【七麺鳥】(@台東区・鶯谷)鶯谷界隈のリピーターが通う隠れた人気ラーメン店のオススメメニュー

JR鶯谷駅北口からまっすぐ伸びる「尾竹橋通り」沿いにあるラーメン屋さん『七麺鳥』。

醤油、味噌、塩のほか、つけ麺に季節限定麺とスタンダードなメニューが揃っていて、お値段もお手頃、かつ全てのメニューが美味しいので人気があり、常に混んでいる鶯谷・日暮里界隈で人気のラーメン屋さんです。

麺は製麺会社の中でも筆者が特に好きな「浅草開化楼」製です。

「七麺鳥」外観

七麺鳥メニューとお値段について

『七麺鶏』はレギュラーのラーメン、つけ麺と季節限定のメニューがあります。

季節限定のメニューは3種類あり、4か月ごとのローテーションで入れ替わります。(2024年時点)

ラーメンのメニュー

  • 醤油ラーメン 870円
  • 背脂醤油ラーメン 850円
  • 塩ラーメン 870円
  • 濃厚背脂味噌ラーメン 880円

つけ麺のメニュー

  • 濃厚味噌つけ麺 900円
  • 濃厚豚骨魚介つけ麺 980円

季節限定のメニュー

  • 羅臼昆布と浅利のつけそば 1100円(6月~9月)
  • 背脂生姜ラーメン 900円(10月~1月)
  • こく煮節 900円(2月~5月)

醤油ラーメン

「七麺鳥」醤油ラーメン

醤油ラーメンの写真とお値段は2021年時点のものです。

定番の「醤油ラーメン 780円」。期待を裏切らないスタンダードな味ながら、780円で2種類のチャーシュー付き。
(上の写真は卵付きの味玉醤油ラーメン(880円)です)

「七麺鳥」醤油ラーメン

「七麺鳥」醤油ラーメン

七麺鳥らしい、見た目が美しい淡麗系の醤油スープ。

醤油と煮干しや昆布等の魚介系の旨味とコクが感じられるバランスの良い上品なスープです。

トッピングは豚肩ロースと豚バラの二種類のチャーシューにメンマ、青ネギ。(味玉は追加料金です。)

鶏清湯スープの淡麗系ラーメンですが、醤油ダレに甘みをしっかり出していることやスープの油の量が控えめだったり、麺のもちっとした食感やしっかり火の入ったチャーシューなど、流行りのラーメンというよりはどこか懐かしさがある味わいです。

「七麺鳥」醤油ラーメン

麺には粒々の全粒粉が入っています。

つけ麺や濃厚系とは違うストレートの細麺。喉越しがよく、細麺ならではのプッツリとした歯切れの良さが感じられます。

スタンダードな醤油ラーメンでも、お店ならではのセンスが感じられる一品です。

濃厚背脂ラーメン

「七麺鳥」背脂濃厚ラーメン

背脂濃厚ラーメンの写真とお値段は2021年時点のものです。

濃厚背脂ラーメンの名前から油が浮いたギトギトラーメンをイメージしていましたが、実際に提供されたのは塩ラーメンの様な澄んだ透明度の高いスープの1杯。

最初は間違えたのかな?と思うほどメニュー名と実際のビジュアルが違いました。

澄んだスープは濃厚背脂とは程遠い外観ですが、実際食べてみると納得です。

「七麺鳥」背脂濃厚ラーメン

この澄んだスープからは想像がつかないほどのパンチのある濃厚な風味。
良い意味で期待を裏切られます。

「七麺鳥」背脂濃厚ラーメン

麺は東京豚骨醤油系の様な少し太めで硬めの食感。

この太さの麺は濃厚なスープとよく絡み相性が良いです。

ちなみに麺は「浅草開化楼」

旨いです。

「七麺鳥」背脂濃厚ラーメン

そしてお値段がなんと750円(税込み)と七麺鳥の最安メニューですが、めちゃくちゃコスパが良いメニューです。

澄んだ見た目のスープなのに実際に口に含むと”とても濃厚”と他のお店ではちょっと見かけないラーメンです。

濃い味が好きな方は一度トライしてみてください!

濃厚背脂味噌ラーメン

「七麺鳥」濃厚背脂味噌ラーメン

濃厚背脂味噌ラーメンの写真とお値段は2022年時点のものです。

味噌ラーメンに濃厚背脂がプラスされたこってり味噌ラーメン。写真には味玉100円をトッピングしています。

山盛りの白髪ネギにチャーシュー、海苔がのっています。

「七麺鳥」濃厚背脂味噌ラーメン

少しねっとりとした甘みとコクが強い濃厚味噌スープ。

普通の味噌ラーメンよりも深みがある味に感じられます。

「七麺鳥」濃厚背脂味噌ラーメン
「七麺鳥」濃厚背脂味噌ラーメン

ツルツル、もちもちの中太麺。味噌スープとの相性抜群です。

「七麺鳥」濃厚背脂味噌ラーメン

柔らかほろほろのチャーシュー。

「七麺鳥」濃厚背脂味噌ラーメン

しっかりと味が染みこんだ味玉。

800円でこの美味しさ。寒い日にぴったり、体があったまる味噌ラーメンです。

濃厚豚骨魚介つけ麺

「七麺鳥」濃厚豚骨魚介つけ麺

濃厚豚骨魚介つけ麺の写真とお値段は2022年時点のものです。

七麺鳥の「濃厚豚骨魚介つけ麺 850円」は”つけ麺”の概念を変化させてくれる一杯です。

つけ麺のタレで多いのは茶色の見た目で味は魚介系の風味が強いものか、醤油ベースの少し酸味があるスープが多いのですが、七麺鳥のつけダレはそのどちらでもなく、見た目は写真の通り少しグレーに近く、味は魚介よりも豚骨の方が少し強めに感じられます。

「七麺鳥」濃厚豚骨魚介つけ麺

麺は濃厚ラーメンと同じ少し太めのもっちり食感。

「七麺鳥」濃厚豚骨魚介つけ麺

つけ麺専門店にも引けを取らない、濃厚つけ麺好きには本当にオススメの絶品つけ麺です。

羅臼昆布と浅利のつけそば(季節限定)

『七麺鳥』羅臼昆布と浅利のつけそば

写真とお値段は2023年時点のものです。

『七麺鳥』の夏限定メニュー「羅臼昆布と浅利のつけそば 1,100円」

『七麺鳥』羅臼昆布と浅利のつけそば

麺は”平打ち”で羅臼昆布の冷たいスープと共に提供されます。

『七麺鳥』羅臼昆布と浅利のつけそば

昆布水に浸かった麺を”そのまま”頂く方法と”浅利のつけだれに浸けて”頂く2種類の食べ方が楽しめます。

『七麺鳥』羅臼昆布と浅利のつけそば

まずは羅臼昆布のスープから”そのまま”いただきます。

『七麺鳥』羅臼昆布と浅利のつけそば

しっかりとした歯応え、ツルツルの喉越しはまさに夏にぴったり。

昆布水の冷たいスープは淡く上品な”旨味”口の中に広がり、小麦の風味が感じられる全粒粉の麺と非常に良く合います。

大人の味で、かなり旨いです。

『七麺鳥』羅臼昆布と浅利のつけそば

温かい”浅利のスープ”に浸すと麺の食感が柔らかく感じられます。

”浅利のスープ”は昆布水のスープより塩味があり、そしてかなり濃厚な浅利の出汁が感じられ、先ほどの淡い味との対比が楽しめます。

『七麺鳥』羅臼昆布と浅利のつけそば(浅利のつけだれ)
『七麺鳥』羅臼昆布と浅利のつけそば(浅利のつけだれ)

トッピングの”梅干”や”大葉と鶏肉”などもとてもさっぱり。

『七麺鳥』羅臼昆布と浅利のつけそば

夏にオススメの絶品「つけそば」です。

背脂生姜ラーメン(季節限定)

『七麺鳥』背脂生姜ラーメン

写真とお値段は2024年時点のものです。

秋の季節限定メニュー「背脂生姜ラーメン 900円」

寒くなってきた時期にピッタリの体があったまる生姜と背脂の食べ応えがあるラーメンです。

『七麺鳥』背脂生姜ラーメン

透明で綺麗な醤油スープに生姜、背脂、そして鶏つくね、チャーシュー、メンマ、タマネギ、万能ねぎが入ります。

『七麺鳥』背脂生姜ラーメン

生姜のピリッとした辛味が効いたスープ。

背脂と生姜、タマネギなどの薬味が一体となって、ボリュームがありつつもさっぱりとした感じです。

『七麺鳥』背脂生姜ラーメン

全粒粉入りの細麺。

ツルっとしたのど越し、程よいコシです。

『七麺鳥』背脂生姜ラーメン

さっぱりとした味のつくねと極太メンマ。

『七麺鳥』背脂生姜ラーメン

食べた後は体がぽかぽか。

秋にピッタリのラーメンです。

七麺鳥の立地とお店について

七麺鳥への最短アクセスはJR山手線・京浜東北線鶯谷駅 北口」になります。

鶯谷駅は北口と南口の2つの出口があるのですが、間違えるとかなりの距離を歩くことになります。

北口は日暮里に近く、南口は上野に近い出口になります。
最短のアクセスは鶯谷の北口です。

都営地下鉄 入谷駅の4番出口からは徒歩約10分。
そして、JR山手線・京浜東北線・舎人ライナー・常磐線・京成線が乗り入れをしている「日暮里駅」の南口からも徒歩で約10分。

JRユーザーは鶯谷地下鉄ユーザーは入谷。その他いろいろ便利な日暮里と各種アクセス方法がある便利な立地です。
ただ、各駅からは意外と駅から離れているので場所を知っていないと見落としがちな場所でもあります。

「七麺鳥」外観

七麺鳥へのアクセスマップ



七麺鳥の混雑状況

筆者が七麺鳥に行く時は午前の部は週末(11:00〜15:00)、午後の部は平日(18:00〜20:30)が多いのですが、午前の部の週末は結構混んでる事が多いです。

ランチ時は満席な事が多いので午前の部終了前の15時前を狙っていきます。
また午後は平日の夜遅くに行く事が多いのですが、ここの時間帯はほぼ問題なくスムーズに入れます。

ピークの時間帯はいつも混んでいますが、七麺鳥は広めの店内にカウンターとテーブルがセットされていて、ちょっとしたグループや一杯やりたいお客さん、昼にラーメン食べてすぐに仕事に戻りたいお客さんのそれぞれのニーズに合っているところです。

客層は見た感じは週末は地元の方、平日は現場で働いている方や、周辺で働いているサラリーマンが多いように感じられます。

筆者はカウンターのみの狭い店内、常に行列、待っている人のプレッシャーがかかるお店は少しだけ苦手なのですが、七麺鳥は全然大丈夫。
地元の方は一杯引っ掛けながらゆっくりと食事を楽しんでいますし、焦ってラーメンを掻き込む必要もありません。

過去のお値段について(2020年)

七麺鳥のメニューは2020年時点では下記の通りです。

  • 醤油ラーメン 780円
  • 背脂醤油ラーメン 750円
  • 塩ラーメン 800円
  • 濃厚背脂味噌ラーメン 800円
  • 濃厚味噌つけ麺 900円
  • 濃厚豚骨魚介つけ麺 850円

過去のお値段について(2023年)

七麺鳥のメニューは2023年時点では下記の通りです。

  • 醤油ラーメン 850円
  • 背脂醤油ラーメン 800円
  • 塩ラーメン 850円
  • 濃厚背脂味噌ラーメン 850円
  • 濃厚味噌つけ麺 950円
  • 濃厚豚骨魚介つけ麺 900円

おしまいに&個人的オススメ

JRの鶯谷という土地柄か、人気店かつ美味しいにもかかわらず、ピークを外せば比較的空いていて入りやすいお店です。(ピーク時間は外で並ぶこともあります。)

またテーブル席があるので家族でも楽しめ、軽く飲みにも使える『七麺鳥』

鶯谷エリアのラーメン屋さんの中ではかなりのオススメのお店です。

最後に筆者が個人的に好きなオススメのメニューを3つ挙げるとすると、

  1. 濃厚背脂ラーメン
  2. 濃厚豚骨魚介つめ麺
  3. 羅臼昆布と浅利のつけそば

こちらの3つになります。(濃い目の味付けが好みです)

メニュー名 掲載時のお値段 掲載時 2023年のお値段
醤油ラーメン 780円(味玉醤油 880円) 2021年 850円
濃厚背脂ラーメン 750円 2021年 800円
濃厚背脂味噌ラーメン 800円 2022年 850円
濃厚豚骨魚介つけ麺 850円 2022年 900円
羅臼昆布と浅利のつけそば 1,100円 2023年 1,100円
背脂生姜ラーメン 900円 2024年  

店内環境
接客対応
満足度
コスパ
オススメ度
2023年7月現在

店舗詳細とアクセス

店舗名 中華そば 七麺鳥
アクセス JR山手線 京浜東北線 鶯谷駅 北口から徒歩約4分(最短!)
JR山手線他各線 日暮里駅 南口から徒歩約10分
都営地下鉄 入谷駅 4番出口から徒歩約10分
営業時間 【月〜金曜日】
午前の部 11:00〜14:30
午後の部 18:00~22:30
【土・日・祝】
午前の部 11:00〜15:00
午後の部 18:00〜22:30※日は21:30
2023年7月現在

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