オニエビ(イバラモエビ)ってご存知でしょうか? 日本海から北海等にかけて取れるエビで、オニエビを専門にした漁はなく、他のエビやカニの漁の際に一緒に取れるが量は非常に少ないという珍しいエビです。
見た目は15センチ程で、頭や腹にかけて刺が並び、かなり独特な外観をしています。
その見た目から北海道では”ゴジラエビ”という呼ばれ方もするそうです。
十脚目>コエビ下目>モエビ科>イバラモエビ属
モエビ科には他に有名な食用のエビが居ないので、イバラモエビ属の「イバラモエビ」がモエビ科としてのエビの味を楽しめる貴重なエビです。
オニエビ 時期と入手方法・値段について
「オニエビ」はスーパーに並ぶことはほとんどなく、鮮魚を扱う専門店でたまに見かける程度の珍しいエビです。
御徒町にある吉池でたまに見かける程度。
オニエビは春から初夏にかけて獲れるようで、この時期に鮮魚専門店を覗いてみると置いてあることがあります。
お店でどうしても見つけられないという場合は通信販売でも入手可能です。
通信販売での相場は冷凍200gで2,000円〜3,000円(送料別)程度。生になるとさらに値段が上がります。
今回吉池で購入したものは13匹入って税抜きで800円(税込み864円)。1匹あたり66円。
グラムあたりにすると、100gで税抜き400円と通信販売と比べてもかなりの割安感があります。
ネット通販について
ネット通販でもそれほど数が多くなく、すぐに品切れになってしまうこともよくあります。
もし食べてみたければ見つけたら即買いをオススメします。
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オニエビ 味と食べ方について
オニエビの主な食べ方は”刺身”、”塩焼き”、”味噌汁”の3つです。
刺身の味は最上。甘み、旨味があり、プリッとした食感。焼くとより甘みが強くなり、旨味の濃さも増す。
という特徴があります。
鮮やかで綺麗な赤い色で刺身で盛り付けても見栄えがとてもよくなります。
オニエビの刺身
殻が硬く、頭、腹と刺があるので殻を剥くのが一苦労です。
頭には海老味噌がたっぷり。こちらはあとで味噌汁にします。
むき終わった姿かこちら。↓ 甘海老よりも二回りほど身が太く、食べ応えがありそうです。鮮やかな赤い色できれいな見た目をしています。
食べてみると評判の通り、甘みが強く、プリッとした食感で格別の美味しさ。
甘海老よりも水っぽさがなく、甘味が強く感じられます。
お刺身として食べるには最上級のエビです。
オニエビの塩焼き
オニエビは焼くことで甘みが強くなり、ほろっとした肉質の食感を楽しむことができます。
身のほろっとした柔らかな食感と旨味、焼きも最高に美味しいです。
海老味噌もコクがあり絶品です。
オニエビの味噌汁
刺身にした時に余ったオニエビの頭を出汁にした味噌汁です。
エビの出汁が効いていてコク深い味わい。
エビミソも入っていますので中までしっかりといただきます。
おしまいに
なかなか見かけることがない貴重な「オニエビ」。
いろいろな方法で頂きましたが、特にお刺身の味は絶品でした。
通信販売でも入手はできますが、もし鮮魚店で見かけた際には即買いをオススメします!
本文中で紹介の品のお値段
お値段 | 13匹 800円 (税込み 864円) |
レア度 | |
コスパ | |
オススメ度 |