大阪・中津 入店難易度高めのレアなお店「坦々つけ麺 ごまゴマ」

大阪北部を南北に貫く大動脈「新御堂筋」。
大阪メトロ「中津駅」から「タコ公園(豊崎西公園)」の前を通り、新御堂筋にぶつかるその周辺。

この界隈にはうどんの名店の「きすけ」、「たけうち」があり、さらにラーメンが美味しい「弥七」、「麺と麦助」、「輝」、「えぐち」と、とにかく美味しい麺料理のお店が集中しています。

筆者はこのエリアを勝手に「キタの麺ロード」と呼び、大阪に行った時には足繁く通い、美味しい麺を堪能させていただいております。

そんなエリアにある旨いつけ麺専門店が今回ご紹介の「坦々つけ麺 ごまゴマ」です。

場所は新御堂筋沿い。同じ通りですぐ近くには「麺処えぐち」もあります。

↓麺処えぐちの記事もよろしければどうぞ!↓

「ごまゴマ」は”派手な”看板が目に付くのでこのあたりを歩いていると自然と記憶に残るお店です。

いざ入店しようと思い中を覗いてみると、お店の戸は空いているのですがいつも椅子がテーブルの上に片付けられた後の閉店直後の様子。

ごまゴマ 外観

筆者がランチを取る時間で多いのがランチのピークが過ぎる午後2:00前後。

その時間が遅いのかと思い、少し早めの午後1時頃に訪れてみると無事入店することができました。

「ごまゴマ」お店とメニューについて

ごまゴマはこの界隈のお店の中でもかなり小規模の、L字型カウンターのみ6席のお店。

雑多な中にも”ポップ”等にお店のこだわりが所々感じられ、イイ雰囲気です。
いかにもリピーターや通に好まれそうな空間を醸し出しています。

ごまゴマ 内観

つけ麺を調理している店員の方も雰囲気が出ていて筆者としてはかなり好みの空気感です。

ちなみに食券の販売機はありますが、メニューは口頭で店員さんに頼みます。
初めての人が20辛等をいきなり買ってしまわない様に配慮してるそう。

券売機の上の方に貼ってある謎の貼り紙。

”白90%”
”黒2%”
”味噌8%”

ゲームの謎解きの様ですが、これお客さんが注文する比率を表しているそう。
筆者の実感だと黒もうちょっと多い様な気もしますが。
そして味噌、頼んでる人ほとんど見たことがありません・・

ごまゴマ 内観

お店のメインメニューは「白」と「黒」の2色の坦々つけ麺です。

白、黒それぞれに辛さのレベルが設定してあり、基本は「白1辛」から始まり、7辛までの7段階。そして3つ飛んで10辛、さらに飛んで20辛となります。

黒は「黒3辛」から始まり、同様にMAXが「黒20辛」となります。

ちなみに、辛さが進むほどに料金が高くなり、白黒ともにMAXの20に到達すると1,000円になります。

それでは今回は白、黒のスタートとなる「白1辛」と「黒3辛」を紹介して行きます。

ごまゴマ 白ごまつけ麺(1辛)

ごまゴマ 白ごまつけ麺

辛さの度合いが一番低い「白ごまつけ麺」(750円税込み)

辛さに自信が無い場合はまずはこちらを食べてみて様子を伺いましょう。

メニューを頼んでから着丼までの時間はつけ麺に加える「ゴマ」を擦りながら待ちます。

ゴマとすり鉢はカウンターの上にあるので「セルフサービス」で自分が必要な分だけ、好みの粒度になるまで擦り潰します。

ごまゴマ 白ごまつけ麺

ゴマゴマゴ〜マ〜ゴマ〜♪
擦っているときのプチプチする感覚が気持ちいいです。
スマホなどは眺めずに、一心不乱に擦り潰します。

ごまゴマ 白ごまつけ麺

ゴマを擦りながら待っていると深いお椀ではなく、薄いお皿に綺麗に盛られたつけ麺が到着。デフォルトで卵半切れがつきます。

また右の白い四角いのはごまゴマの隠れた名物の”おこげ”。

つけダレに浸しておこげが”しなっ”となったところを食べるのが最高なのです。

ごまゴマ 白ごまつけ麺

つけ麺の麺は大盛り(プラス1.5玉)が無料。写真は大盛りのものになります。
ちなみに特盛(プラス2玉)になると100円プラスです。

麺は中太の少しだけ縮れ気味のストレート。加水率高めのツルッとした喉越しで弾力のある歯応えのもちもち食感です。

ごまゴマ 白ごまつけ麺

ピリッとくる辛さではありますが、甘さとゴマのまろやかさ、風味が効いていてとても深みのある美味しいつけダレです。
それほど辛くは無いので辛いのが苦手な方もご安心を。

おこげは自分の好みの食感のところで引き上げましょう。
”しなしな”が好きであれば、麺を食べている最中に、”カリカリ”が好きであれば麺を食べ終わってから。

筆者は”しなしな”が好きなので、麺を食べ始めた直後くらいに投入します。

ごまゴマ 白ごまつけ麺

しなしなのおこげ。ペチャっとした食感がたまらなく旨いです。

最後はスープ割りで〆てゴマの栄養を最後まで吸収します。


ごまゴマ 白ごまつけ麺

黒ごまつけ麺 3辛

ごまゴマ 黒ごまつけ麺

黒ごまつけ麺のスタートの辛さとなるのは3辛(850円税込み)です。
白の1辛と比べると辛さが一回り違うの、辛さが苦手な方はちょっと注意が必要です。

ごまゴマ 黒ごまつけ麺

ゴマゴマゴ〜マ〜ゴマ〜♫
擦っているときのプチプチする感覚が気持ちいいです。
スマホなどは眺めずに、一心不乱に擦り潰します。

ごまゴマ 黒ごまつけ麺

ゴマを擦りながら待っていると美味しそうな黒ごまつけ麺が到着。今回は味玉(100円税込み)をトッピング。
ちなみに、ごまゴマでは一度行くとサービス券がもらえて、「トッピング」or「麺増量(0.5玉または1玉)」or「ライス」のいずれかが無料でつけられます。

味玉は無料サービス券でつけたものになります。

ごまゴマ 黒ごまつけ麺

ドロッとした濃厚な黒ごまペーストのスープ。白とは違い、甘さが消えシャープな味になりました。

辛さも白1辛よりも一回り辛くなっていますが、辛くて食べ進められないと言うほどではありません。

特別に辛さが苦手な方でなければ美味しくいただけると思います。

ごまゴマ 黒ごまつけ麺
ごまゴマ 黒ごまつけ麺

黒ごまのドロッとしたつけダレが太めの麺に良く絡みます。
辛さとゴマの奥深いコクが相待って絶妙な味わいです。

ごまゴマ 黒ごまつけ麺

おこげの隙間にも黒ごまがぎっしりと”詰まって”、おこげとゴマのハーモニーが楽しめます。

おこげをつけダレに浸して食べると言うのはごまゴマ以外では見かけたことがありません。

ごまゴマ 黒ごまつけ麺

おしまいに

ごまゴマ 黒ごまつけ麺

筆者的にはなかかタイミングが合わずに行きたいけれども行きにくいお店の一つ。
ただ、”トッピング無料券”や”大盛り無料”など、コスパが良く、店内の感じも味も好きなお店です。

白と黒、どちらが良いかと言うと、どちらも美味しくなかなか甲乙つけ難いのですが、タレの甘さが少なく、辛さが際立っていて、締まった味の黒の方が個人的には好みでした。

白の10辛を食べればまた違った印象になるかもしれませんが。。
ただあまり激辛は好きな方では無いので10、20辛にチャレンジする機会はなさそうです。

本文中で食べたメニューとお値段

メニューとお値段白1辛 750円
黒3辛 850円
満足度★★★★★
コスパ★★★★★
オススメ度★★★★★
2020年10月現在(料金は税込み)

店舗詳細とアクセス

店舗名坦々つけ麺 ごまゴマ 
アクセス大阪メトロ 御堂筋線 中津駅1番出口より徒歩約6分
阪急電鉄 大阪梅田駅 茶屋町方面出口より徒歩約8分
営業時間11:30~15:00(LO 14:45)
17:00~22:00(LO 21:45)
2020年10月現在


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