『竹福』は2022年末の時点で閉店となっております。
今思えば都内で「竹岡式ラーメン」を”乾麺”で提供しているかなり貴重なお店だったので閉店はかなり残念です。
「竹岡式ラーメン」、真っ黒な見た目でショッパイ味が魅力的で時々食べたくなるのですが、やはり今でも個人的には”乾麺”ならではの素朴な味わいが懐かしく、印象深く感じられます。
以下の内容は閉店以前、2022年5月に営業をしていた時点のものになります。
2021年5月24日、港区、田町・三田に『竹福』という新しいラーメン屋さんがオープンしました。
場所はもともと牛骨白湯拉麺を提供していた『五瞭(ごりょう)』の跡地です。
「拉麺 五瞭」は2021年5月に文京区本郷に移転となりました。以下の内容は移転以前、港区・田町、三田で営業をしていた時点のものになります。港区、田町の飲み屋街「慶応仲通り商店街」。狭い範囲に美味しいお店がギュッと詰まっている[…]
お店の前の看板の写真に写っている”真っ黒いスープ”の写真がずっと気にはなっていたのですが、なかなかタイミングが合わずに行くことができず。。
オープンから丁度1年後の2022年5月、初訪問させていただきました。
竹福 立地とお店について
『竹福』の最寄りは「JR山手線」の「田町駅」、もしくは「都営浅草線 都営三田線」の「三田駅」です。見たからですと徒歩5分程度となります。
『竹福』の場所は場所は慶応仲通り商店街の中なのですが、少し解りづらく『五瞭(ごりょう)』の時もそうだったのですが、普段この道を歩いている人でも見逃してしまうような少し奥まった所にあります。
場所的にはホルモンの有名店『鉄火本店』の向かい側の路地の奥。
鉄火本店前近くに出ているこの看板が目印です。
竹福 店内の様子について
店内は『五瞭(ごりょう)』そのままの内装。椅子やテーブルも同じものを使っているようです。
ただ、壁紙か照明なのか、なんとなく店内が暗くなった気がします。
客席はカウンターとテーブルがあり合計12席です。
竹福 メニューについて
メニューは基本の「ラーメン 880円」1本です。
そしてご飯類にチャーチューやメンマ、ノリと言ったトッピングがあります。
アルコールの種類が焼酎、ワイン、ビールと充実しています。
元祖 竹岡式 ラーメン 880円
提供されたのは注文をして20分程度してからでしょうか?
通常のラーメンの提供時間の2倍位待った気がします。
ランチの時間は比較的自由にとっているのですが、午後の仕事もありますので、長時間待たされると少々心配になりました。
到着したラーメンのスープは店頭の看板通り真っ黒です。
飲んでみると”見た目通り”、”想像通り”ショッパさです。
出汁の深みやコクがあるわけでもなく、醤油の味が際立つ不思議な味です。
麺を啜ってみてびっくり。
食べてみると乾麺独特の食感がします。
完全にインスタントという感じではなく、もう少し生麺に近い食感ですがそれでも歯触りには乾麺らしさが残っています。
ラーメン屋さんで乾麺を食べたのは韓国料理店以外では初めてだったのでとても驚きました。
チャーシューは大きめで味もしっかりとついています。
これがなかなか旨くてご飯が欲しくなります。
スープと乾麺の簡素な感じに”玉ねぎのシャキシャキ感”。
表現の方法として適切ではないかもしれませんが、個人的には「絶品B級グルメ」的な感じがしてとても楽しく、美味しく頂けました。
おしまいに
筆者、竹福で「竹岡式ラーメン」というものを初めて知りました。
食後に調べてみると「竹岡式ラーメン」は千葉県内房(富津市竹岡など)周辺発祥のご当地ラーメンで、醤油ダレの真っ黒なスープ、角切りの玉ねぎ、が特徴とのことです。
そして最大の特徴が、「乾麺」を使っているということ。
かなり待たされたのは乾麺を利用しているからなのかもしれません。
ラーメンが出来上がるまでの待ち時間にもお客さんが次々来店してきていましたが、店員さんが待ち時間がかかる旨を伝えると諦めて帰ってしまう人もちらほら。
田町、三田はサラリーマンが限られたランチ休憩の合間で来店しますので、提供に時間がかかってしまうのは少々痛いところです。。
「竹岡式ラーメン」、少々特徴的なラーメンでしたが、個人的にはまた食べてみたいと思わせてくれる不思議な魅力がある味でした。
今回紹介のメニューと感想
今回紹介のメニュー | 元祖竹岡式ラーメン 880円 |
接客対応 | |
店内環境 | |
満足度 | |
コスパ | |
オススメ度 |
店舗詳細とアクセス
店舗名 | 竹福 |
アクセス | JR山手線・京浜東北線 田町駅(三田口)より徒歩約5分 東京メトロ 浅草線・三田線 三田駅より徒歩約3分 |
営業時間 | 【月~土曜日】 【日曜日】 |
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