豊島区・巣鴨。なんとなく年配の方が好みそうな場所柄ですが、2016年に世界初のミシュラン一つ星を獲得したラーメン店『Japanese Soba Noodles 蔦』(2019年に代々木に移転)、濃厚鶏白湯の『麺や いま村』、こいけブランドの家系ラーメン『こいけのいえけい』等、美味しいラーメン屋さんが数多くあるエリアです。
上野や浅草、池袋のように海外等からの観光のお客さんが少なく、長時間並ばずに美味しいラーメンが食べられるのでお気に入りの街でもあります。
そんな巣鴨でも特に有名なお店が『らぁめん 生姜は文化。』です。
オープンは2018年、池袋の塩ラーメンの有名店『塩そば専門店 桑ばら』の姉妹店でもあるそうです。
池袋で「塩ラーメン」の代名詞といえる食べログでもかなりの高得点のお店が今回ご紹介『塩そば専門店 桑ばら』です。“ラーメンの鬼”と呼ばれた『支那そばや』の故・佐野実氏も太鼓判を押したお店の名物「塩そば」は”塩”の味にこだわったガツンとくる[…]
らぁめん 生姜は文化。・立地とお店について
『らぁめん 生姜は文化。』はJR山手線の「巣鴨駅」南口を出て「中山通り」を池袋方面に5分ほど歩いた場所に位置しています。
『らぁめん 生姜は文化。』に着くまでに2022年夏にOPENの台東区・御徒町の超人気店の2号店、『らーめん鴨&葱』の前を通り過ぎます。
2022年8月26日(金)、上野・御徒町で常に行列の超人気店「らーめん鴨to葱」の姉妹店「らーめん鴨&葱」が巣鴨にオープンしました。上野・御徒町の「らーめん鴨to葱」は超人気店の為常に行列。ぷらっと気が向いた時に入れる様なお[…]
もう少し進むと、『ヒーローキング』『らーめんPit』といったガッツリ系のラーメン屋さんも同じ通りに位置しており、ラーメンの食べ歩きには最適な場所です。
『らぁめん 生姜は文化。』は訪問に当たって一つ注意点があり、閉店時間が夜8時と比較的早めです。
飲んだ後に立ち寄るには少し閉店が早いですが、通しで営業をしてくれていますので、遅めのランチでラーメンが食べたい時には便利です。
らぁめん 生姜は文化。内観について
『らぁめん 生姜は文化。』の店内はL字型のカウンターで全13席。
隣の人が全く気にならない”木製のついたて”が非常にありがたいです。
全神経をその一杯のために集中したい”ひとりラーメン”を楽しむ人にとっては隣が丸見えの透明のパーテーションよりもはるかに集中力を高めることが出来る”イージスの盾”です。
らぁめん 生姜は文化。 メニューと値段について
『らぁめん 生姜は文化。』のメニューは基本は
- 醤油生姜らーめん 880円
- 塩生姜らーめん 880円
ですが、「つけ麺」や「季節限定」のメニューもあります。
醤油生姜らーめん
醤油生姜らーめんの写真と値段は2023年7月時点のものです。
基本のメニュー、「醤油生姜らーめん 880円(税込)」。
恋めの琥珀色のスープ、中にはうっすらと見えるピロピロ手揉み太麺、そして大きな鶏肉が2切れと、食欲をそそるイケメン風なルックスをしています。
生姜が前面に来るというよりは、淡麗な醤油の中に生姜のピリッとした辛さが奥ゆかしく感じられるスープです。
一口目から”生姜 culture”に引き込まれます。
全粒粉が麺の中に見える「ピロピロの手揉み麺」。
以前は”太め・硬め“の麺こそが至上かと思っていたのですが、今は無き亀有の銘店『手打式超多加水麺 ののくら』で”優しい食感の手揉み麺”に開眼し、「ピロピロの手揉み麺」の信者となりました。
”もっちり”とした食感で食べ応えがある麺は、”麺”の美味しさに気づかせてくれます。
大きな鶏肉が2枚。チャーシューほどアブラ、味が濃くないので、生姜の淡麗のスープと良く合います。
量も充分で食べ応えがあります。
これは文句なしに美味しいです。
『らぁめん 生姜は文化。』の醤油生姜らーめん。
味、お値段、ボリュームともに文句なしです。
おしまいに
さすが、巣鴨の人気らーめん店。
大満足でした。
最近は千円台のラーメンが珍しくなくなり、一杯800円台と聞くとかなり安く感じられるようになりました。
インバウンドのお客さん相手に強気の価格設定をするお店もビジネスとしては正しいと思いますが、ローカルが気軽に、美味しいラーメンを楽しめる、そんなお店はとっても素敵です。
本文中で紹介のメニューとお値段
メニューとお値段 | 醤油生姜らーめん 880円(税込) |
店内環境 | |
接客対応 | |
満足度 | |
コスパ | |
オススメ度 |
店舗詳細とアクセス
店舗名 | らぁめん 生姜は文化。 |
アクセス | JR山手線「巣鴨駅」南口から徒歩約4分 |
営業時間 | 【月〜金曜日】 |