JR常磐線の三河島駅から三ノ輪方面に向かう住宅街のど真ん中にある町中華「すずき」。
立地的にも地元の方以外は通ることがないような道にあり、真っ赤な看板に「ラーメン」の暖簾、街の風景に溶け込んだ風景はいかにもローカルの方のためにあるといっても過言ではない中華料理屋さんです。
店内に貼ってある新聞の切り抜きにも書いてありますが、この「ずずき」は豊洲の中華の名店「なだ満」で働いていた方が2003年に独立したお店とのこと。
「すずき」の存在は以前から知っていましたが、実際に訪れたことはありませんでしたので、名店の味を引き継ぐ腕のいい店主のお店だったとは驚きです。
ちなみに名物は「なだ満」同様「ニラそば」と「シューマイ」です。
「ニラソバ」に関しては店主の方から直接聞いたので間違いありません。
すずき 立地とお店について
「すずき」の最寄り駅はJR常磐線の三河島駅。
駅を出て目の前の尾竹橋通りを鶯谷方面へ向かい、韓国料理店「世味」を左手に曲がってまっすぐ行った先にあります。
三河島駅からは徒歩約6分です。
すずき アクセスマップ
すずき 店内の様子について
「すずき」の店内はカウンターとテーブルの12席。
テーブルは二人掛けですが、お客さんは一人客が多いです。テーブルを一人で使い、全員がテレビがある入り口方向を向いて座っています。
この入り口方向を向いて一人で座るというのが「すずき」の暗黙の了解のようです。
二人で来店の場合は逆にカウンターを利用するようです。
ひとりに優しいお店「すずき」。このブログの趣旨にぴったりのお店です。
すずき メニューについて
「すずき」のメニューは基本的に麺類が多く、アルコールのおつまみにご飯ものはチャーハンとライス。
名物は「シューマイ 400円」と「ニラソバ 750円」ですが、常連さんらしき方たちはアルコールと適当につまみを頼んで昼のみを楽しんでいる様子。
それにしても「ラーメン550円」はなかなかの良心的なお値段です。
ニラソバ
「すずき」の名物メニューの「ニラソバ 750円」。
鍋で炒めたアツアツのニラとバラ肉が麺の上に乗った食欲をそそる見た目の一杯です。
出来立ての最初の一口は本当に「アツアツ」ですので気を付けてください。
アツアツのスープはしっかりとした濃い味付けで一口目から強烈な印象です。
少しとろみがついたバラ肉とニラの相性は抜群。
柔らかなバラ肉の味付けは濃いスープに負けない存在感です。
麺はストレート細麺。
柔らかすぎず、硬すぎずのちょうど良い茹で加減です。
細麺ならではの一口あたりの麺の量と食感、スープの味の濃さが絶妙で、さすが納得の名物メニューです。
シューマイ
「すずき」のもう一つの名物メニューが「シューマイ 400円」。
大粒のシューマイが4つ。ソースでいただくのが「すずき」流です。
豚肉と玉ねぎの割合が絶妙で、肉のジューシーな食感の中にも玉ねぎのサクッとした歯触りが感じられ、また粒の大きさも相まって一口の満足度が高い絶品シューマイです。
大粒4個ですが、あっさりと完食できてしまいます。
ピリ辛湯飯
「ピリ辛湯飯」これ読めますか?
筆者初めてこのメニューをオーダーした時、
とオーダーしたところ、
と言われて「???」となったことがあります。
メニューにあるのに、何で?と思ってよくメニューを見てみると「麺」じゃなくて「飯」と書いてありました。
失礼しました。これなんて言うんでしょうか?
と聞いてみたところ、
と教えてくれました。
キクラゲ、豚肉、野菜などの具材の下にスープとご飯がある雑炊のようなメニューです。
ランチのメインとしては少し物足りないかもしれませんが、ピリッと辛い味付けと具沢山の雑炊はちょい飲みの締めにはサイズがぴったりの逸品です。
おしまいに
初めて訪問した時は「ピリ辛湯飯」をいただいたのですが、会計の際に
「湯飯いかがでしたか?」
と聞かれたので、
「とっても美味しくてびっくりしました!」
と返事をしたところ、
「名物は”ニラそば”なんで、次来たときは是非食べてください!」
と声をかけていただきました。
最初は一見さんに厳しい常連さん御用達のお店かと思いましたが、実際訪れてみると全然そんなことはなく、初めてでも安心のお店でした。
味も接客もお値段も大満足の「すずき」。
「ニラソバ」は本当に食べるべき一品です!
紹介のメニューとお値段
メニューとお値段 | ニラソバ 750円 |
ピリ辛湯飯 600円 | |
シューマイ 400円 | |
店内環境 | |
接客対応 | |
コスパ | |
満足度 | |
オススメ度 |
店舗詳細とアクセス
店舗名 | すずき |
アクセス | JR常磐線 三河島駅より徒歩約6分 |
営業時間 | 【火〜日曜日】 【月曜日】 |