JR御徒町駅の南口から出て直ぐ、山手線のガード下に5店舗のラーメン屋さんからなる「御徒町 ラーメン横丁」があります。
5店舗のうち、鉄板の3店舗なのが旨辛ラーメンの『中本』、Wスープの中華そば『青葉』そして今回ご紹介の
『つけめんTETSU 御徒町らーめん横丁店』
です。
(他2店舗は比較的よく入れ替わりがあります。)
『つけめんTETSU』は濃厚豚骨魚介つけ麺のお店で、千駄木に本店を構えていましたが残念ながら2023年6月に本店は閉店しております。
『つけめんTETSU 千駄木本店』は2023年6月18日で閉店となりました。 東京下町エリアでは『御徒町店』が営業しておりますので今後はそちらを利用させて頂きたいと思います。 今までありがとうございました。 下記は営業していた時の内容[…]
東京では、新宿、豊洲、赤羽などに支店があり、埼玉、神奈川、そして大阪、京都といった西日本でも展開をしています。
『きみはん』というブランドで中華そばメインのお店も展開しており、こちらは台東区・鶯谷に総本店があります。
『きみはん』は「株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングス」が運営するラーメンブランドの一つ。 魚介系スープが際立つ味の”中華そば”が看板商品で、都内の他大阪にも店舗を構えています。 小宮氏が創業し、のちに売却した『つけ[…]
つけめんTETSU 御徒町らーめん横丁店 メニューと値段について
『つけめんTETSU 御徒町らーめん横丁店』の代表的なメニューと値段は2023年10月現在下記の通り。
- 中華そば 880円
- つけめん 900円
- 辛つけめん 1,050円
- 特製つけめん 1,250円
ほか、季節限定やご飯物のメニューもあります。
特筆すべきは、麺のサイズが並盛200gから特盛400gまで同額ということ!
並は200g、大盛りは300g、特盛は400gですが、お値段全て同額という、つけ麺好きにはかなり嬉しい価格設定。
昔のつけ麺屋さんはこういった、サイズが増えても同額という価格設定が多かったのですが、2023年時点ではほぼ皆無。
お腹いっぱい「つけめん」を食べたい方、『つけめんTETSU 御徒町らーめん横丁店』おすすめです!
特製つけめん
写真とお値段は2023年10月時点のものです
『つけめんTETSU 御徒町らーめん横丁店』のフラッグシップメニュー「特製つけめん 1,250円(税込)」。
特製はチャーシュー3枚に味玉付きです。
透明度ゼロ、ドロドロの濃厚豚骨魚介スープ。
食べる前から美味そうです。
濃厚魚介にピッタリの太めで硬めのもちもちストレート。
重量感があるコッテリスープ&太麺はやっぱり落ち着く!
柔らかく、サクッとした歯触りで炙りの風味が口の中に広がるチャーシュー。
味玉は黄身がとろっとして、味も濃過ぎず、薄過ぎつの安定の味。
最後はカウンターに用意されているスープ割りで〆ます。
今回は並の200gでしたが、特製はかなりお腹いっぱいになりました。
デフォであれば大の300gくらいが丁度良いかもしれません。
何にしても、濃厚豚骨魚介が食べたい時には安定の味です。
中華そば
写真とお値段は2023年11月時点のものです
透明度がない茶色のスープの「中華そば 880円」。
見た目からして「つけめん」のような濃厚魚介系の味が期待できます。
スープは想像通りの”濃厚魚介系”。個人的に大好きな系統のスープです。
一般的な透明度の高い琥珀色の中華そばのスープよりもずっと魚介系の味が強く感じられ、胃のなかに染み渡るようです。
飲んだ後に最高です。
軽くウェーブがかかった細麺は加水率低めでプッツリとした食感。
濃厚な魚介系スープにはのこタイプの麺がベストマッチに思えます。
チャーシューは薄切りで柔らかく、フワッとした食感。
姉妹店の『きみはん』の「中華そば」とは”麺”も”スープ”も違ったタイプとなっていて、つけめん屋さんらしさが出ていた食べ応えがある「中華そば」でした。
豚煮干しつけめん(限定)
2024年5~6月限定メニューの「豚煮干しつけめん 1,100円」。
”二郎系”を思わせるアブラ、ヤサイ、そしてオーションの麺のつけめんです。
ヤサイマシ無料ということでマシています。
雰囲気を出すために、ブタ(チャーシュー)も有料でマシました。
麺は二郎らしい幅の広い縮れ気味の見た目。
硬めでワシワシの触感。
食べ応え十分です。
つけめんTETSUの歴史について
『つけめんTETSU』は2005年に株式会社YUNARIの代表、小宮一哲氏が千駄木に本店を開業したところから始まります。
その後、「きみはん」や「たかくら」等複数ブランドを展開、海外へも進出をしました。
2014年に株式会社YUNARIを『磯丸水産』や『しゃぶ菜』のブランドを持つ「クリエイト・レストランツ・ホールディングス」に売却。
2016年7月、「ニッポン元気モリモリ株式会社(社会人向けコミュニティCIRCLE事業)」を設立しています。
小宮一哲氏は2019年にJR西日暮里駅前に中華そばのお店で直営ブランドである『伊蔵八本店』をオープン。
『伊蔵八本店』は2023年時点で営業をしていますので実際に小宮一哲氏の味を体験することができます。
JR西日暮里駅を出てすぐ、山手線のガード下にある「伊蔵八本店」。 [caption id="attachment_9750" align="aligncenter" width="886"] 「伊蔵八本店」外観[/caption] 西日[…]
『つけめんTETSU 千駄木本店』は先述の通り、2023年6月に閉店となっています。
クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】株価と株主優待について
2023年現在、『つけめんTETSU』、『きみはん』では「クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】」の株主優待が利用可能です。
「クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】」の株価は2023年10月時点で960円、配当は0.71%です。
100株保有で2月末日・8月末日に2,000円分の株主優待券がもらえますので年間で4,000円分の食事券がもらえます。
最低投資金額は960円×100株の96,000円ですので優待利回りは4.16%と2023年10月時点ではかなりの高い利回りです。
筆者はコロナの最中に「コロナが終われば飲食や観光関係は回復する」という予想で「クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】」の株式を700円台で購入しました。
一時期は1,200円台まで上昇し、含み益がかなり出たのですが飲食系の株は10月に入り急に失速。まだプラスですが少々残念なところです。
ただ、優待目的の長期保有ですのでよほどのことがない限りは保有し続けるつもりです。
ちなみに、優待券は500円のクーポンが4枚綴りとなっています。
使いたい場合は食券は購入せず、直接店員さんに優待券利用の旨をお伝えします。
お釣りは出ませんので、千円以下のメニューであれば500円のクーポン1枚に不足分を現金で、”特製”やトッピングをした場合で千円を超える場合は500円のクーポン2枚に不足分を現金で追い払いをします。
つけめんTETSU 御徒町らーめん横丁店・立地とお店について
『つけめんTETSU 御徒町らーめん横丁店』はJR御徒町駅の南口から出て直ぐのガード下にあり、「徒町駅」からは歩いて約1分の近さです。
お隣は筆者がよく利用させてもらっている『蒙古タンメン中本 御徒町店』。
あちらは常に行列ですが、『つけめんTETSU 御徒町らーめん横丁店』はほとんどの場合、並ばないで入店が可能です。
ただし、店内は混んでいることが多いのでお店の中で待つことがあります。
蒙古タンメン中本。 東京都内の他、千葉、神奈川、埼玉と関東に広く支店があるラーメンの有名店ですので当然名前は知っていましたし、興味もありました。 ただ、キムチチゲや麻婆豆腐などの”ピリッと”辛い料理は好きですが、あまりに[…]
つけめんTETSU 御徒町らーめん横丁店・店内の様子について
『つけめんTETSU 御徒町らーめん横丁店』の内観はかなり広く、L字型のカウンター15席にテーブル8席の合計23席。
比較的広めに作られたカウンターでそれほど隣の人を気にせずに食事を楽しむことができます。
おしまいに
『つけめんTETSU 御徒町らーめん横丁店』は昼休憩なしの通し営業で夜は23:00までの営業。
遅めのランチでラーメンが食べたくなった時や飲んだ後にピッタリです。
デフォで900円、サイズアップ同額というのも2023年時点では料金的にはかなり大きなアドバンテージです。
個人的には「クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】」の株を100株保有で年間4,000円分の食事券がもらえるというのも大きいと感じていますので、もし興味があれば企業情報を調べてみてください!
本文中で紹介のメニューとお値段
メニュー名 | お値段(来店時点) | 来店日 |
特製つけめん |
1,250円 | 2023年10月 |
中華そば |
880円 | 2023年11月 |
豚煮干しつけめん |
1,100円 | 2024年5月 |
個人的レビュー
店内環境 | |
接客対応 | |
満足度 | |
コスパ | |
オススメ度 |
店舗詳細とアクセス
店舗名 | つけめんTETSU 御徒町らーめん横丁店 |
アクセス | JR山手線・京浜東北線「御徒町」駅(北口)から徒歩約2分 |
営業時間 |
【月〜日曜日】 |