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アサヒガニとは?
アサヒガニというカニをご存知でしょうか?
大変美味しいカニなのですが、滅多に市場に出回らないため、実物を見る機会があまり無いかと思います。
とても原始的な姿をしたカニで、いわゆるカニのフンドシの部分が体に折り畳まれておらず、エビの様に伸びており、真っ直ぐ歩くカニとエビの中間の様な格好をしています。
![アサヒガニ](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
旬の時期は不明で、日本では四国、九州で水揚げされますが、数が少なく国産のアサヒガニはとても貴重です。
東京で売られているものは東南アジアやオーストラリアからの輸入物が多いです。
ハサミは工具の”スパナ”のような形をしており、英語では「スパナクラブ」と呼ばれています。
![アサヒガニ](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
アサヒガニの種別
十脚目>短尾下目>アサヒガニ科>アサヒガニ属>アサヒガニ
アサヒガニ科のカニにはビワガニというアサヒガニを尖らせたような不思議な形をしたカニもいますが、こちらは食用では無い様です。
アサヒガニ入手方法について
東京の魚介の専門店でも滅多にお目にかからないアサヒガニ。
小まめに足を運んで探すか、もしくは通信販売で入手するという方法もあります。
通信販売は楽天などのサイトで検索をすると見つけることが出来ますが、数は少なく、外国産の場合が多く、また売り切れになっていることもあり、簡単には手に入りにくいです。 ただ、「ふるさと納税」の返礼品として国産のアサヒガニを出している市もありますので、国産狙いであれば「ふるさと納税」を探してみるのも手かもしれません。
今回は通信販売で入手した宮崎産のものと上野のアメ横で見かけた外国産のものを食べ比べてみたいと思います。
アサヒガニの調理方法
アサヒガニは主に、
- 塩茹で
- 焼きガニ
- 味噌汁
で食べられています。
塩茹での場合は水に味噌が溶け出してしまわないように甲羅を下にして20分程度茹でていきます。
![「アサヒガニ」宮崎産](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![アサヒガニ 塩茹で](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
途中で灰汁がかなり出ますので、小まめに灰汁を取りながら茹でていきます。
![「アサヒガニ」宮崎産](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
初めから赤いので、茹でてもほとんど色が変わりません。
アサヒガニは漢字では「朝日ガニ」。
生きている時の体色が赤いのでその名がついたとか。
アサヒガニ 宮崎産
![「アサヒガニ」宮崎産](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
宮崎産は通信販売で購入しました。
手のひらより大きいサイズが2匹入って5,000円となかなかの高級品です。
![「アサヒガニ」宮崎産](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
「アサヒガニ」はほぐすのがとにかく大変。
殻から身がなかなか離れず、かなり時間がかかりました。
![「アサヒガニ」宮崎産](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
蟹味噌は結構たっぷり入っています。
アサヒガニの味
![「アサヒガニ」宮崎産](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
カニ味噌はコクがあり非常に濃厚。
姿形は普通のカニと大きく違いますが、味は一般的なカニ味噌と違いません。
![「アサヒガニ」宮崎産](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
アサヒガニの蟹味噌は奥深く複雑な味で、今まで食べてきた蟹味噌の中でもトップクラスに美味しいです。
![「アサヒガニ」宮崎産](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
アサヒガニの身はプリッとした弾力がありますが、繊維が柔らかく口の中で解けていくなんとも言えない食感。
上品な甘さがあり肉の方も非常に美味です。
![「アサヒガニ」宮崎産](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
蟹味噌と蟹の身を合えると最高です。
![「アサヒガニ」宮崎産](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
アサヒガニ、蟹味噌も身も非常に美味しいです。
アサヒガニ 中国産
![「アサヒガニ」中国産](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
こちらは上野で3匹1,000円で売られていた中国産の「アサヒガニ」。
国産と比べるとサイズは小さいですがかなり格安です。
![上野で売られているアサヒガニ](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
小さいので可食部は少なそうです。
![アサヒガニ](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![アサヒガニ](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
口は縦にかなり長い形状をしています。
見れば見るほど不思議な形のカニです。
![アサヒガニ](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![茹で上がり アサヒガニ](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
それでは中国産のアサヒガニを食べてみます。
![「アサヒガニ」中国産](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
甲羅を外してみるとこちらも蟹味噌がたっぷり入ってます。
でも色がなんか赤いですね。
![「アサヒガニ」中国産](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
こちらの蟹味噌も濃厚でとても旨いです。
![アサヒガニ](https://lopi.tokyo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
蟹の身も美味しいですが、やはり国産と比べると身が少し硬く、味も大味な気がします。
冷凍なので食感と風味が落ちているのかもしれません。
ですが、3匹1,000円はかなりお買い得です。
おしまいに
宮崎産のアサヒガニはお値段は少々高いですが価格以上の味で大満足です。
中国産は小さめサイズで国産と比べると味も少し落ちまつが、3匹で1,000円であれば非常にリーズナブル。もしまた見つけた場合は間違いなく即買いです。
カニが好きな方であれば絶対オススメです。
本文中で紹介のメニューとお値段
メニューとお値段 | 中国産 冷凍アサヒガニ3匹 1,000円 宮崎産 アサヒガニ2匹 4,980円 |
満足度 | |
カニ味噌 | |
コスパ | |
オススメ度 |