みなさん、水族館で一番好きな生き物ってなんでしょうか?
イルカやアシカなどショーで人気のアイドル的な動物や色鮮やかで綺麗な熱帯魚、はたまたチンアナゴのような、どこかひょうきんなお魚などそれぞれ好きな対象があるかと思います。
筆者が水族館で一番好きな生き物はなんと言っても「タカアシガニ」。
「タカアシガニ」は日本近海の深海に住む世界最大の節足動物で、動いているかどうかもわからないほどゆっくりした動作、巨大で堂々とした姿はどれだけみても飽きません。
そして何より「世界最大」というキーワードは何より心に響きます。
子供の頃はそんな「タカアシガニ」が食べられるとは夢にも思ってもいませんでしたが、ネットが発達した21世紀、「タカアシガニ」をネットで取り寄せて食べられるということを知り、早速取り寄せて見ることにしました。
価格:4,702円 |
タカアシガニの購入方法
「タカアシガニ」は都内ではスーパーでは売られていませんし、珍しい魚が並ぶ魚介の専門店でも見かけることがありません。
ただし、「ふるさと納税」の制度を利用することによって都内に居ても「タカアシガニ」を購入することができます。
筆者は2021年に「ふるさと納税」を利用して注文をしました。
お願いをしたのは「静岡県南伊豆町 タカアシガニ2kg 30,000円」。
ここでは詳しくは説明はしませんが、30,000円という購入額はそこそこしますが、翌年からの税金が減額されますので、実際に支払う金額は数千円程度となります。
2021年末に楽天で発注をしました。
年明けに業者さんから電話がかかってきて、希望の到着日を聞かれたのでお伝えをしました。
ふるさと納税は初めてだったのですが、電話で食べ方などの説明がありかなり親切な対応の印象です。
【ふるさと納税】茹で タカアシガニ 1.6kg前後 かに カニ 蟹 味噌 甲羅 価格:50,000円 |
タカアシガニ到着
そしてお願いした到着日、待ちに待ったタカアシガニが到着しました。
クール便で到着。段ボールに入った冷凍のタカアシガニです。
なんとなくSF映画に出てくる宇宙の生物の様な印象を受けます。
茹でられているので、到着後解凍するとすぐ食べることができます。
生で届いても、この大きさのカニを茹でる鍋はありませんし、プロの方の茹で加減で茹でてもらった方が美味しいはずなので、茹で上げでのお届けはとても助かります。
蟹味噌は事前に瓶に詰めてくれていますので、甲羅の裏は空っぽです。
蟹味噌はかなりたっぷり。これで一匹分でしょうか?印象としては一匹分以上ある気がします。
もしこれで一匹分であればかなりの量が取れるのかと思います。
タカアシガニの身
タカアシガニの主な可食部である脚の身は引っ張るとスルッと抜けます。
タカアシガニの身はプリッとした歯触り、甘みと旨味がある複雑な味でとても美味です。
味としてはタラバガニに近いかもしれませんが、タラバガニのように弾力性の強い歯応えの甘みが強い身とは違い、もう少し味に深みがあり複雑で、カニ上級者向けかもしれません。
ただ実際かなり旨いです。
下の写真は届いたカニの脚の半分程度、胴体部分の身を小皿に取り分けたものですが、かなりの量があります。
タカアシガニのカニ味噌
蟹味噌は瓶に詰めてくれています。
ジャムが入っている様なサイズの瓶でかなりの量があります。
質感はかなりさらっとしています。
味は苦味とコクが強い印象で、毛ガニやズワイガニのように甘みとコクが強い蟹味噌とは少し違い、コクと苦味が強く、そして若干の甘みが感じられます。
この苦味が酒のつまみに最高です。タカアシガニの蟹味噌もやはり身の味と同じ様にカニ上級者向けかもしれません。
この苦味が強い蟹味噌を甘みがあるカニの身に絡めると最高のコンビネーションとなります。
このタカアシガニのカニの身と蟹味噌のコンビネーションの味は今まで食べてきたカニの中でもトップクラスの美味しさ。
瓶いっぱいの蟹味噌の量ですので、カニの身にたっぷりと蟹味噌を絡めて食べられるこの贅沢。
おしまいに
2021年のふるさと納税として取り寄せてみた「タカアシガニ」ですが、かなりの満足度です。
カニの身も蟹味噌も想像以上の美味しさ。
量に関しても2kgは2〜3人でも十分に満喫できる量です。
「タカアシガニ」を初めて食べましたが、結果としては大満足。
機会があればまたぜひ食べたいと思います。
本文中で紹介のカニのお値段とレビュー
メニューとお値段 | ふるさと納税 静岡県南伊豆町 タカアシガニ2kg 30,000円 |
レア度 | |
蟹味噌の味 | |
蟹の身の味 | |
コスパ | |
オススメ度 |