【新橋 纏（まとい）】（＠港区・新橋）新橋の路地裏にあるラーメンの銘店 オススメメニューの紹介

新橋駅周辺でラーメンの人気店といえば「味・知名度」共におそらくトップクラスと言えるのが「新橋　纏（まとい）」です。

「平子煮干」と「烏賊干し鶏白湯」の2種類のスープのラーメンと「濃厚鶏つけ麺」を提供しています。

食べログの”ラーメンTOKYO百名店”に2018、2019、2020と3年連続で選ばれた実力店です。

そんな有名なお店にもかかわらず、路地裏の奥に隠れる様に営業しており、新橋の街中を普通に歩いているだけではほぼ気づかない、知る人ぞ知る新橋のラーメンの名店です。

新橋　纏　立地とお店の雰囲気について

纏は新橋駅、烏森口から日比谷通りの方向に歩いて約3分程度とかなり駅に近い立地です。

ただ冒頭で述べたとおり、お店は非常に分かりづらい場所にあり、初めての場合はマップアプリが必須と言えるでしょう。

筆者が目印にしているのがうどん屋さんの「おにやんま」。その真正面の細い路地のさらに奥の細い路地の突き当たりに位置しています。

↓こちらが”おにやんま”の正面の路地。その路地の建物と建物の間の細い道の奥にあります。白い看板が目印。

↓細い道に入ると奥に見えるのが「纏」の入り口です。

入り口はこんな具合です。入ると真っ正面に券売機があります。

店内はL字型カウンターのみ、9席となっています。

座席と壁の間はとても狭く、人一人がやっと通れるレベル。お店の場所、店内の造りと隠れ家的な雰囲気があります。

カウンターは木で、お店の雰囲気も常連が通う居酒屋と言った感じです。

客層は基本男性が多いですが、女性もちらほらと。

混雑状況としては、ランチのピーク時には細い路地にずらっと人が並びます。

13時半ばから2時あたりの人気ラーメン店に並ばず食べれる鉄板の時間帯でも外待ちの列が伸びていることもあります。

新橋　纏　メニューについて

新橋　纏のメニューは大きく分けると2021年3月現在は下記の通りです。

• 平子煮干そば　800円（特製　1,000円）
• 烏賊干し鶏白湯そば　900円（特製　1,100円）
• 濃厚鶏つけ麺　900円（特製　1,000円）

そのほか麺の量、トッピング等のアレンジもOKです。

通常はお店の看板メニューにオーダーが集中するのですが、纏では何か一つのメニューに偏るのではなく、ほぼ綺麗に注文が割れている印象があります。

平子煮干そば（特製）

券売機の最初にボタンがあるのが「平子煮干そば　850円」です。
写真は「チャーシュー、味玉、メンマ、海苔」増しの「特製平子煮干そば　1,000円」になります。

見た目にも美しい上品なビジュアル。味の期待も高まります。

スープは煮干しの味がギュッと濃縮されていながら、澄んでいてしつこさがありません。

筆者の語彙力ではうまく表現できませんが、煮干しスープのラーメンとしては確実に記憶に残る旨い味です。

麺は三河屋製麺製。パッツンというよりは少し柔らかめのストレート細麺です。

スープとの相性は抜群。煮干しのスープにはこの細さと歯応えが最高によく合います。

チャーシューはしっかりとした肉の歯応えと旨みがあるものと、しっとりとした柔らかさと舌に残る甘みがある２種類。

玉子は黄身がしっとりしていながらも、しっかり味が染みていて特徴的です。
ご飯と一緒に食べたくなります。

味濃いめの玉子が好きな人にはオススメ。筆者個人的には大好きです。

烏賊干し鶏白湯そば

ラーメンの素材としてはかなり珍しい、烏賊と鶏白湯の組み合わせのスープの「烏賊干し鶏白湯そば　900円」。

スープは、透明度ほぼ無し。鶏白湯という名前からは想像がつかない黒い濃厚なスープです。

スープを一口飲むと、しっかりとした烏賊（イカ）の味が感じられ、鶏白湯単体のスープとは全く別物の印象を受けます。

全体としては強めに感じる烏賊の味と鶏の味がうまく調和され、バランスの良いまろやかな味に仕上がっています。

麺はストレート細麺。煮干しそばと同じものかと思います。

柔らかすぎず、かと言って濃厚煮干し系の様なバキバキに硬くも無い、少し芯を感じるアルデンテの茹で加減です。

チャーシューはしっとりとした食感で、かつ噛むとサクッと噛み切れる柔らかさの鶏チャーシューが3枚。

「烏賊干し鶏白湯そば」はちょっと他のお店では見かけることがないオリジナリティーのある一杯ですので、スープの味の幅を広げてみたい人はぜひ一度試してみてください。

濃厚鶏つけ麺

最後は「濃厚鶏つけ麺　（900円）」。ボリュームのあるつけ麺のメニューとなります。麺の量は200gと300gから選択でき、ラーメンの基本の量である150gと比べると２倍まで増量ができます。

写真は300gのものでかなりの量があります。

ドロットした濃厚で粘度が高いスープ。
鶏つけ麺ということですが、スープはつけ麺らしく、魚介系の味も目立ちます。
スープの中にはチャーシューの切り落としが入っています。

麺は若干太め、少し硬めの茹で加減でブツっとした歯応えがあります。
纏といえば上品な中華そばのお店といった印象が強く、ガッツリつけ麺のイメージがあまり無いのですが、つけ麺に関してもかなりのレベルの高さです。

纏のつけ麺はスープの味が際立っていて、つけ麺専門店にも負けない美味しさです。
もし、纏ではラーメンしか食べないという人でも、一度食べてみる価値絶対ありの一杯です。

麺の量に関しては、300gは本当に注意が必要です。食べても食べても麺が減らないので途中焦りました。

通常であれば200g、胃のサイズに自信がある、もしくはお腹がとっても空いている場合は300gをお勧め致します。

おしまいに

新橋界隈ではトップクラスのラーメンの人気店「新橋　纏」。

新橋のディープな呑み屋街の奥の細道の先にある魅惑の中華そば。

是非一度ご賞味ください！

本文中で紹介のメニューとお値段

店舗詳細とアクセス