【六文そば・日暮里1号店】（＠荒川区・日暮里）熱狂的なファン多数のお蕎麦屋さん”六文そば”の日暮里1号店

日暮里駅の東口を出ると目の前に見えるマンションと商業施設が入る高層ビル「ステーションガーデンタワー」。

２階から3階は日高屋や松屋などいろいろな飲食店が入っているのですが、空中店舗だからかどのお店もいつもそれほど混んでいないのでのんびり食事を楽しめる筆者お気に入りのスポットです。

今回ご紹介のお店は、そのビルの３階にひっそりと佇む「六文そば・日暮里1号店」です。

日暮里には六文そばが2店舗あり、今回紹介ではない2号店は日暮里駅南口近くの駅前の路面店。

2号店の方は朝、駅に向かうサラリーマンが朝食に立ち寄るには最適の立地なのですが、本家1号店の方は新しい駅前ビルの中、しかも空中店舗で出勤の時間帯はあまり人が立ち寄らない場所のため朝も比較的空いていることが多いです。

ちなみに1号店の方が新しく、2号店の方が古い感じの見た目のお店なので、ナンバリングが逆では無いかと思うかもしれませんが、1号店は駅前再開発の影響で新築ビルのテナントとして入ったそうです。

そのため1号店は2号店よりも新く綺麗な見た目になっています。

六文そば1号店と2号店の違いについて

「六文そば」と同じ店名ではありますが、1号店と2号店ではそばの味も値段も異なります。

お店の名前は一緒ですが別なお店と言っても過言ではありません。

1号店の特徴は

• 券売機の食券制
• お酒の提供あり
• 生蕎麦利用
• ざる蕎麦がある
• ご飯物のメニューが充実

と言ったところが挙げられます。

1号店は2号店とは異なり、「生蕎麦」を使っているので、麺を茹でてから提供されるまでに少し時間がかかります。が、その分お蕎麦の味は一段上です。

通常のかけそばも2号店は200円なのに対して1号店は270円と少々高いですが、その分”茹でたての生蕎麦”の味が楽しめます。

↓六文そば日暮里2号店の特集記事もありますのでよろしければどうぞ！

関連記事

【六文そば・日暮里2号店】（＠荒川区・日暮里）コアなファンに指示される”激安立ち食いそば屋さん”

コアなファンが多い立ち食いそば　”六文そば”とは荒川区・日暮里界隈で立ち食いそばといえばなんといっても「六文そば」か「一由そば」です。駅前にはチェーンの立ち食いそば屋さんもあるにはあるのですが、やはり地元の常[…]

六文そば　立地とお店について

六文そば1号店はJR日暮里駅東口のすぐ目の前にある”ステーションタワー”という駅前のビルの３階にあります。

ステーションタワーは１階にはスーパーなどのお店、２階と３階にはレストランが多く入っており、焼肉の人気店「山田屋」やチェーンの中華「日高屋」、牛丼の「松屋」等の他、いろいろな種類のレストランが入っています。

店内は2号店と比べると比較的広く、立ち食いカウンターのほか、座席もあります。

六文そば1号店　メニューについて

六文そば日暮里1号店は2号店とは異なり券売機式。

メニューの数もかなり多く、ご飯物やアルコールもあり充実しています。

「かけが270円」と、2号店の「かけ200円」と比較すると少し割高ですが、生蕎麦を使っているため、味は格別です。

また2号店にはない”ざる　340円”があり、冷たいお蕎麦好きには嬉しいところ。

さらに”ご飯もの”のメニューに関しても「かき揚げ丼、カレー丼、とろろ丼、カツ丼」などかなり種類が豊富。

お蕎麦とのセットにしても”かき揚げ丼セット”が480円とワンコインでお蕎麦とご飯物のセットが食べられるというのはかなり嬉しい料金設定です。

そして”カツ丼”セットが520円とこちらもかなりのコスパの良さです。

そして六文そばといえば”げそ天そば”。こちらは390円と2号店よりは60円ほど高いですが、茹でたて生蕎麦使用という点を考慮すれば高くは感じられません。

げそ天（冷やし）

げそ天の写真と値段は2021年時点のものです。

六文そばといえばなんと言っても「げそ天　390円」です。（写真は冷やしで注文した物です。）

この食べ応えがある「ゴリゴリ食感」のげそ天。
揚げたてではないかと思いますが、時間が経ってもベチャベチャにはならずに、衣はガリガリ、イカはゴリゴリと複雑な食感が楽しめます。

ムラサキイカというイカのゲソがたっぷり入った”ゲソ天”。

食べ応え抜群です。

お蕎麦は茹でたてだけあって、2号店の柔らかい蕎麦とは違い、しっかりとしたコシがある食感です。

六文特選

六文特選の写真と値段は2020年時点のものです。

お店の名前を冠したフラッグシップメニュー？の「六文特選460円（税込み）」。

月見・キツネ・タヌキ・ワカメと人気のトッピングが全てのった一品です。

コシのあるしっかりとした歯応え。立ち食い蕎麦とは思えないクオリティの高いお蕎麦です。

たぬき、きつね、月見、ワカメのいわゆる全部乗せそば。たったの460円でプチ贅沢気分が味わえます。

天ざる

天ざるの写真と値段は2020年時点のものです。

「六文そば」としては貴重な”ざる蕎麦”が食べられる「日暮里一号店」の「天ざる　460円」。

「六文そば」で珍しく”ざるそば”が頂ける「六文そば日暮里一号店」。

貴重な店舗です。

”ざるそば”はしっかりとしたコシがあるお蕎麦の歯応えと喉越しを楽しめます。

”蕎麦らしい”プッツリとした食感の硬さと歯切れの良さがなんともいえません。

野菜たっぷりのかき揚げ。

お蕎麦だけでは少しお腹が寂しいと感じる時でも、かき揚げとセットにすることで満足度がアップ。

お昼にはぴったりのボリュームです。

肉丼セット

肉丼セットの写真と値段は2022年時点のものです。

六文そば日暮里1号店ならではのご飯のセットメニュー「肉丼セット　500円」。

甘辛く煮た豚肉と玉葱の甘味がご飯にぴったり。

茹でたてのお蕎麦と肉丼のこのセットで500円は本当にバリュープライス。

ご飯とのセットメニューが楽しめる「六文そば日暮里1号店」は”六文そばファン”にとっては必ず訪れるべきお店の一つです。

おしまいに

2号店と比べてしまうと全体的に料金は高い設定ではありますが、一般的な立ち食い蕎麦屋さんと比較すると決して高くは感じません。

しかも、立ち食い蕎麦なのにもかかわらず、”生蕎麦”を使用し、また注文が入ってから茹でるので”茹でたて”をいただくことができます。

また、2号店には無いお得なご飯のセット物もあり、ワンコイン以下で食べられるメニューのほか、一般的な蕎麦屋さんでは600円から700円が普通の”カツ丼セット”でも500円台。

ビルの空中店舗と少々アクセスしづらい立地ではありますが、そのお値段とクオリティはわざわざ行く価値充分にありです。

ちなみに繰り返しますが、お蕎麦は注文が入ってから茹でますので、普通の立ち食い蕎麦屋さんよりは少しだけ時間がかかります。

朝の出勤前や会社の昼休憩など忙しい時間には余裕を持って訪問されることをお勧めいたします。

本文中で紹介のメニューとお値段

店舗詳細とアクセス