独特のこってりスープが楽しめる田町・三田のラーメン「やっとこ」
ラーメン激戦区東京都港区田町・三田エリア。
歩いて直ぐの場所にはジロリアンの聖地「ラーメン二郎 三田本店」他、人気のラーメン店が多いラーメン好きには魅惑のエリアです。
JR田町駅、もしくは都営地下鉄三田線の三田駅から歩いて直ぐ、慶應義塾大学の正門の道路を挟んで正面に近い場所に三田のお勧めラーメン店の1つ、濃厚スープの激旨ラーメン「やっとこ」があります。
店内はL字型のカウンターのみで10席。小さめの店内ですが、座席の間隔は少し余裕があり窮屈な印象はありません。
昼時になると学生やサラリーマンで混み合いますが、行列というほどではないので、外に待ちが出ていてもすぐに入れます。
また2時過ぎ頃であればほぼ確実に待ちなしで入れることが多いです。
筆者は大体いつもこの時間を狙って行きますが、いつもスッと座ることができます。
入り口直ぐ左手に券売機がありますので食券を購入して席についた時に辛さやシビレの好みを店員さんに伝えます。
メニューはスープが一種類の基本の「ラーメン」に対してパクチーや玉子をトッピングしたバリエーションでいくつかのメニューの種類があります。
2020年現在、「辛み」「痺れ」の「少なめ」、「普通」、「まし」、「ニンニク」の有無を選んで味を調整します。
追加代金で辛さをさらに増すことも可能。
昔はスープに辛みがなく、確がトマトのすり身が乗っていて、味が若干違っていた記憶があります。麺の種類も今よりは確か少し細めで、「生姜」や「麺大盛り無料」など選べました。
2021年現在は麺大盛り無料、生姜の無料トッピングはなくなりました。
今も十分美味しいのですが、昔のスープの味も結構独創的で美味しかった記憶があります。
特製閻魔ラーメン やっとこランキング第1位
「やっとこ」での1番人気!「特製閻魔ラーメン 1,080円」。
チャーシュー2枚、玉子、海苔が入った全部入りのラーメンです。
写真は「辛さ」増しなので、若干スープが赤く色づいています。
やっとこの特徴であるドロッとした濃厚なスープ。
味濃いめなので好きな人にはぴったりはまると思います。
辛さマシは舌にビリビリくるほどではありませんが、頭皮から発汗があるくらいなのでそこそこ辛いです。
やっとこは麺がちょくちょく変わります。
写真は2021年の末に食べたもので、少し柔らかめのストレートの中太麺。
この前のバージョンは平打ちの中太麺でした。(詳しくはこれから紹介していく別のメニューで写真の確認をすることができます。)
さらにその前はもっと細めの縮れ麺だった様な気がします。
玉子はかなりしっかりとした味付け。ご飯が欲しい。
チャーシューは分厚いのに口の中でほろっと崩れるトロトロの柔らかさ。かなり旨いです。
1,000円オーバーと少々お値段がする「特製閻魔ラーメン」ですがボリュームがあり、一杯でかなり満腹になります。
ラーメン やっとこランキング第3位
一番基本の味になるのが「ラーメン」830円(税込み)です。
写真は「辛み」「痺れ」普通、「ニンニク」有りを注文。
ベースは味噌に魚介豚骨を合わせた濃厚なスープ。とろみがつくほどのかなり濃厚な味です。
辛味・痺れは普通で少しスパイスが効いた様な味になります。
辛さや痺れを強く感じるのは「マシ」にした場合で、普通であれば辛いのがダメな方でも全く問題なくいただけます。
「やっとこ」のスープはかなり独創的な味で、他の店では似た様な味をあまり見かけませんが、あえていうのであれば神田にある「鬼金棒(きかんぼう)」がイメージとして近いかもしれません。
JR神田駅から秋葉原方面に歩いて少々、平日も休日も行列を作る「辛さとシビレ」が特徴のモダンな味のらーめん 「カラシビ味噌らー麺・つけ麺 鬼金棒 神田本店」 があります。 「鬼金棒」、読み方がちょっと難しいですね。 「きかんぼう」です[…]
少し甘味がある中で、辛さと痺れが効いた味で、一度食べると癖になる味。
他で代替できない味なので、定期的に通う様になってしまう魅惑のラーメンです。
麺は平打ちの中太麺です。(2021年時点)
太めの麺が濃厚スープに絡んでもちもちした味わいで絶品です。
玉子閻魔ラーメン やっとこランキング第4位
やっとこ人気4位の「玉子閻魔ラーメン 930円(税込み)」。
2位のパクチー閻魔、1位の特製閻魔とこちらの4位の玉子閻魔は先に紹介のラーメンのトッピング違いのバリエーションになります。
スープ、麺ともに3位のラーメンと同じものになります。
ラーメンとは一味違った味が楽しめるのがこちらの「汁なし台湾まぜそば 850円(税込み)」。
小ライスがついて生卵が乗り850円ととてもコスパの良いメニューです。
上の写真は辛さ・痺れ共に「マシ」です。
辛さ・痺れ「マシ」は結構辛くて、山椒のビリビリもかなり来ますので、刺激好きな方向け。食べ終わる頃には頭皮に発汗があります。
混ぜ終り。みるからに刺激がありそうな見た目をしています。
麺はラーメンと同じく、平打ちの太麺。硬めで歯応えがあります。
まぜそばのお楽しみはやはりこの最後の「まぜご飯」なので、無料で小ライスがつくのはかなり嬉しいですね。
まぜ”そば”も旨いですが、まぜ”ご飯”もかなり旨い。両方旨い。
まぜそばや油そばはこれが楽しめるので好きです。
おしまいに
記事中で紹介のメニューですと特製閻魔ラーメンが最新バージョンの麺となっています。
すぐ近くにはジロリアンの聖地「二郎三田本店」があり、常に行列を作っていますが、やっとこはかなり旨いラーメンなのに、お昼のピークを少し外すとほぼ待ちなしで入店できるオススメのラーメン屋さんです。
独創的な超こってりスープのラーメンはこってり好きな方は是非一度食べてみることをオススメします。
辛さや痺れはつい「普通」や「マシ」で注文しがちですが、意外と辛さ・痺れ無しも美味しいです。
「マシ」は結構辛さと痺れが残りますので刺激好きの方是非チャレンジして見てください。
辛さとシビレのこってりラーメン「やっとこ」一度食べるとリピート確実です!
本文中で紹介のメニューとお値段
メニューとお値段 |
特製閻魔ラーメン |
ラーメン (辛さ:普通 痺れ:普通 ニンニク:あり)830円 |
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玉子閻魔ラーメン (辛さ:普通 痺れ:普通 ニンニク:あり)930円 |
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汁なし台湾まぜそば (辛さ:マシ 痺れ:マシ ニンニク:あり)850円 |
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店内環境 | |
接客対応 | |
満腹度 | |
こってり度 | |
オススメ度 |
店舗情報とアクセス
店名 | やっとこ 三田店 |
アクセス | JR 田町駅 三田口 徒歩4分 都営地下鉄 三田駅 A3番出口 徒歩3分 |
営業時間 | [月~金]11:00~16:00 / 18:00~20:00 [土・日・祝]11:00~14:00 |