大阪「キタ」にある常に行列の人気ラーメン店 人類みな麺類とは?
大阪のらーめん好きな人に美味しいらーめんについて尋ねてみると必ずと言って良いほど名前が上がる超人気有名店が「人類みな麺類」です。
代表は2012年、24歳の若さで「人類みな麺類」を創業。
2020年現在、開業してから8年目となり、東京やニューヨークにも進出を果たした新進気鋭のらーめん屋さんです。
営業時間は11:30〜23:00までとかなり長いのですが、とにかく常に混んでいて、西中島駅前に行列を作っており、その人気が伺えます。
来店していつも感心するのが店員さんの挨拶がしっかりしていて常に笑顔。
接客対応もとてもよく、味もさることながら代表のらーめんに対するビジョンがしっかりとスタッフと共有されているのだと感心させられます。
立地的には大阪北玄関口「新大阪駅」から程近い立地となっていて、大阪の方の他にも観光や出張の際にも利用しやすいので、大阪を訪れる機会があれば是非チャレンジして欲しいらーめん屋さんです。
人類みな麺類の立地と混雑状況
大阪の北の玄関口「新大阪駅」その新大阪駅から御堂筋線で梅田方面に一駅、頑張れば歩いても行ける距離のところにある「西中島南方駅」。
ここに常に行列が絶えない大阪屈指の人気ラーメン店「人類みな麺類」があります。
場所としては阪急の「西中島駅」が最寄りですが、大阪メトロ御堂筋線の「西中島南方駅」からも徒歩すぐの立地です。
阪急京都線「西中島駅」の「みなみ東改札口」に関しては、人類みな麺類専用の出口かと思われるほど。
出た瞬間にそのまま列に並ぶことができます。
(ただ、列が長いと出口を跨いで後方に続いていることがあるので割り込まないように後方への注意が必要です。)
筆者はランチの時間は行ったことがなく、ほぼ夜(9時〜10時)の利用なのですが、確実に並びます。
いつも「今日はもしかして空いてないかな〜?」とわざわざ覗きに行ってみますが、並んでいます。
夜は11時閉店と遅くまでやっているので、閉店前なら空いてるかな?と思って行ってみますが、並びます。
(昼は分かりませんが)夜はとにかくデフォで並ぶのが前提と思ってもらったほうがいいかと思います。
(ただ、せっかく並んでいたのに目の前でチャーシュー切れで閉店ということはなく、閉店前には入店可能なところで店員さんが調節して列を締め切ってくれるそうです。安心して並んでください。)
ちなみに筆者は夜の9時〜10時くらいに行くことが多いのですが、大体20人程度の列になっています。この時間帯は約40分〜60分程度の待ちになります。
ただ、行列ができることで有名な二郎系のらーめん屋さんよりは座席数が多く、また回転が速いので見た目の列が長くても、思い切って並んでみることをオススメします。
人類みな麺類 店内の様子
店内はテーブルとカウンターがあるので、1名でも複数名でもOKです。
並んでいる人を見ていると、4〜5名程のグループもよく見かけるので”お一人様”から比較的多めの人数までいろいろなサイズのグループで来店されているようです。
いつもミスチルの映像と音楽が流れている店内。内装もお洒落で綺麗なので女性客やカップルも多いです。
人類みな麺類 基本のラーメンは3種類
人類みな麺類で提供のラーメンは3種類。3種類の中のスープの味の基本になる「らーめん原点」、濃口醤油の「らーめんmicro」、淡口魚介醤油の「らーめんmacro」です。
麺は中太からやや細めよりのストレートで3種類のらーめん共に同じ麺になります。
具材もチャーシューにメンマが基本となっていて、3種類共に共通。違うのはスープのみとなります。
らーめんのデフォルトの具材で特筆すべきはこの分厚く巨大なチャーシュー。
こんな巨大なチャーシューは二郎系以外ではなかなか見かけません。
しかもかなり柔らかくて箸で簡単に切ることが出来、口の中に入れるとホロホロと肉の繊維が解けていきます。
それではこれから3種類のらーめんについて説明させていただきたいと思います。
らーめん 原点
写真とお値段は2020年3月時点のものです
人類みな麺類の原点となる醤麺らーめんが「らーめん原点」(800円※税別)です。
鰹をふんだんに使用した香味油に醤油独特の甘みを活かした懐かしいラーメン。
この「原点」が味の起点となります。microとmacroのスープの味の中間的存在です。
来店されているお客さんの注文を見ていると、macroについで2番人気の様です。
スープはクリアでスッキリとしていますが、醤油のほのかな甘みが感じられます。
麺は中太のストレートで全粒粉のツブツブとした粒が含まれているのを見ることが出来ます。
最近流行りのラーメン屋さんの麺は細麺で柔らかめなところが多い印象ですが、
人類みな麺類はしっかりとした歯応えが感じられます。
かと言って加水率低めのプッツリとした感じではなくプリッとした弾力が感じられる珍しい食感の麺で個人的にはかなり好きな種類の麺です。
食べ応えのある超極厚のチャーシュー。見た目はゴツイですが、かなり柔らかいです。
箸でポロッと簡単に切れるレベル。そして味もしっかり染みていてかなり旨いです。
以前はチャーシューの厚さを”薄い・厚い”から選ぶことができました。
”薄い”選択すると無料で”こだわり煮玉子”が付いてくるという内容だったのですが、2020年11月末からはチャーシューの厚さが選べなくなり、それに伴い煮玉子も別途となりました。
ただ、たとえ別途となっても税抜き65円という超々お値打ち価格。
平均的な玉子トッッピング料金が100円〜150円を考えると超特価です。
玉子は中の黄身までしっかりと味がついていて、しかもすこしトロっとしている絶品煮玉子。
この料金とこのお味。トッピングしない手は無いかと。
らーめんmicro
写真とお値段は2020年11月時点のものです
見た目のインパクトがかなりある真っ黒と言えるスープの「らーめんmicro」(※800円税抜き)。初見はその黒さに驚くこと間違いなしのインパクトがある外見です。
この外見から想像できる通り、個人的にはかなりしょっぱく感じられましたが、原点同様にクリアでスッキリとした味わいのスープです。
人類みな麺類はスープの作り方が本当に上手ですね。
醤油の甘さとか深みとかコクとかとにかく醤油の味の全てを出し切った様なスープです。
東京でもこんな醤油を思いっきり前面に押し出したらーめんはほとんど見かけません。大阪で味わえる独特の味です。
ただ薄味の文化の関西の人の好みとはちょっと違うのか、お店では頼んでいる人はあまり見かけない様に思われました。
(あくまで筆者が食べに行っている時の様子なので相違がるかもしれません。その際はゴメンなさい!)
ただ、苦味や甘み、酸味や塩見とこんな様々な醤油の味が楽しめるらーめんは他には類を見ないと思うのです。
らーめんmacro
写真とお値段は2020年11月時点のものです
人類みな麺類の一番人気なのがこちらの「らーめんmacro」(※800円税抜き)です。
あさりやしじみの「貝」の旨味を閉じ込めた「魚貝系」のらーめんです。
淡口醤油であっさりとしていますが、スープを口に含むと「貝」の風味が口いっぱいに広がります。そしてほのかな甘みも感じられ、奥行きの深さを堪能できます
さすが関西。淡口のスープを作るのが上手いです。
人類みな麺類、3種のらーめんに共通するの特徴のクリアなスープ。
ただ、原点、micro、macroはそれぞれオリジナリティーがありその違いを味わうのも楽しみの一つです。
麺は3種ともに同じですが、それぞれ違うスープと同じ麺がどのように絡むのか食べ比べをするのも楽しみです。
その他のサイドメニュー
ボリュームあるチャーシューにお手軽価格の煮玉子と正直言ってらーめんだけでかなりお腹いっぱいになるのですが、お腹にスペースがあれば是非サイドメニューにもチャレンジをしてみてください。
豚丼
写真とお値段は2020年3月時点のものです
豚丼250円(税抜き)はほぐしたチャーシューの上にマヨネーズとネギをのせた見た目が美しいどんぶりです。
しっかりと味がついたチャーシューとマヨネーズ、ご飯の組み合わせのコンビネーションは別腹に納まります。
らーめんと一緒でも問題なく完食できてしまいます。
餃子
写真とお値段は2020年3月時点のものです
豚丼同様にらーめんと一緒でも全然問題なく食べれてしまうのが「餃子」250円(税別)。
小ぶりで皮がパリパリとしていて食べやすい一口サイズの餃子です。
らーめんと一緒でも、”一人でも”全く問題なく食べ切れるサイズ。
餃子はニンニク無しです。ニンニク好きな方には残念ですが、デート中でも安心です。
2020年11月店舗拡大について メニューの変更
2020年11月に店舗を拡大。今までの店舗の横にもう少し広めの店舗が開店しました。
2020年11月の現時点では旧店舗はクローズしていますが、改装が終われば再会させるようです。
店舗拡大に伴い一部メニューが変更となりました。
「チャーシューとメンマの種類選択が無し」に。
今まではチャーシューの厚さを”暑” ”薄”の2種類から選べ、薄い方を選ぶとその代わりに煮玉子がついてきましたが、この選択制度が無くなりました。
またメンマも「太」「細」 から選べ、細い方は本数が多かったのですが、こちらも選択がなくなりました。
この変更により”チャーシューは厚”、”メンマは太”のみとなります。
また煮玉子は50円(税別)でしたが、こちらは65円(税別となります)
おしまいに
「人類みな麺類」行列が絶えないお店だけあって流石に美味しいです。
筆者はあちこちと、いろいろラーメンを食べ歩いてきましたが、本当に旨いと思えるらーめん屋さんです。
もし、「人類みな麺類」に初め行くのであればやはり基本の「らーめん原点」を試してみて、濃い味が好きなのであればmicro、薄い味が好みであればmacroと攻めるのが良いかと思います。
行列必至ではありますが、並んだ後のその一杯で待った時間を一瞬で忘れさせてくれる美味しいらーめん。
列の長さにビビらずに並んでください! その先に新しいらーめんワールドが待っています。
(お店の表記は税抜きなので、800円だけを握り締めて行かないようにご注意を!)
紹介のメニューとお値段 | らーめん 原点 800円(税込み880円) |
らーめん micro 800円(税込み880円) | |
らーめん macro 800円(税込み880円) | |
豚丼 250円(税込み275円) | |
餃子 250円(税込み275円) | |
特選こだわり煮玉子 50円(税込み55円) ※2020年11月より 65円 | |
満足度 | ★★★★★ |
コスパ | ★★★★★ |
オススメ度 | ★★★★★ |
店舗詳細とアクセス
店舗名 | 人類みな麺類 |
アクセス | ・阪急京都線・南方駅「みなみ東改札」から徒歩10秒 ※最短! ・大阪メトロ御堂筋線・西中島南方駅 「南改札」から徒歩1分 ・JR・新大阪駅 「JR正面口」から徒歩約13分 |
営業時間 | 営業時間 11:30〜23:00 |