天下一品 上野アメ横店 メニューについて
天下一品のメニューは基本のラーメンの種類が4種類。
- 「こってり」
- 「屋台の味」
- 「あっさり」
- 「味噌」
の4つの中から選択します。
その他、トッピングでチャーシュー麺や、ネギラーメン、味付煮卵ラーメンと言ったバリエーションがありますが、あくまで基本は4種類です。
またご飯類とラーメンとのセット、餃子などのつまみになるメニューも充実しています。
こってり 天下一品といえばなんと言ってもこの味
写真とお値段は2021年時点のものです
こってり798円※税込(上野アメ横店価格)
天下一品といえばなんと言ってもこってり。このこってりを食べるために天下一品に来ていると言っても過言ではありません。
そして天一(天下一品の省略形)の信者と一緒に来店したときにこってり以外のスープを注文しようものなら、
「こってりを頼まなければ天一に来ている意味がない」。
と説教をされることになります。
スープは白濁して透明度ゼロの強粘性のドロドロスープ。
鶏ガラや野菜を煮込んで作った唯一無二のスープです。
一度食べると好きな人はその虜になること間違いなし。筆者は初めて渋谷のセンター街で食べた時にかなりの衝撃を受けました。その後週に何度も通い続けた記憶があります。
ただかなりの”こってり”具合なのであまり得意ではない人がいるのも事実。
ちなみに、天一の”こってり”はラーメンのスープのドロドロ具合を表現する際の基準として使う時に便利です。
【使用例】
麺はストレートの細麺。
硬すぎず、柔らかすぎずのブッツリとした歯応えで、独特の強い印象がある麺です。
こってりスープを全身に纏っいます。
薄切りの控えめなチャーシュー。
少しお行儀が悪いかもしれませんが、この”こってりスープ”をご飯にかけて、胡椒を振って辛味噌を少し入れて食べるのが最高です。
辛味噌はかなり辛いので入れすぎ注意です。ラーメンの後半にこの辛味噌を入れて味変させていただくのが筆者のパターンです。
屋台の味 ”こってり”と”あっさり”の中間
写真とお値段は2021年時点のものです
屋台の味798円※税込
”こってり”と”あっさり”の中間のラーメンで以前は「こっさり」と呼ばれていたことも。
スープの味はかなり”こってり”に近く、こってりのスープの粘性を下げてサラサラにした感じです。
スープだけを飲むと”こってり”と間違えてもおかしく無いほどに近い味がしています。
ただ、違いが出るのが麺を食べた時。
”こってり”は麺全体にどろっとしたスープが絡み付いてきますが、”屋台の味”はスープがサラッとしているので麺にそれほどスープが絡みません。
ちなみに、”こってり”とは異なり、ラーメンのスープのドロドロ具合を表現する際の基準として使う時には通じないことが多いので注意が必要です。
【使用例】
スープの味としては”こってり”にだいぶ近いですが、麺を食べた時の印象がかなり異なるのが”屋台の味”の特徴です。
あっさり
写真とお値段は2021年時点のものです
あっさり798円※税込
”こってり”、”屋台の味”とは全く異なる、黒い透明度が低いスープの”あっさり”。
天一の”あっさり”といえば、一部では
わざわざ天一まで来て「”あっさり”を頼む人は存在するのか?」
と都市伝説の様になってしまっているメニューとも言えます。
筆者天一にいくと深夜はほとんどのお客さんがこってりを頼んでいますが、お昼に行くと、まれに”あっさり”を頼んでいる女性を見かけます。
おそらくですが、彼氏にランチに無理やり天一に連れてこられたが、”こってり”のカロリーは高いので”あっさり”でやり過ごしているのでは?
と勝手に推測したりしています。
その点で言えば、逆に”屋台の味”を頼んでいる人の方が見かけない気がします。
ただ、あっさりとはいえど、一般的な中華そばのような醤油スープよりは味が”濃い”です。
「天下一品」のあっさり、意外と侮れない美味しさです。
麺は他スープ同様の細麺です。
あっさりとしてはいますが、しっかりとした濃い味のラーメンです。
味噌 2020年9月に追加
写真とお値段は2021年時点のものです
味噌898円※税込
天下一品はもともと3種類の味の濃さのスープのみだったのですが、2020年9月に「味噌」が追加されました。
発売当初は古くからの天下一品ファンにしてみると味噌?と少し不思議な感じがするラーメンでしたが、実際に食べてみるとしっかりと「天下一品」の遺伝子が入っていることがわかります。
黒い丼にひき肉、ねぎ、もやしがトッピングされています。
味噌は天下一品らしいこってりとしたスープに味噌のまろやかさがプラスされたコクがある仕上がり。
これは予想を良い意味で裏切られた感じがあり結構美味しいです。
麺は味噌もストレートの細麺。他のラーメンと同じものです。
新作の味噌もなかなかの味。ただ、他のラーメンよりも100円高いお値段設定です。
こってりMAX 2023年6月に発売
写真とお値段は2023年時点のものです
以前に何度か店舗限定で販売されていた「こってりMAX」が2023年6月12日(月)に全店舗で発売開始となりました。
お値段は1,210円。
2023年時点の通常の「こってり」は940円なので270円増しとなります。
「こってりと」の違いはスープのみ。
一部噂ではスープがドロドロすぎて、”レンゲが立つ”という話も聞いたことがありましたが、さすがにそこまで粘性は高くなく、レンゲは立ちませんでした。
想像は”もっとこってり”しているかと思ったのですが、実際の印象としては「こってり」より”もう少し濃厚”になった感じです。
いつもより大量にスープを纏うので麺はアツアツです。
いつものようにライスに辛味噌を乗せ、スープをかけて締めにします。
美味しいですが、「こってり」よりも少し濃厚になった感じででこってりと大きくは違わない印象。
美味しかったのですが、「こってり」に270円プラスというのは少し悩みどころです。
「こってり」が既に完成されているので、270円出すのであればトッピングやご飯類等にしようかな?
というのが正直な感想でした。
とはいえ、面白い味なので、まだトライしたことがない方や、いつもは「こってり」だけど、たまには少し味変したいといった場合にはオススメです。
その他メニュー
半チャーハン
写真とお値段は2021年時点のものです
ラーメンにセットでつけられる「半チャーハン」。ラーメンとセットにした場合は1,098円です。
パラっとしていて味濃いめのチャーハン。美味しいです。
マヨチャ丼
写真とお値段は2021年時点のものです
チャーシューとマヨネーズを和えた具材がライスの上に乗った「マヨチャ丼 258円」。元々は店員さんの”まかない”料理だったそうです。
こちらもラーメンとセットに出来て、セットにすると988円です。(味噌は100円UP)
キムチャ丼
写真とお値段は2021年時点のものです
チャーシューとキムチがライスの上に乗った「キムチャ丼 258円」。
ラーメンとセットが出来て、セットにすると988円です。(味噌は100円UP)
天下一品カロリーについて
こってりなラーメンですのでカロリーも気になるところ。下記のカロリー表は天下一品ホームページから取り出したものです。
屋台の味と味噌は不明です。
こってりは900kcalとドロドロのスープから想像できる通りのかなりの高カロリー。家系ラーメンが800kcal程度と考えるとそれよりもさらに高いカロリーとなります。
こってり
名称 | 並1杯あたり (486.9g) |
---|---|
熱量 | 949kcal |
たんぱく質 | 37.5g |
脂質 | 66.2g |
炭水化物 | 53.6g |
ナトリウム | 2.5g |
(食塩相当量) | (6.4g) |
あっさり
名称 | 並1杯あたり (576.4g) |
---|---|
熱量 | 490kcal |
たんぱく質 | 20.8g |
脂質 | 19.6g |
炭水化物 | 57.6g |
ナトリウム | 3.3g |
(食塩相当量) | (8.4g) |
おしまいに ズバリ初めての人にオススメの味は?
天下一品が初めてであれば、やはりなんといっても「こってり」を一度試して見て欲しいです。
それでもし”こってり”の味が合わないというのであれば”さっぱり”か”味噌”がおすすめです。
”屋台の味”は味はこってりにかなり近いのですが、おそらくカロリーは低めなので
「”こってり”を食べたいけどカロリーが気になる」。
と言った場合には”屋台の味”が良いかと思います。
紹介のメニューとお値段
メニュー名 | お値段 | 食べた時期 |
こってり・屋台の味・あっさり | 798円(税込) | 2021年 |
味噌 | 898円(税込) | 2021年 |
こってりMAX | 940円(税込) | 2023年 |
マヨチャ丼 | 258円(税込) | 2021年 |
キムチャ丼 | 258円(税込) | 2021年 |
チャーハンセット | 1,098円(税込)※味噌の場合は1,198円 | 2021年 |
「天下一品 上野アメ横店」立地とお店の様子について
「上野仲通商店街」の御徒町駅よりのところに位置しています。
1階のカウンター、2階のテーブル合わせて全38席。
深夜営業もしていて飲んだ後にぴったりのお店です。
注文はタブレットで、お支払いは自動精算機で行います。
店舗詳細とアクセス
店舗名 | 天下一品 上野アメ横店 |
アクセス | JR御徒町駅下車 北口より徒歩約4分 |
営業時間 | 【月〜木、日】 |