみます。

チーズ味が強い中本です。
チーズ味が強く、玉子のコクがある美味しい中本です。
辛さは若干抑えられましたが、中本らしい尖った辛さは相変わらず健在。

このトッピングはカルボナーラではありませんでした。
カルボナーラ風にするにはスープ無しで調理をする必要がありそうです。

ライスとの相性は絶対良さそうなので最後にライスにスープをかけてレンジで再加熱します。

チーズ風味が強い中本おじやになりました。
旨いです。

美味しい組み合わせでしたが、カマンベールチーズは少々高いのでちょい足しのトッピングとしてはコスパが悪いかもしれません。
個人的にはカマンベールチーズはワインのつまみとして頂くのが良いかと。
ピーナッツクリーム×蒙古タンメン中本 旨辛味噌

こちらも比較的メジャーなトッッピングの「ピーナッツクリーム」。
コクが出るとの噂です。
大さじで1杯のピーナッツクリームを加えてよく混ぜます。

スープからは甘いピーナッツクリームの香りがします。
飲んだ感じはコクがあり、ほんのりと甘い味になりました。
甘さで辛さが弱くなるのを心配しましが、辛さは依然としてありますので中本の魅力の辛さは十分に楽しめます。

劇的に味が変化するといほどではありませんが、コクとほんのりとした甘さが加わりいつもと少し違った中本を楽しめました。

個人的には思っていたよりも相性が良いトッピングでした。
もし家にピーナッツクリームがあれば試してみても面白いと思います。
レモン汁&ケチャップ×蒙古タンメン中本 旨辛味噌

蒙古タンメンのカップラーメンにレモン果汁とケチャップを入れるとエスニックな味になるという話を聞きましたので試してみました。

とりあえずベストの配分がよくわからないので、適当にそれぞれを大さじで2杯づつ入れてみます。

トッピング完了後、最初の一口を食べた感想は完全にケチャップです。
ケチャップの味のラーメンになりました。

ケチャップが強すぎるので、大さじでもう一杯レモン果汁を加えてみます。

なんと、この大さじ一杯のレモン果汁で味が激変!
中本がトムヤンくんになりました!

完全にトムヤンクンラーメンです。
オリジナルの味の原型が無くなり、中本は遠くにイってしまいました。

「レモン果汁&ケチャップ」に関してはトッピングというよりは完全に別な味に変化してしまいました。
最初はケチャップを入れすぎて失敗しましたが、おそらくケチャップとレモン果汁の割合は 1:2 位か、もう少しレモン多目が良いかと思います。
とにかく味の変化は楽しめましたが、トムヤンクンが食べたければ中本を改造するよりは、トムヤンクンのスープを買ってきて食べたほうが良いかと思います。
豆乳&魚粉×蒙古タンメン中本 旨辛味噌(冷やし)

確か以前、中本の実店舗で「冷やし豆乳魚介つけ麺」のような感じのメニューがあった気がするのでカップラーメンでも出来ないかと思い実証して見ました。
使ったのは豆乳と100円ショップに置いてあった魚粉です。

今回は”冷やし”でイキたいと思いますので豆乳を温めずに投入します。

そして魚粉を大さじ1杯。

辛味ソースを加えて冷蔵庫で30分冷やします。

30分後、冷蔵庫から取り出すとまだ麺はガチガチです。まだ食べれなさそうなのでとりあえずもう30分寝かしてみます。

1時間熟成の豆乳蒙古タンメン。
まだ麺は硬くてパキパキしますが、お腹が空いてもう待てないので食べてみます。

最初は魚粉独特の香りが目立ちましたが、スープとよく混ぜることでこれが意外と絶妙のハーモニーとなりました。
豆乳&旨辛味噌スープは超濃厚で正直結構旨いです。

麺は1時間経ってもかなり硬めでしたが、食べれなくはないレベル。
そして、スープが冷たいことで、中本の魅力の辛さが抑えられるかと懸念していましたが、いざ食べてみると結構辛いです。
間違えて、北極の方を調理してしまったかと思うほどの辛さが感じられました。

意外と美味しかった「豆乳&魚粉」を冷風にしたカップラーメン中本。
麺がもう少し柔らかければさらに高得点でした。
今度、機会があれば一晩くらい寝かせてみたいと思います。
豆乳&魚粉×蒙古タンメン中本 旨辛味噌(リゾット)

スープが結構余ったので、最後はリゾットです。
グラタン皿にご飯を入れ、スープをかけ、とろけるチーズを”多めに”乗せます。

オーブンで温めてチーズに焦げ目がついたら完成です。
かなり良い香りがします。

濃厚魚介豆乳スープにチーズとライスの組み合わせがヤバいです。
激旨し。
旨さのあまり語彙力が低下しました。

牛乳×蒙古タンメン中本 旨辛味噌

最後はお湯ではなく、沸騰させた牛乳でラーメンを作ります。
筆者個人的に「牛乳」の味と香りがあまり得意ではなく、牛乳そのものを飲むということがほとんどないので、この牛乳アレンジは食べられるかどうか少し心配です。
鍋で牛乳を温めると香りがさらに強くなり食べる前にギブアップしそうに。
カップに牛乳を注いで5分。
蓋を開けると牛乳の匂いが抑えられ、美味しそうな味噌の香りに変化しています。
実際に食べてみると、お湯と比較してスープのコクが格段にアップ!
いつも食べている中本とは違うラーメンの様です。

牛乳の味も匂いも旨辛味噌スープと混ざり合うことでそれほど気にならなくなるので、牛乳が苦手な方でもこの食べ方はお勧めです。

感想としては素直に美味しいです。
今までのアレンジの中では一番味に変化が起きた上に美味しさもアップ。
これぞアレンジの醍醐味です。

余ったスープがもったいないのでライスと混ぜてリゾットにします。
チーズ、胡椒、オリーブオイルを加えてチーズが溶けるまでレンジで温めます。

旨辛味噌×チーズ×ライス。
このコンビネーションはかなりの絶品。めちゃうまです。
これだけで一つの料理として確立できます。
(麺よりもライス×チーズの方が美味しいかも)

アレンジ名 | オススメ度 |
旨辛味噌×チーズ | |
旨辛味噌×納豆 | |
旨辛味噌×生卵 | |
旨辛味噌×カマンベールチーズ&卵黄 | |
旨辛味噌×ピーナッツクリーム | |
旨辛味噌×レモン果汁&ケチャップ | |
旨辛味噌×豆乳&魚粉(冷やし麺仕立て) | |
旨辛味噌×牛乳 |
蒙古タンメンカップラーメンのバリエーション

蒙古タンメン中本のカップラーメンはレギュラーで発売されている「旨辛味噌」の他、期間限定の物も多く、店頭で新作を見かけた際にはすぐに購入することをお勧めします。
「北極」の様に再販売を繰り返している物もありますが、再販がないこともありますので、「後で」と思っていると販売終了してしまって後悔する場合があります。
北極

2014年の発売以来何度か再販売をしている準レギュラーの「北極」。
中本ファンであれば、実際に食べたことはなくても、噂伝いで北極がいかに辛いかはご存知かと思います。
オリジナルの「北極」同様、カップラーメンの「北極」もかなりの辛さ。
辛いものが得意な方以でなければは完食が難しいかもしれません。
筆者はオリジナルの北極はなんとか完食できるレベルですが、カップラーメンの方も”なんとか完食”できるレベルの辛さです。
ずっしりと頭の裏に来る重たい辛さは食べていると涙が溢れ、”泥酔していてもシラフに戻ることができる”レベル。
スープまで完飲となるとかなり躊躇します。
価格 | 225円 |
内容量 | 117g |
カロリー | 552kcal |
発売日 | 2014年7月14日 |
辛さ |
旨辛味噌

元々は2008年発売とかなり歴史があり、現在2021年までに5回のリニューアルがありました。
写真のものは第五世代です。
具沢山で食べ応えがあり、辛さと旨さはオリジナルの味の再現度が高いです。
結構辛いですが、辛さだけでなくコクと旨さがあり美味しくいただけるレベルです。

麺は少し太めで歯応えがありオリジナルの雰囲気を楽しめます。

価格 | 216円 |
内容量 | 122g |
カロリー | 542kcal |
発売日 | 2008年11月26日 |
辛さ |
2021年5月 北極焼きそば

北極と名がついておりますので、激辛を想像していましたが、辛さは意外とマイルド。

個人的には「ピリ辛」程度で「旨辛味噌」よりも辛さは控えめに感じられました。

価格 | 246円 |
内容量 | 174g |
カロリー | 785kcal |
発売日 | 2021年5月3日 |
辛さ |
2021年11月 チーズの直撃

2017年の発売から何度か再販を繰り返している「チーズの一撃」の新バージョン、「チーズの直撃」。

コロコロチーズ入りで、旨辛味噌にアレンジとして入れると美味しいチーズの味がデフォルトで楽しめます。
チーズ感強め、その分辛さがマイルドになり食べやすくなっています。

価格 | 213円 |
内容量 | 118g |
カロリー | 533kcal |
発売日 | 2021年11月15日 |
辛さ |
2022年11月 トマト&チーズ味

2022年11月発売の「トマト&チーズ味」。
トマトベースのスープは昔実店舗でもあったメニューのようなので旨辛味噌との相性は良さそうです。
コロコロトマトが入っています。

完成後に蓋を開けるとチーズの香りがムワッと立ち込めます。

チーズの風味がかなり感じられます。
スープは酸味が強く、辛さは控えめ。
オリジナルの「旨辛味噌」よりも辛さのレベルは低く感じられます。
とは言っても普通のカップラーメンと比較すると結構辛いです。

最後は当然ライスを入れてスープまで完食します。
トマトの酸味があるのでリゾットにするには追いチーズをした方が良かったかも。

酸味強め、辛さ控えめで中本のイメージとは少し違うように感じられましたが、これはこれで美味しいです。
価格 | 224円 |
内容量 | 115g |
カロリー | 527kcal |
発売日 | 2022年11月12日 |
辛さ |
2023年2月 海老味噌

2022年2月に初めて食べて、かなり美味しくてレポートをしたかったのですが、その時の写真を撮り忘れていて後悔していた「海老味噌」味。
なんと2023年2月に再度販売されました!

フリーズドライのエビが入っています。

お湯を入れて蓋を開けると海老の良い香りが立ち込めます。
去年の記憶が蘇り食べる前からもう美味しいです。

辛さは控えめ。
海老の風味とコクを楽しむ変化球の味です。


海老の奥深い風味とコクが楽しめるユニークなバリエーションです。
辛さは控えめですが、魚介系好きならきっとハマると思います。
〆のライスとの相性も抜群です。
価格 | 224円 |
内容量 | 116g |
カロリー | 526kcal |
発売日 | 2023年2月20日 |
辛さ |
2023年6月 辛旨魚介味噌まぜそば

昨年6月にも発売されていたという「辛旨魚介味噌まぜそば」。
今回が初の実食です。

”辛い味噌だれ”と”魚粉”の2袋付き。

お湯を注いで5分、湯を切ってよく”まぜまぜ”します。

”魚粉”がかなりインパクトのある香りです。

全体的にボリュームがあり、麺が太めで食べ応えがあります。
他の汁ありカップ麺は500kcal台なのに対して744kcalと200kcalほど多くなっていて、北極焼きそばに近いカロリーです。
辛さはピリ辛程度。
辛いといえば辛いですが、刺激を楽しむというよりは濃厚な旨辛を楽しむという感じです。

旨くてボリュームがあり、蒙古タンメンのカップ麺はどれを食べてもやっぱり満足度高いです。
価格 | 267円 |
内容量 | 176g |
カロリー | 744kcal |
発売日 | 2023年6月6日 |
辛さ |
おしまいに
今回は色々な食べ方、アレンジをご紹介させていただきましたが、個人的一番のお勧めアレンジはなんといっても牛乳です。
牛乳が苦手な筆者でも美味しく頂けました。そして締めのリゾットも最高。
1回で2度美味しい牛乳アレンジ、ぜひお試しください!
また今後も新しいアレンジが発見されたらこちらに追加で紹介していきたいと思います。