トイボックスは三ノ輪界隈で長い行列を作るラーメン屋さんとして有名で、2021年までに7年連続でミシュランガイドのビブグルマンに選ばれている他、食べログの百名店に2017年から4年連続、その他様々な賞を受賞している実力店です。
醤油、塩、味噌の3種類のラーメンが基本で、柔らかく細い麺と澄んだスープが上品な味いとなっています。
トイ・ボックス 立地とお店の様子・混雑状況について
トイ・ボックスは都営地下鉄三ノ輪駅から徒歩すぐ、地元で有名な商店街「ジョイフル三ノ輪」からも歩いてすぐの場所、日光街道の沿いにあります。

丁度上野東京ラインのガード下のあたりです。
この辺りを歩いていると昼時の営業時間にはいつも行列を作っているのですぐに見つけられます。
週末のランチに関しては20名近く並んでいることも珍しくはありません。
午前の部は11:00〜15:00まで。14:00ごろまでは混んでいるので、狙い目は14:00以降から15:00になります。
筆者はいつもこの時間帯を狙っていきますが、上手くいけばそのまま入店、もしくは5名前後の待で入店できることが多いです。
前に5名程度であれば列に並んでから30分程度で着丼となります。
それでも日によっては14:00を過ぎても10名以上が並んでいることもあります。

店内はL字型のカウンターのみ。座席は8席の少し狭めの店内です。

カウンターの目の前がキッチンとなっており、目の前でラーメンを作っている様子を見ることができます。

トイ・ボックス メニューについて
メニューは冒頭で述べた通り、醤油、塩、味噌の3種類のラーメンのほか、ご飯もの、アルコールの提供があります。
ラーメンのトッピングにより下記の通りの値段となります。(醤油、塩、味噌同額)
- ラーメン 850円
- 味玉 950円
- ワンタン 1,050円
- チャーシュー 1,150円
- 特製 1,200円
注文を見ていると一番人気は醤油で、かなりの割合の人が醤油を頼んでいます。次いで塩。味噌に関しては頼んでいる人をほとんど見たことがありません。
「醤油ラーメン」

筆者が見たところではトイ・ボックスで一番人気の見た目がとても美しい醤油ラーメン。
澄んだスープと大きなチャーシュー、メンマのトッピングが綺麗です。

醤油ラーメンですが、スープで一番最初に感じるのは鶏の風味。綺麗なスープですが、コクとキレがあります。
これはなかなか今まで出会った事がない特徴的なタイプのスープです。

麺は細めのストレート。かなり柔らかいです。
チャーシューは巨大なロースでしっかりとした歯応えで食べ応えがあります。

印象としては上品ではありますが、鶏油のしっかりとしたコクが感じられるラーメンです。
「特製」になると、味付け玉子、ロースチャーシュー、鶏チャーシュー、ワンタンがトッピング。
一度食べるとまた行きたくなる、常に行列なのもうなずけます。
塩ラーメン

醤油ラーメンよりももう少し上品な印象を受ける「塩ラーメン 850円」。
醤油よりもさらに透明度の高いスープと白いネギの上に乗った緑のコントラストが美しいです。
スープは油が浮いて見えますが、全くしつこくなく、深いコクと旨味があります。

麺は醤油と同様の柔らかめの細麺です。

しっかりとした歯応えで肉の旨味が感じられるロースチャーシュー。食べ応えがあります。

旨味が際立つ塩ラーメン。醤油に負けず劣らずの美味しさです。
おしまいに
ミシュラン・ビブグルマンや数々の賞を受賞するだけあってかなりの実力を感じさせるラーメンです。
荒川区の日暮里・町屋周辺であれば間違いなくトップレベル。
唯一のネックは人気があり過ぎて気軽に食べられないという点。
行列の様子を見ながら時間調整をしたり、時には諦めたりと人気店ならではの悩みがあります。
公式ツイッターで麺ぎれ情報や限定メニューの情報、臨時休業などのお知らせを発信していますので、是非Twitterも確認してみてください!
トイ・ボックス Twitter
ご飯もの・トッピング料金
ご飯 | 100円 |
コロコロチャーシューご飯 | 250円 |
地鶏炙り飯 | 400円 |
味付け玉子 | 100円 |
鶏チャーシュー2枚 | 100円 |
紹介のメニューとお値段
メニュー名とお値段 | 醤油ラーメン 850円(税込み) |
塩ラーメン 850円(税込み) | |
満足度 | |
リピートしたくなる度 | |
オススメ度 |
店舗詳細とアクセス
店舗名 | ラーメン屋 トイ・ボックス |
アクセス | 東京メトロ 日比谷線 三ノ輪駅 3番出口から徒歩約2分 |
営業時間 | [平日・土曜] 11:00~15:00 18:00~21:00 [日曜・祝日]11:00~15:00 定休日 月曜日(祝日の場合は、翌日の火曜日に振替)・第2火曜日 |