『ブドウエビ(ヒゴロモエビ)』。
筆者が今まで食べてきたエビの中で、後にも先にもこれを超えるものに出会った事がない、人生で一番美味しかったエビが「ブドウエビ(ヒゴロモエビ)」です。
初めて「ブドウエビ」を食べたのは確か2000年代の前半頃だったかと思います。
三陸のとあるお寿司屋さんで、
と勧められて食べてみたのが「ブドウエビ」でした。
当時一貫確か500円前後くらいだった様な気がします。(今では5倍位かもしくはそれ以上かと、、)
一口食べた瞬間に、
と雷に打たれた様なショックを受けたのを今でも鮮明に覚えています。
ブドウエビ(ヒゴロモエビ)の分類について
十脚目>タラバエビ科>モロトゲアカエビ属>ヒゴロモエビ
とてもややこしいのですが、モロトゲアカエビ属には「ブドウエビ」という名前のエビが存在します。
今回紹介しているのは通称「ブドウエビ」ですが正式名称は「ヒゴロモエビ」。
正式名称が「ブドウエビ」のエビとは別な種類となります。
また、同じモロトゲアカエビ属には縞模様が美しく、そしてお刺身がおいしい通称”シマエビ”こと「モロトゲアカエビ」がいます。
シマエビ(モロトゲアカエビ)というエビはご存知でしょうか?シマエビというと、北海道の名産「北海シマエビ」が有名ですが、今回ご紹介の「シマエビ(モロトゲアカエビ)」は北海シマエビと形はよく似ていますが別なエビです。北海シマエビは火[…]
そして、タラバエビ科まで遡ると、甘エビとして知られている「ホッコクアカエビ」、高級寿司ネタの「ボタンエビ」がいます。
ブドウエビ(ヒゴロモエビ) 入手方法・値段について
「ブドウエビ(ヒゴロモエビ)」は千葉県以北の太平洋側で獲れるエビで、漁獲量が非常に少なく市場には滅多に出回りません。
都内で食べるチャンスがあるとすれば高級寿司店等でしょうか?
ただ、WEBの通販では数は多くはないですが見かけることがあります。
ただしお値段は100gあたり4,000円〜8,000円位と伊勢海老よりも遥かに高い常軌を逸したと思えるような価格となっています。
同じモロトゲアカエビ属のシマエビ(モロトゲアカエビ)の7〜13倍程度というお値段。
まさにエビ界の”ロマネコンティ”とも呼べる、一般庶民には手が届かない超高級エビとなってしまいました。
入手方法としては一般のスーパーにはほとんど売っていないと思いますので、魚介に強い専門店に足繁く通うか、「通信販売」か、もしくは「ふるさと納税」になるかと思います。
1.魚介の専門店で見つける
都内の一般的なスーパーでほぼ見かけることはありません。
筆者は甲殻類が大好きなので、エビ・カニが安いアメ横や御徒町の「吉池」でよく買い物をするのですが、店頭で「ブドウエビ」が売られていることははかなり稀。
好きな方は見つけたら即買いです。
2.通信販売、ふるさと納税で購入する
実際の店舗ではかなり見つけるのが難しいので、インターネットを使って購入するのが簡単でオススメです。
ただ、送料がかかったり、まとまった量になってしまったりと希望通りのお値段や必要な量にならない場合もあります。
ただ、ネットで検索すると品切れしている場合もありますが、比較的見つけられることが多いです。
【ふるさと納税】北海道羅臼産 えび3種 食べ比べ (ブドウエビ・ダイオウギジンエビ・北海しまえび) 詰め合わせ セット 合計650g 北海道 海産物 魚介類 魚介 F21M-546 価格:30,000円 |
価格:19,429円 |
幻の高級海老 ぶどう海老 青森・茨城・千葉 他 1尾50-70g 計300g(4-6尾)【ぶどう海老300g】冷蔵 生ブドウエビ 葡萄海老 豊洲直送 価格:12,420円 |
価格:19,800円 |
ブドウエビ(ヒゴロモエビ) 味と食べ方について
「ブドウエビ(ヒゴロモエビ)」の食べ方はお刺身(お寿司)の一択、ではないかと思います。
ブドウエビ の刺身
今回は1匹70g程度のかなり大きめの「ブドウエビ」をお刺身にしました。
伸ばすと大人の男性の手のひらよりも大きな「ブドウエビ」。
これで1匹約1,400円です。
ブドウエビの刺身はねっとりとした舌触り、甘みがあり、ボタンエビに近い味ですが、濃厚な旨味と甘味が強いです。
身の水分が少なく、噛んだ時に身の繊維が感じられるような食感があります。
「ブドウエビ」の卵も生でいただきます。
艶のある深い緑色で宝石のような美しさです。
噛むとキビキビとした食感、クセがなく淡い上品な味です。
鮮度がよければ海老味噌も生で食べられます。
少し苦味のある濃厚な味。絶品です。
憧れの「ブドウエビ」、やはり今まで食べてきたエビの中でもダントツに美味しいです。
ふるさと納税で購入した「ブドウエビ(ラウスブドウエビ)」
2022年末、ふるさと納税で北海道の羅臼町で「ブドウエビ」が出品されてい他ので購入してみました。
(以前は同じ「ヒゴロモエビ」と呼ばれていましたが、新種として認定され別種となりました。)
今回のブログで取り上げた「ブドウエビ(ヒゴロモエビ)」は羅臼で水揚げされたものなので「ラウスブドウエビ」が正式名称になります。
ちなみに、筆者が初めて食べた「ブドウエビ 」は三陸産ですので「ヒゴロモエビ」となります。
ふるさと納税の詳しい仕組みは省かせていただきますが、利用することで高級な”ブドウエビ”を比較的安価に食べることができます。
筆者が以前旅行をさせてもらい、海産物の安さと美味しさに驚愕した北海道「羅臼町」。
その「羅臼町」に納税することで返礼品としてあるたくさんの品物の中から「ブドウエビ」が選択できます。(※2022年時点)
店舗で購入したものよりは少し小ぶりですが、1パックに5匹も入っていました。
ブドウエビ(ラウスブドウエビ) の刺身
食べる少し前に流水で解凍をした、赤紫の色がブドウのように美しい「ブドウエビ(ラウスブドウエビ)」。
舌に纏わりつくような濃厚な甘み、食感、やはり「ブドウエビ」のお刺身は最高です。
おしまいに
市場にはあまり出回らず、通信販売でも数が少ない貴重なエビ「ブドウエビ」。
高級なボタンエビよりもさらにお値段が張りますが、その価値が十分あると実感できるエビです。
もし興味があれば、ふるさと納税が比較的お安く購入できますのでオススメです!
ふるさと納税が品切れの場合でも楽天などの通販サイトで掘り出し物があったりしますので検索してみてください!
【ふるさと納税】北海道羅臼産 えび3種 食べ比べ (ブドウエビ・ダイオウギジンエビ・北海しまえび) 詰め合わせ セット 合計650g 北海道 海産物 魚介類 魚介 F21M-546 価格:30,000円 |
価格:19,429円 |
幻の高級海老 ぶどう海老 青森・茨城・千葉 他 1尾50-70g 計300g(4-6尾)【ぶどう海老300g】冷蔵 生ブドウエビ 葡萄海老 豊洲直送 価格:12,420円 |
価格:19,800円 |
ブドウエビ(ヒゴロモエビ) のお値段とレビュー
お値段 | 2022年 ふるさと納税の返礼品 納税額 30,000円 |
レア度 | |
お刺身 | |
オススメ度 |