『らーめん 紬麦』はJR秋葉原駅の「昭和通り」に面しているラーメン屋さんです。
秋葉原駅前の昭和通りには二郎系の「忍者」、背脂・家系のコッテリ系「ごっつ」、家系の「武将家外伝」等数々の有名ラーメン屋さんが並ぶラーメン激戦区。
ただ、基本的に秋葉原は若い人向けのコッテリ・ボリューミーなラーメンや新進気鋭の流行りのラーメンのお店が多いのが特徴です。
そんなラーメン激戦区の秋葉原の昭和通り沿いにありながら、本当のラーメンの美味しさを知る玄人が通う隠れた銘店『らーめん 紬麦』をご紹介いたします。
らーめん紬麦 立地について
『らーめん 紬麦』はJR山手線「秋葉原駅」の昭和通り沿いのビルの地下1階に位置しています。
「昭和通り口」からは徒歩約3分程度。
ラーメンのチェーン店「幸楽苑」と同じ「浅草橋」側の通りです。
ビルの外に看板は出ていますが、このビルの中にラーメン屋さんがあるようにはとても思えないので、よほど注意していなければ見逃す確率が高いと思われます。
おそらくこの場所にラーメン屋さんがあるということを知っている人でなければ気づかないであろう立地です。
ビルに入り、階段を降りると飲食店が何店舗か営業しています。
この通りの一番奥まで進むと今回の目的地『らーめん 紬麦』に到着です。
いや、本当にこの場所を知ってる人でなければ到達不可能な立地です。
らーめん 紬麦 店内の様子について
『らーめん 紬麦 』の店内はL字型のカウンターが7席、2人掛けのテーブルが2台、一人用のテーブルが1台の合計12席。
昔ながらのラーメン屋さんとった雰囲気の店内はとても落ち着きます。
店内はホールの女性と調理の男性の2名体制。
ホールの女性の方は物腰の柔らかい定食屋さんの女将さんのような感じでとても気持ち良い接客です。
平日のお昼の訪問でしたが、店内の客層はお一人様の中年男性100%。
同年代の男性のお客さんばかりで安心します。
らーめん紬 メニューについて
写真とお値段は2023年10月時点のものです
『らーめん 紬麦』はお店の前に券売機がありますので事前に購入して入店、店員さんに食券を渡します。
ラーメンの種類は大きく分けて
ラーメン、塩ラーメン、中華そば、つむぎラーメンの4種類。
そしてそれぞれに対してつけ麺が存在するので、4×2=8種類になります。
- ラーメン 1,000円
- 塩ラーメン 1,000円
- 中華そば 1,000円
- つむぎラーメン 1,050円
- つけ麺 1,000円
- 塩つけ麺 1,000円
- 中華つけ麺 1,000円
- つむぎつけ麺 1,050円
そして、わらじかつ丼1,000円というメニューもあります。
麺類を頼むと+500円でかつ1枚の「セットかつ」をつけることができます。
ラーメン
写真とお値段は2023年10月時点のものです
少しアブラの浮いた半透明の琥珀色のスープ。
トッピングはナルト、ネギ、チャーシュー2枚。
シンプルながら完成された美しいビジュアルです。
ラーメンは丸鶏、豚骨、和風だしの醤油スープとのことです。
らーめんへのこだわりが感じられる貼り紙。
期待が高まります。
スープを一口飲んでみると、
さっぱりしていてスッキリと澄んでいますが、トリのダシが喉にキュッと感じられる懐かしい味。
重さ、クドさが無いのでいくらでも飲めます。
麺は細めのストレート。
一口目、麺を噛むと小麦の味がダイレクトに響いてくる味に驚愕します。
何よりも麺を食べてこれほど小麦の風味と旨さを感じたのは初めて!!
本当に”麺”が旨いです。
ラーメンの”麺”とはどんな存在か?という疑問に答えてくれる味です。
チャーシューはほろっと柔らかく、味が染みていて非常に美味です。
比較的大きめで食べ応えがあるサイズが2枚というのもいい感じです。
コッテリ・ズッシリ系とは違った素材を味わう大人のらーめんに出逢ってしまいました。
筆者、G系、家系、背脂チャッチャ系、濃厚魚介系ととにかく味が濃いラーメンが好みだったのですが、色々食べて、年齢を重ねて行くと最後はシンプルで素材の味が楽しめるラーメンに回帰していくのかと考えさせられたらーめんでした。
おしまいに
シンプルながら、麺の存在感に驚いた一杯でした。
「つむぎらーめん」と「わらじカツ丼」が気になり過ぎて仕事が手につかなくなりそうですので、早めに再訪したいと思います。
本文中で紹介のメニューとお値段
メニューとお値段 | ラーメン 1,000円 |
店内環境 | |
接客対応 | |
コスパ | |
オススメ度 |
店舗詳細とアクセス
店舗名 | らーめん 紬麦 |
アクセス | JR山手線「秋葉原駅 昭和通り口」から徒歩約3分 |
営業時間 | 【月〜木曜日】 11:30〜14:30 18:00〜20:00(L.O.19:40) 【金・土曜日】 11:30〜14:30(L.O.14:10) 【日曜・祝日 第2・第4土曜日】 定休 |