東京都港区田町。NECや森永などの大企業と慶應大学がある会社員と学生の街。
会社員や学生さんがランチで訪れる美味しいお蕎麦屋さんは数多くありますが、その中でも特に女性を中心に味にこだわりがある方達に人気があるお蕎麦屋さんが「à la 麓屋(あらふもとや)」です。
店主の方は元フレンチのシェフだったそうで、お蕎麦をラーメンや坦々麺の様な一杯に仕上げたり、特別なタレで食べたりと、他のお蕎麦屋さんでは見かけない様なオリジナリティのあるメニューが特徴です。
また天ぷらなどの一品料理も美味しく、味付けや見た目が全体的に華やかで上品な印象。
お蕎麦屋さんというと男性のお客さんが多いイメージがありますが、「à la 麓屋(あらふもとや)」は女性のお客さんも多く、女性一人でも気軽に利用できるお店です。
à la 麓屋 立地とお店について
「à la 麓屋」はJR田町駅、または東京メトロ三田駅から徒歩すぐのアクセスの良い場所にあります。
第一京浜から慶応仲通商店街に入ったすぐの曲がり角にあり、かなり目立つ場所にあるので初めてでも簡単に見つけられます。
店内の様子と混雑状況について
店内はカウンターと2名用のテーブルが1つ。9席の小さなお店なのでほとんどのお客さんが1〜2名様です。
一般的なお蕎麦屋さんよりは女性比率が高いですが、男性客も多く、ボリュームがあり、作り立ての味が楽しめるご飯とお蕎麦のセットメニュー「Aセット」を頼んでいるのをよく見かけます。
12時台のランチのピークの時間帯には比較的満席の場合が多いですが、1時台後半になってくるとかなり空いてきます。
店内にお客さんが1人、2人位といったことも珍しくありません。
ピークの時間は満席の人気店ですが、少し時間を外すと空いていることが多くゆっくりと食べられますので、遅めの時間帯がオススメです。
メニュー構成と食べるべきメニュー
「à la 麓屋」は昔はメニューが多く、券売機にボタンがずらっと並んでいてお目当てのものが探しづらかったのですが、2022年時点では上の写真の様にボタン大きめ、かつ写真付きとかなり選びやすくなりました。
メニューは通常の「かけそば」「ざるそば」(どちらも560円)がありますが、せっかく「à la 麓屋」に来たのならば、ここはオリジナルの”創作蕎麦”がオススメです。
創作そばは2品。「胡麻辛つけ蕎麦」960円と「汁無し坦々そば」850円です。
(※汁無し坦々そばは2021年12月24日で提供終了となりました。)
そしてそのほかにたくさんの具材が乗った「コテリ」860円。
こちらもお店の名物のお蕎麦となっています。
初めてであればこの3品がà la 麓屋ならではの味を楽しめるのでお勧めです。
そしてもう一つのお勧めがお蕎麦と日替わりの丼がセットになった「Aセット」(800円〜900円程度)です。
かなりボリュームがある揚げ物や天ぷらなどの丼とお蕎麦がセットになったメニューでコスパが抜群。丼の内容は毎日変わり、お店の前に見本が並ぶので今日はどんなメニューなのかを見るだけでも楽しめたりします。
胡麻辛つけ蕎麦
à la 麓屋の看板メニューとも言える「胡麻辛つけ蕎麦」960円(税込み)。
ざるそばのつけダレが濃厚な胡麻ダレとなっているお店の名物蕎麦。
麺の量は通常のサイズの2割り増しと少し多めです。
かなり濃厚な胡麻の風味の中に少しピリッとする辛味がプラスされているので、普段は蕎麦タレや胡麻ダレで食べるお蕎麦とは少し違った新鮮な印象を受けます。
つけだれの中には玉子やチャーシューと言ったお腹にたまるボリュームある具材も沢山入っていますので男性の方でも満足できるのではないでしょうか?
さすが、「à la 麓屋」自慢のメニューだけあって上品な中にも個性を感じさせる、かなりの完成度の高さ。
とても美味しいです。
コテリ
器に玉子や豚肉が乗っている、一見するとまるでラーメンの様な「コテリ 860円」。
冷たいお蕎麦と温かいお蕎麦から選べます。
ソバの上のトッピングは”角煮”、”味玉”、”揚げニンニクのスライス”、”揚げ玉”と本当にラーメンの”全部盛り”の様です。
そしてさらにラーメン感を出しているのが、ネギとブラックペッパー。
味にアクセントを与えてくれます。
冷たいソバの場合はとてもしっかりとしたコシが感じられます。
歯応えがあり、かつしっかりと蕎麦の風味が出ていて美味しいです。そして胡椒との相性も抜群。
角煮チャーシューはとても柔らかく、噛むとほろっと崩れるほど。
味もしっかりとついていてこの角煮だけでもお目当てになりそうです。
しっかりとした味付けの玉子。
ソバはもちろんですが、角煮チャーシューや玉子といったトッピング一品一品全てが美味しい「コテリ」。
オススメです。
ある日のAセット(海の幸かき揚天丼)
Aセットは日替わりのメニューで、料金も変動します。
お店の前にその日のセットの見本が出ています。
この日のセットは「海の幸かき揚天丼 950円」。
イカやエビのボリュームがあるかき揚げ丼。かなり美味しそう。
丼からはみ出るかき揚げ。Aセットは基本ボリューミーなメニューが多いです。
イカごろごろのかき揚げは歯応えがあり、タレ多め、味濃いめで満足度が高い上仕上がりです。
コシがある細麺。「à la 麓屋」は変わりダネのお蕎麦のイメージがありますが、純粋なざるそばもイケます。
Aセットは見本が店頭に出ていて、しかも毎回美味しそうなセット内容なのでお店の前を通るたびにかなりそそられます。
汁無し坦々そば(2021年12月24日販売終了)
もう一つの”創作蕎麦”の「汁無し坦々そば」850円(税込み)。
たっぷりのネギにひき肉が入った辛味噌ダレ。中央に黄卵ととても美しい見た目をしています。
黄色、緑、赤、のコントラストが食欲をそそります。
食べる前に良く混ぜ、タレと具材を麺にしっかりと行き渡らせます。
若干辛めのスパイシーなお蕎麦。麺の量は「胡麻辛つけそば」同様、通常のお蕎麦の2割り増しとボリュームがあります。
ボリュームがある坦々麺の様ですが、お蕎麦独特の麺の食感と細さで、思った以上に軽くいただくことができます。
汁無し坦々そば、とても美味しいです。
おしまいに
通常のお蕎麦も美味しいですが、もし初めて「à la 麓屋」を訪れた際は是非創作蕎麦を試してください。
どのお蕎麦もまるで一杯の完成された料理の様で、お蕎麦に対するイメージが変わること間違い無し。
街角の絶品お蕎麦やさん「à la 麓屋」。
田町・三田エリアでオススメのお蕎麦屋さんです。
本文中で紹介のメニューとお値段
メニューとお値段 | 胡麻辛つけ蕎麦 960円 |
コテリ 860円 | |
汁無し坦々そば 850円 | |
Aセット 800円〜900円程度 (セット内容により異なる) | |
店内環境 | |
接客対応 | |
満足度 | |
コスパ | |
オススメ度 |
店舗詳細とアクセ
店舗名 | à la 麓屋(あらふもとや) |
アクセス | 東京メトロ 三田線/浅草線 三田駅A3出口より徒歩約2分 JR山手線 田町駅 三田口(西口)より徒歩約5分 |
営業時間 | 【月〜金】 11:15~15:00(L.O.14:45) 17:30~22:30(L.O.22:15) 【土曜・日曜・祝日】 定休日 |
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