【入谷大勝軒】(@台東区・入谷)独自の進化を遂げた大勝軒

台東区・入谷にある『入谷大勝軒』

「大勝軒」系列ではありますが、口コミサイトでのレビューを見ると味や接客、設備について少々炎上気味に感じられ、気になっているお店ではありました。

『入谷大勝軒』外観
『入谷大勝軒』外観

初訪問は2023年2月。

その際は「もりそば」を頂いたのですが、気になっていた「中華そば」を食べに2024年に再訪です。

入谷大勝軒 メニューについて 2024年

『入谷大勝軒』券売機
『入谷大勝軒』券売機

写真とメニューは2024年時点のものです

2023年訪問時にお値段の安さに驚いた記憶がありますが、さすがにこの物価高の現在、お値段上がっているだろうと思ったら、

何と去年とお値段!!

時が止まっているようです。

  • 中華そば 680円
  • 特製もりそば 700円
  • こく中華/こくもり 730円
  • 坦々麺 750円
  • トマトラーメン 850円
  • 味噌つけ麺 850円

このご時世に基本600~700円台の料金設定。

驚愕です。

内装も昨年とほぼ変わらず。

『入谷大勝軒』内観
『入谷大勝軒』内観

いい味を出しています。

↓は2023年初訪問時の文章です。

入谷大勝軒 メニューについて 2023年

『入谷大勝軒』券売機
『入谷大勝軒』券売機

口コミサイトでは

「券売機が壊れているので口頭でオーダー」

と書かれてるのをみたことがある気がしましたが、2023年2月時点ではしっかりと稼働していました。

メニューは

  • 中華そば 680円
  • 特製もりそば 700円

と本家と同じメニューがありますが、そのほか、ラーメン、つけ麺のバリエーションがかなり豊富。

  • こく中華/こくもり 730円
  • 坦々麺 750円
  • トマトラーメン 850円
  • 味噌つけ麺 850円

等々、本家「大勝軒」では見かけないメニューも沢山あります。

個人的にはかなり好奇心を唆られるメニュー達が並んでいます。

注目するべきはメニューもそうですが、お値段です。

2022年末、東池袋大勝軒は看板メニューの「特製もりそば」を850円から950円に値上げしています。

東池袋の他の店舗、大塚店でも「特製もりそば」は950円になっていますが『入谷大勝軒』では時が止まったかのように「特製もりそば」が2023年時点でも700円。

本店の価格から35%近いディスカウント価格は正直驚きです。

特製もりそば

『入谷大勝軒』もりそば
『入谷大勝軒』特製もりそば

”特製もりそば”の写真と値段は2023年2月時点のものです。

『入谷大勝軒』の「特製もりそば 700円」。

スープ、麺の見た目からして東池袋本店の「特製もりそば」とは少々異なります。

↓こちらは『東池袋大勝軒本店』の「特製もりそば」

「東池袋 大勝軒 本店」特製もりそば
「東池袋 大勝軒 本店」特製もりそば

まず、特徴的なのはスープの香り。

提供された瞬間から感じられるワイルドな獣臭、野性味が溢れ出る”たくましい”香りがしています。

これは獣系が苦手な方は臭でギブアップしてしまうかもしれません。

『入谷大勝軒』特製もりそば
『入谷大勝軒』特製もりそば

スープは茶色味が濃く、透明度もありません。

大勝軒らしい”甘酸っぱさ”は控えめにありつつも、ほぼ別物といっていいほど野性的な味に仕上がっています。

『入谷大勝軒』特製もりそば
『入谷大勝軒』特製もりそば

本家の丸い麺とは異なる角が立った少し太めの麺。

何より驚くのはその硬さです

『入谷大勝軒』特製もりそば
『入谷大勝軒』特製もりそば

食感は大勝軒の特徴の”モチモチ”さはほぼゼロ、”ゴリゴリ”です。

消化不要を起こしてしまうのではないかと思うほどの硬さ。

硬めが好きな方にはたまらない硬さです。

スープも”ワイルド”ですが、麺もまた”ワイルド”です。

『入谷大勝軒』特製もりそば
『入谷大勝軒』特製もりそば

チャーシューは大きめが2枚。

チャーシューに関しては程よい柔らかさ、本家よりも柔らかく、ホロホロでもない丁度良い食感。

味もしっかりと染みていています。

チャーシュー、非常に旨いです。

『入谷大勝軒』特製もりそば
『入谷大勝軒』特製もりそば
『入谷大勝軒』特製もりそば
『入谷大勝軒』特製もりそば

麺量はかなり多く感じられ、麺の硬さも相まって満足度はとても高かったです。

お値段も700円とここだけ時代が止まったかのような安さ。

野性味溢れるスープの香りも慣れれば癖になるかもしれません。

こく中華

『入谷大勝軒』こく中華
『入谷大勝軒』こく中華

写真とお値段は2024年時点のものです。

前回訪問時に気になっていた「こく中華 730円」

「中華そば」に”コク”を加えた一杯とのこと。

トッピングはノリ、ヤサイ、チャーシュー、メンマ、半玉となかなか豪華です。

『入谷大勝軒』こく中華
『入谷大勝軒』こく中華

透明度のない濃い茶色のスープ。

『入谷大勝軒』こく中華
『入谷大勝軒』こく中華

味は『大勝軒』の中華そばよりも少し濃い目の味付け。

「中華そば」は『大勝軒』らしい仕上がりの味です。

『入谷大勝軒』こく中華
『入谷大勝軒』こく中華

麺はツルっとしたのど越し、モチっとした歯触り。

「もりそば」はゴリゴリの硬い麺でしたが、「中華そば」柔らか食感です。

『入谷大勝軒』こく中華
『入谷大勝軒』こく中華

チャーシューはしっかり食感。

この内容で730円は本当にコスパが良いです。

入谷大勝軒 立地とお店について

『入谷大勝軒』外観
『入谷大勝軒』外観

『入谷大勝軒』は入谷駅前の大通りの「昭和通り」、「言問通り」のどちらにも面しておらず、少し奥まった住宅街の中にあるので地元の方以外では少々見つけづらい位置にあります。

ただ、駅からは近い位置にあり、東京メトロ「日比谷線」の「入谷駅」からは徒歩約4分程度です。

入谷大勝軒 アクセスマップ

 

入谷大勝軒 内観について

『入谷大勝軒』内観
『入谷大勝軒』内観

『入谷大勝軒』の店内は両サイドにカウンターがあり全12席。

テーブルは無しです。

『入谷大勝軒』内観
『入谷大勝軒』内観

いかにも地元のラーメン屋さんや町中華といった雰囲気の店内。

味があっていい感じです。

『入谷大勝軒』内観
『入谷大勝軒』内観

店内では年配の男性のワンオペ。

威圧感があり少々緊張します。

おしまいに

『入谷大勝軒』内観
『入谷大勝軒』内観

率直な感じは『大勝軒』とは似て非なる「もりそば」だとは思います。

大勝軒を期待して行くと少し違うかもしれませんが、個人的にはかなりエッジが効いた仕上がりに感じられ、嫌いではない味です。

「中華そば」の方は『大勝軒』らしい味でした。

ぜひ次は担々麺かトマト、豆乳を試してみたい気もしますが、再度「もりそば」にチャレンジしてみたい気もしています。

本文中で食べたメニューとお値段

 

メニューとお値段特製もりそば 700円(2023年2月)
 こく中華 730円(2024年10月)
店内環境 
接客対応 
満足度 
コスパ 
オススメ度 
2024年10月時点

店舗詳細とアクセス

 

店舗名入谷大勝軒
アクセス東京メトロ日比谷線 「入谷駅」から徒歩約4分
営業時間

【火〜日曜日】
11:00~15:00
17:00~21:00
 【月曜日】
定休

2024年10月現在