高級エビとして有名な「伊勢海老」。
普段はあまり食べることがありませんが、お正月のおせち料理や結婚式等おめでたい場で出てくるので実際に食べたことがあるという人は少なくないかと思います。
ただ、おせち料理などの「伊勢海老」はパサパサしていてあまり美味しくないう印象がなきにしもあらず。。
実際に活の良い「伊勢海老」をその場で捌いて食べたらどんな味かするのか、「活伊勢海老」を取り寄せて、「お刺身」と「焼き物」で頂いてみました。
今回は通販サイトで1匹150g前後の伊勢海老が2匹で2,700円で売られていたのでそちらを利用しました。
送料を入れても3,000円弱。
思ったよりもだいぶ安いです。
通販ということで少々心配しましたが、到着時には2匹とも生きていました。
伊勢海老とは?
伊勢海老は三重、千葉、和歌山などが主な産地の30cmを超える大型のエビです。
秋から冬が旬で、お刺身、焼き物、天ぷらや塩茹でなどにして頂きます。
伊勢海老の種族
十脚目>イセエビ下目>イセエビ科>イセエビ属>イセエビ
イセエビ下目には「セミエビ科」が属していて、「セミエビ」「ウチワエビ」といった美味しいエビがいます。
イセエビ属の仲間には、東南アジアのビーチリゾートのシーフードレストランなどで見かけるイセエビよりも一回り大きく、色鮮やかな「ニシキエビ」がいます。
伊勢海老のお刺身
生きている伊勢海老は尻尾をバタバタとして暴れますので、氷水に入れ動かない様にしてから口の下あたり、三角形になっている頂点に包丁を入れて締めます。
後は胴体と尻尾を包丁を入れて切り離し、尻尾の裏側の両脇をハサミで切り取っていきます。
後はてでゆっくりと引っ張れば殻と身が分かれますので、身を取り出して、
日本酒を加えた氷水に数十秒ほど浸して身からニオイとアクを取ります。
後は一口サイズに切って、殻の上に盛り付けていきます。
この海老は閉めた時に何故か足がポロポロと抜け落ちてしまい、盛り付けした時少し迫力が足りなくなりました。。
透明で弾力がありそうな身は見ただけで美味しそう。
そして甘みが濃い!
こんなに美味しい海老のお刺身は他にそうそうありません。
あまりの美味しさに非常に驚きです。
伊勢海老のガーリックバター焼き
もう1匹は「焼き」で頂きます。
冷蔵庫にディルとイタリアンパセリが入っていたので、洋風にガーリックバター焼きにしてみます。
まずはソース。
すりおろしニンニクとバターに、イタリアンパセリやディルを加えて混ぜます。
エビは縦に割ります。
苦戦するかと思ったら出刃包丁で意外とあっさりと割ることができました。
半身に作ったソースを塗り、オーブンで焼き上げます。
焼き上がってオーブンを開けるとプーンとガーリックバターと海老の良い香りがします。
お刺身同様、こちらもかなり美味しそう。
「ガーリックバター焼き」もかなりの美味しさ。
刺身も焼きも絶品の万能食材です!
伊勢海老の味噌汁
お刺身で残った頭は味噌汁にして頂きます。
海老料理の定番の味ですね。
おしまいに
有名な食材ですが、実際に食べる機会は年に1度有るか無いかの「伊勢海老」。
改めて食べてみましたが、お刺身の美味しさは特に絶品!
お値段は少々しますのでしょっちゅうという訳にはいきませんが、
今後、何か良いこと、めでたいことがあった時には是非「伊勢海老」料理で祝おうと思います。
本文中で紹介の品のお値段
お値段 | 伊勢海老 約150g×2匹 2700円(送料別) |
お値段 100g当たり | 約900円 |
レア度 | |
美味しさ | |
オススメ度 |