上野アメ横。筆者が良く一人でブラブラと昼呑みを楽しんで、衣料品や食品など眺めながら散歩をするお気に入りのスポットです。
たまに珍しい食材なんかが売っていたりして、試しに買ってみるのも楽しみの一つ。
そんな2020年6月、カゴに盛られた大きめの紅ズワイガニが3杯で500円とかなりの格安のお値段で売っているのを見つけました。
境港と書かれていますが、境港は紅ズワイガニの水揚げ量日本一の漁港で7、8月を除くいつでも紅ズワイガニが水揚げされているとのこと。
6月は漁期終了間際、紅ズワイガニは深海に住むカニなので、シーズンはあまり関係がない様ですが、3杯で500円とはそれにしても安い。
500円であれば悩まずに買ってしまいましょう! ということで一カゴ購入して家路へ急ぎました。
ズワイガニと紅ズワイガ二の違いについて
しかし、紅ズワイガニ、何故にこんなに安いのでしょうか?
ズワイガニというと「松葉ガニ」、「越前ガニ」と言った高級ブランドのカニのイメージがありますが、「ズワイガニ」と「紅ズワイガニ」では市場価値が違うので、「紅ズワイガニ」のようが安く食べることができ、コストパフォーマンスが良いそうです。
紅ズワイガニの特徴としては深海に住んでおり、サイズはズワイガニよりも小さく、殻が柔らかい、そして名前の通り、見た目が茹でる前から鮮やかな紅色をしています。
見分ける方法の一つとして、下の写真の甲羅の横、ギザギザが1本は「紅ズワイガニ」、2本、ないし途中で枝分かれして2本になっているのが「ズワイガニ」らしいですが、解りますかね?
味はズワイガニよりも紅ズワイガニの方が身に水分が多いため処理の仕方や鮮度によっては少し水っぽくなったりするようです。
ただ、新鮮な紅ズワイガニは味噌も身の味もズワイガニに劣らず美味しいそうで、ズワイガニの数分の一の価格で買うことが出来る紅ズワイガニはとてもコスパの良いカニといえそうです。
それにしても上野のアメ横、3杯で500円は極端に安いですね。
紅ズワイガニ 調理方法
調理方法というほどのものではありませんが、お鍋に水を入れ、塩を入れます。
紅ズワイガニを甲羅を下にして水から沸騰させ、10〜15分程度茹でます。
茹で上がったら鍋から出して粗熱を取っていきます。
元々赤いので茹で上がりもそれほど見た目が変わりません。強いていうならば目の色が黒から白になったくらいですかね?
鳥取 境港 紅ズワイガニのお味
まずは脚から。少々水っぽさは感じられますが、身は入っています。
食べてみると、これがなかなか美味しい!
たっぷり食べられるというわけではありませんが、みずみずしくて美味しいです。
そして肝心の蟹味噌の方はというと・・
↓こんな感じで”まあまあ”入っていました。
こちらの方も”たっぷり”とはいきませんが、コクがあってなかなか美味しいです♪
残念ながら1匹だけ、身も味噌も入っていないスカスカのカニが混ざっていました。
ただ、3杯で500円なら2杯食べても一杯あたり250円。この大きさでこのお値段、充分満足です。
おしまいに
3杯で500円とかなり心配な値段だったのですが、1杯痩せガニが混じってはいましたが、大満足です。
もしこの値段でまた見つけた時には即買いですね。
本文中で紹介のメニューとお値段
メニューとお値段 | 生紅ズワイガニ 3杯 500円 |
美味しさ | |
コスパ | |
オススメ度 |