狂った蟹「Crazy Crab」という名の超濃厚ラーメン・上野「さんじ」

上野駅から稲荷町駅方面へ歩くこと約8分。

2012年開業、元力士の方がオーナーという一風変わったラーメン屋さんで、「Crazy Crab」という名前のインパクトもさることながら、超濃厚スープのインパクトも強烈なラーメンがフラッグシップメニューの「さんじ」があります。 

さんじ 外観

”ラーメンの味””お店の雰囲気”もちょっと”濃いめ”の「さんじ」をご紹介していきます。

さんじ お店の立地と様子について

JR上野駅から向かう場合、3階の入谷改札を出て、そのまま改札外コンコース2階を浅草方面に向かって真っ直ぐ歩いていけば7分程度の距離です。

上野駅 入谷口コンコース

上野駅2階のコンコースで4号線を渡ってしまえば後は3〜4分程度なので意外と近く感じられます。

店内は縦2列のカウンターのみで9席。

ステンレスのカウンターと内装が少しモダンな印象です。

さんじ 内観

ランチの時間は外待ちが出るほど混み合う様ですが、夜であれば混んではいますが並ばなくても入店出来ています。

店員の方は常連さんらしきお客さん達とおしゃべりをしたりしながら接客等しており、お店の中はアットホームな雰囲気となっており、初めて入った方はちょっと驚かれるかもしれません。

Twitterのタイムラインもかなり賑やかなのでそういった雰囲気が好きな方達が集まってお店を盛り上げているのだと思われます。

筆者基本夜の利用が多いのですが、夜は店内の数名程度は必ずお店の方と親しげに話をしているのでかなりのヘビリピの方達がいらっしゃるのではないかと推測されます。

店内のリピーター率が高くなると少しアウェー感を感じますが、お店の方は気さくな方達ばかりなので、あまり気にせず、ラーメンを楽しみましょう。

券売機は入ってすぐのところにあります。

食券を購入すると内容を確認せずに、少し離れたところにいる店員さんが元気よく購入したメニューのオーダーをキッチンへ通してくれます。

購入したボタンを見ているのかと思いますが、もし間違ってボタンを押したらどうしようかととちょっと緊張します。

さんじ メニューについて

メニューは2021年2月現在下記の構成となっています。かなりバラエティー豊かな上に限定もあるので一通り攻略するには時間がかかりそうです。 限定メニューはTwitterで発信していますので、訪問前に一度確認してみてください。Twitterはブログの最後でご紹介しています。

  1. Crazy Crab 1,200円
  2. 濃厚煮干 850円
  3. 煮干清湯(醤油・塩)800円
  4. 赤潮 900円
  5. 帆立煮干 900円
  6. 限定メニュー 900円〜1,500円程度

この他にも和え玉もあり、その和え玉も種類が豊富。和え玉に対しても限定があります。

Crazy Crub

さんじ Crazy Crub

お店の1番メインとなるのがこちらの Crazy Crub 1,200円。

チャーシューとネギ、タマネギのみの見た目は非常にシンプルで、とてもその名前からは想像できない一杯。

(トッピングで”チャーシュー増し”や”うずら”をつけると写真映えします。)

1,000円オーバーのなかなか高額な一品です。

マッドクラブという蟹のエキスと豚骨の少し粘度が高めのスープ。

ドロドロと言うほどではありませんが、かなり味は濃く、塩気も強く感じられます。

蟹の風味は感じられますが、それほど自己主張して来ないので蟹感はそれほど強くない印象です。

さんじ Crazy Crub

麺は細めの”バキバキ麺”。濃厚煮干のタイプですね。

さんじ Crazy Crub

しっとり柔らか、薄く切った広めのチャーシューが一枚です。チャーシュー増しで食べたいのですが、夜はいつもチャーシュー増し、前マシが売り切れていてまだ願い叶わず。

さんじ Crazy Crub

1,200円というかなり高額な設定ですが、希少な食材を使っているので致し方ないかと。

筆者はかなり好きな味ですが、いろいろと振り切っているので食べる人を選びそうなラーメンです。

他では食べられない味なので、濃厚系、甲殻類系が好きであれば一度は食べてみることをオススメします。

濃厚煮干

さんじ 濃厚煮干

こちらも好きな人は大好きな「濃厚煮干 850円」

当然筆者も大好きなラーメンのジャンルです。

この近くだと、入谷の「麺処晴」が”煮干ラーメン”で有名ですね。

写真には「うずら 100円」をトッピングしています。

さんじ 濃厚煮干

スープはドロドロの濃厚煮干。苦味と塩気が強いのでこの味が苦手な人もいるかもしれません。

さんじ 濃厚煮干

麺はCreazy Crubと同様のバキバキの細麺。濃厚煮干にはこの麺がよく合います。

さんじ 濃厚煮干

Crazy Crubと同じチャーシューです。旨い。

さんじ 濃厚煮干

濃厚煮干、旨いですね。なんか、このドロドロスープがジャンクな感じを受けてしまうのですが、やめられません。

さんじSP(濃縮昆布出汁の潮生姜)※限定あえ玉

さんじは和え玉も複数種類あり、通常の

  1. 「和え玉 250円」 の他、
  2. 「さんじ玉 300円」
  3. 「嘉風玉 300円」
  4. 「ジンジャー玉 300円」
  5. 「さんじ玉SP 400円」

があります。

さんじ玉SPは日替わりなので、こちらもTwitterでメニューの確認が必要です。

こちらは2021年2月のとある日の「さんじSP(濃縮昆布出汁の潮生姜)」です。

さんじSP(濃縮昆布出汁の潮生姜)

麺はらーめん同様のバキバキ細麺です。

さんじSP(濃縮昆布出汁の潮生姜)

和え玉はこのほかにも嘉風玉やジンジャー玉といったちょっとユニークな物もありますので機会があればチャレンジしてみたいと思います。

おしまいに

夜はリピーターと店員さんが親しげに会話をして、少し一般的なラーメン屋さんと少し雰囲気が違う、地元の飲み屋さんの様な雰囲気なので驚くかもしれません。

ただ、お客さんも特に長居するわけでもなく、食べ終わったらサッと帰り、また次のリピーターが来ると言う、筆者が今までに体験した事がない感じのお店でした。

日替わりのラーメンや和え玉を沢山取り揃えているのも、リピーターさん達を飽きさせないためのお店の心意気なのかもしれませんね。

 

料金的にいえば目玉のラーメンの「Crazy Crub」が1,200円や、和え玉の「さんじSP」が400円がと少々値がはる印象がありますが、「濃厚煮干」は850円、「和え玉」は250円と丁度いいお値段。

毎日通ってヘビリピとなるか(特典あり!?)、顔を覚えられない程度に通って、バリエーション豊富な日替わりをこっそりと”ひとり飯”で楽しむか。

楽しみ方もいろいろの上野「さんじ」。

濃厚煮干系好きにはオススメです!

↓さんじの賑やかなタイムライン。日替わりや材料切れも発信しているので、来店日には確認してしてください!

 

本文中で紹介のメニューとお値段

 

メニューとお値段 Crazy Crub 1,200円
  さんじSP(濃縮昆布出汁の潮生姜) 400円
  濃厚煮干 850円
  うずら(3個) 100円
   
店内のリピーター率
コスパ
オススメ度
2021年2月現在(料金は税込み)

 

店舗詳細とアクセス

 

店舗名 さんじ
アクセス

JR各線 上野駅 入谷口 より徒歩約8分
東京メトロ 銀座線 稲荷町駅 1番出口 より徒歩約3分

営業時間

【月・火・木・金】
11:00~15:00
18:00~21:00
【水・土・祝】
11:00~15:00

定休日
日曜

2021年2月現在



 


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