2020年10月現在、大阪には「らーめん二郎」が無いそうです。
関東を中心に、東北、北海道まで東日本には広く店舗があるのですが、西日本にはほぼ皆無。
過去に出店された様子もなさそうですし、関東では大人気のラーメンが大阪に無いのは不思議に思っていました。
関西で唯一の二郎がオープンしたのが2017年の京都店。その後何年か経っていますが新たな店舗は増えていない様子です。
大阪の人は二郎系が好きでは無いのかと思っていましたが、大阪でも「二郎系」は人気があるそうで、話を聞いてみると”ラーメン荘”という二郎インスパイア系のお店が大阪に何店舗かあり、そこはいつも混み合っているとのこと。
ラーメン荘のグループはお店の名前がユニークで、今回行った「歴史を刻め」の他、「地球規模で考えろ」、「夢を語れ」、「おもしろい方へ」など一度聞いたら忘れられない様な名前ばかり。
ちなみにアメリカはボストンにもお店があるらしく、店名は「Yume Wo Katare Tokyo」凄い店名ですね。。
アメリカの方に二郎系がウケるのかは解りませんが、現地の方が
「You need garlic?」
「Why not!? garlic more more! vegetable more!!」
とか楽しげにやってるのかな〜と思うと少し行ってみたい気もします。
(もちろん行ったことないのでニンニクマシマシが出来るかどうか、そんなやりとりがあるかどうかは不明です。)
それではということで、大阪の友人にエスコートをお願いして、『ラーメン荘 歴史を刻め 下新庄本店』に行ってみることにしました。
ラーメン荘 歴史を刻め 下新庄本店 立地と混雑状況について
『ラーメン荘 歴史を刻め 下新庄本店』は「阪急電鉄 千里線の下新庄駅」から徒歩すぐの3分程度。
と言っても大阪の方はわかるかもしれませんが、東京からお越しの方は全くわからないと思いますので(筆者も大阪の知人に案内してもらわないと乗り換えや地理関係が良く解りません)東京から出張の拠点になりそうな「新大阪駅」、「大阪駅(梅田駅)」あたりからの移動をイメージしてお話しします。
大阪駅・梅田駅からの場合
大坂駅・梅田駅周辺からですと、梅田駅の阪急電鉄京都本線の高槻市行きに乗り、その後「淡路駅」で乗り換え。
阪急電鉄千里線の北千里行きで「下新庄駅」で降ります。
(移動時間は約15分程度。)
新大阪駅からの場合
新大阪駅からの場合は泊まっているホテルの立地にもよりますが、新大阪から御堂筋線で「西中島南方」まで行ってから「南方駅」に行くか、徒歩で「南方駅」まで歩いて行くかでとりあえず阪急電鉄の「南方駅」を目指します。
「南方駅」まで着いたらあとは梅田からのアクセスの時と同様に「淡路駅」で乗り換えて「下新庄駅」を目指します。
(南方駅からの場合は乗車時間は約5分程度)
ラーメン荘 歴史を刻め 下新庄本店 混雑状況
下新庄駅、東口をでたら南へ進みます。その後すぐに東海道新幹線のガード下が見えるのですが、そのすぐ右手にあるのが『ラーメン荘 歴史を刻め 下新庄本店』になります。
今回は翌日午後には東京に帰るので一晩限りのワンチャンを狙います。
2020年11月某日。平日夜8時に友人と二入で下新庄駅に到着です。
その日、下新庄の駅を降りた男性達2〜4数名程度のグループ何組かが一斉に同じ方向に向かって歩き出しました。
20〜30歳くらいに見える如何にもな感じの男達。これは嫌な予感しかしません。
そして、その全員が新幹線のガード下に来たときに右手に曲がります。
間違いなくこの方達、全員が『ラーメン荘 歴史を刻め 下新庄本店』のお客さんです。
2020年11月平日夜8時。
東海道新幹線のガード下には長蛇の列が出来ていました。。
入店までの待ち時間
『ラーメン荘 歴史を刻め 下新庄本店』はL字のカウンターが10席程度と小さめの店舗。行列は遅々として進みません。
11月の大阪は黙って立っているには少し寒く、普段よりも待つ時間が長く感じられます。
幸いにも友人と二人なので、話をしたり、スマホをいじったりとどうにか時間を潰します。
その後も後ろには次から次へと人が並んで行き、行列の長さは来た時よりもさらに長くなっていました。
↓の写真の位置まで進めたのが夜9時10分。1時間10分並んでようやくお店の名前が見える位置まで進みました。
その後もうしばらく待ち、入店出来たのが夜9時30分。
並び始めてから入店まで1時間30分。
当ブログでも最長記録に近い待ち時間となりました。
ラーメン荘 歴史を刻め 下新庄本店 メニューの構成とコールについて
基本ルールは二郎とほぼ同じです。
メニュー構成は基本のラーメンに対しての麺マシ、豚マシ。
あと各種トッピングや辛いタイプのメニューもある様です。今回はレギュラーのラーメン並(300g)に生卵トッピングです。
麺の量はラーメン並が300g、大が500g、小は200gです。
麺の量を少なくする場合は券売機にぶら下がっている洗濯バサミを食券に挟みます。
洗濯バサミの色で麺の量が変わります。ちなみに白は200g。他の色は女性限定の150g、100g用になります。
コールに関しても二郎と同じ、「ニンニク」「アブラ」「ヤサイ」「カラメ」でお好きなものを注文します。
ラーメン 800円
席についてから10分程度で着丼。
今回のコールは「ニンニク」「アブラ」「カラメ」です。
アブラに関しては下の写真の様に別皿できますので、自分の好きなタイミングで好きな量を投入することができます。
麺は二郎らしい平べったい麺です。
食感はゴワゴワのワシワシ。
正に二郎。
チャーシューも二郎の様なしっかりと煮込まれたホロホロのタイプ。
二郎の再現度は高めで、味もかなりイケました。
長蛇の列の人気の高さも納得です。
寒空の中長時間待った後でのあったかいラーメンはいつもより旨く感じたかもしれません。
おまけ 地球規模で考えろ 未来へ 茨木市
歴史を刻めの訪問とは別の時に、ラーメン荘グループで大阪府茨木市にある『地球規模で考えろ未来へ』にも寄ってみたのでそちらの写真も少しご紹介します。
こちらは平日の夜9時ごろの訪問。この時間でも行列ができています。
店内は「歴史を刻め 本店」よりは広くて、店内の中でも座って待てる場所があるので気分が楽です。
この時は並び初めから食べ始めるまで約50分程度かかりました。
こちらのお店もかなりの人気の様子です。
メニューの構成は「ラーメン並」が300gで800円。
大が同額の400gです。
こちらもかなりの完成度の高さ。旨いです。
おしまいに
ラーメン荘。2店舗訪問させてもらいましたが、平日の夜はどちらも行列の人気の高さ。
そしてラーメンも二郎らしさが出ていてかなり美味しかったです。
ただ、行列の長さ、券売機の情報量の多さとポップからのプレッシャー、洗濯バサミを使った麺の量調節のルール、コール等を考えると一人で初二郎には少しハードルが高いかもしれません。
初めての場合はこのお店の経験者、もしくは二郎系の経験者と一緒が無難かと思われます。
もし大阪で二郎系が食べたくなった場合、今回紹介の『ラーメン荘 歴史を刻め 下新庄本店』はかなりオススメです!
↓二郎京都店に行った時の記事もありますのでよければご一読ください↓
本文中で食べたメニューとお値段
メニューとお値段 | ラーメン 並 (800円) |
トッピング 生卵 (50円) | |
満足度 | |
コスパ | |
オススメ度 |
店舗詳細とアクセス
店舗名 | ラーメン荘 歴史を刻め 下新庄本店 |
アクセス | 阪急千里線「下新庄」駅より徒歩約3分 |
営業時間 | 11:00〜15:00 18:00〜23:00 定休日 日曜日 |
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