【むさしや】（＠港区・新橋）ニュー新橋ビル内のバター香る珠玉のオムライス

新橋駅のSL広場の横に建つ、歴史を感じさせるなんとなく怪しい雰囲気がある「ニュー新橋ビル」。

地下から4階位までに、グルメやら金券ショップやらアパレル、その他もろもろと色々なおじさん向けのサービス施設が入ったちょっと怪しいながらも魅力的なビルです。

このビルの中には”美味しいお店”がたくさんあるのですが、今回はニュー新橋ビル・グルメの大本命、「むさしや」をご紹介します。

明治18年創業「むさしや」

むさしやの歴史を少しご紹介。

「むさしや」は1885年（明治18年）に新橋の近く愛宕山で焼き芋を売る店として創業しました。

その後、新橋へと移り、食事を提供する様になったそうですが、その時に始めた頃からの看板メニューが「ナポリタン」だそうです。

今日この記事を執筆しているのが2020年ですので、実に135年の歴史を持つお店ということになります。

いや、すごいですね。そんな歴史があるお店が、ニュー新橋ビルの一角にお店を構えているのも想像しただけで恐るべきことです。

「むさしや」の立地とお店について

「むさしや」は場所はJR新橋駅、「日比谷口」から出たすぐ目の前のSL広場、そのすぐ横にある「ニュー新橋ビル」の一階に位置しています。

お店は横一列のカウンターのみの７席。

お昼はいつもずらっと行列ができるお店ですので、複数人できて、おしゃべりをしながらゆっくり食べるということは考えてはいけません。

一人できて、黙々と食べて、味わって、満足して、さっさと帰る。という一人様にぴったりのお店となっています。

夜であっても7時前くらいまでは並んでいることも珍しくありません。

ただ、夜の8時前の閉店少し前頃にいくと比較的スムーズに座ることができることもあります。

むさしや　メニューについて

「むさしや」の名物はなんと言っても「オムライス」です。

その他にも「カレー」や「スパゲティ」「ハンバーグ」と言った洋食の基本のメニューも充実しています。

人気No１！　オムライス

オムライスの写真と値段は2020年時点のものです。

「むさしや」公認の一番人気メニューがこちらの「オムライス　800円（税込）」

筆者は友人に
「オムライス食べ行こう！」
というと
「オムライスは大人の男が食べるものじゃない。」
と断られて寂しい思いをすることがあるのですが、もしオムライスが子供の食べ物だと思っている方がいれば、是非とも食べてもらいたい一品です。

”むさしや”のオムライスはチキンライスに薄焼き卵を巻いたベーシックな外観。そして、ナポリタンとキャベツの千切りがトッピングされた結構お腹いっぱいになる一皿となっています。（味噌スープ付き）

そして特徴的なのが、一口食べたときの「バターの風味」の豊さ。

これは他のオムライスでは感じられない「むさしや」の独特の味となっています。

少し甘いケチャップにバターの風味が効いたチキンライス。

脇を固めるナポリタンとキャベツもいい塩梅です。

オムライス、高級洋食店では結構なお値段したりしますが、「むさしや」では800円でこのクオリティー。

貴重な存在です。

人気No２！　オムドライ

オムドライの写真と値段は2022年時点のものです

2022年春、オムライスが食べたくなったので久しぶりに「むさしや」に来てみると100円値上がりしていました。

あのバター香る絶品オムライスも捨てがたいのですが、今回は「むさしや」の人気No２メニュー、ドライカレーをオムレツで包んだ「オムドライ　900円」です。

オムライスのふわっと甘い味と香りのチキンライスとは異なる、スパイスが効いたた大人の味の「オムドライ」。

オムライスは本当に絶品でしたが、オムドライも人気No2だけあってかなりの美味しさです。

大盛りナポリタンにキャベツの千切り、そして大きなオムライスと全部食べると満腹間違いなし。

ボリューム満点、味も満点のオムドライです。

おしまいに

昼も夜も行列の超大人気洋食店「むさしや」。

新橋に来たら、とりあえずお店の様子を見て、行列がなければラッキーチャンス！その時は着席すべきお店です。

オムライスに偏見がある大人の男性は「むさしや」のオムライスを食べると目を醒ますこと間違いなしです！

本文中で食べたメニューとお値段

店舗詳細とアクセス

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