アメ横で発見 ロッククラブ(イチョウガニ)
上野アメ横。パワフルで活気あふれる好きな街です。暇な時は上野をブラブラして珍しいものを探すのが好きなのですが、今回「ロッククラブ」として売られている変わった形をしたカニが露天の魚屋さんで売られているのを見つけました。
4匹で1,500円安い・・のかな?
少し前、このエリアで「ミルククラブ」と言う炎天下の露天で売られているカニを購入して、痛んでいて大失敗をした経験があるので少し警戒します。
ここはガラスケースに入っていて温度調整は整っていそう。。ただやはり今は8月、猛暑真っ只中。ケースに入っているとはいえ、店先に出しているカニは大丈夫なものかどうか。。。
何度か店の前を行ったり来たりしてカニの状態をチラチラ見ながら判断した結果。
買いましょう!!と言うことで購入を決意。夏の暑い時期なので、家路を急ぎました。
なんか、丸っこくてツヤツヤしていて可愛い姿です。そしておまんじゅうの様でみるからに美味しそう・・
Googleで検索した結果、欲しい情報とは全く関係のない、音楽の団体しかヒットしません。。そりゃそうか。
「ロッククラブ」に補助キーワードで「カニ」を付けたところ、それらしいのがヒット。
どうやらこれらしいです。
ストーンクラブとも言うらしいです。(間違えていたらご指摘ください)
ロッククラブ そのお味とは?
すでに茹でられているので調理の必要はありません。
早速4匹の甲羅を開けてみました。
残念ながら、この暑さで2匹はすでに痛んでいて、食べられる状態ではありませんでした。
残りの2匹は大丈夫。嬉しいことに2匹ともに「内子」が入っています。カニの内子は、味噌と同じくらいカニを食べるときの楽しみです。
あのポリポリとした独特の歯触り。本当に美味しいです。
これはメスのセットだったのでしょうか?であればかなり良心的です。
足は細くて食べることこがありませんが、味噌が絶品!!
このカニ、上海蟹なんかと近い感じで内子、味噌が美味しいカニです。
ロッククラブ、また見つけた時には再購入したいと思っておりましたが、その後はしばらくの間見つけることができず。
そして、約1年後、再び上野のアメ横でロッククラブを見つけることができました!
ロッククラブと再会
初めてロッククラブを食べてから約1年。あの味をもう一度と思っていたところ、ついに1年半越しに再会することができました。
場所は同じく上野のアメ横。今回は生でしかもかなりの大型。グラム売りでオスのこのサイズで生きているものであれば約3,000円とかなりのお値段。前回の4引きセットの2倍のお値段です。
ただ、今回は”上がり”のカニと言うことで1,500円と半額でGETできました。
はかまの形からオスと言うことがわかります。メスの方がグラム単価が上がるそうです。前回食べた時の内子の味も捨てがたいですが、今回は前回とは別のオスの方を食べてみたいと思います。
持ってみると見た目以上にかなりずっしりと重たいです。1キロは超えていそうです。
ハサミの大きさがすごいですね。肉がたっぷり取れそうです。
甲羅を裏にして、塩を入れた水から茹でていきます。沸騰後、約15分程度茹でました。
茹で上がり。あら熱をとってからいただきます。
この蟹、かなり甲羅が硬そうで蟹バサミでは歯が立たなそうなので「ナッツクラッカー」で殻を割っていきました。
ロッククラブ、岩の様に硬いからその名がついたとこの時点で気付きました。
ハサミの肉はかなり”ブリブリ”。歯応えがあってとても美味です。
胴体の方はこの様な感じ。白いのは白子でしょうか?オスなので。
そしてお楽しみの「蟹味噌」。想像を超えるかなりの量が入っています。
蟹味噌食べ放題状態。
味も濃厚で旨い! ロッククラブ、1年以上まった甲斐がありました。毛ガニやズワイガニと言った蟹等よりは身の味は大味ですが、その分お値段は少しお安いのが嬉しいところ。
しかも蟹味噌の量に関しては断然こちらの方が多いです。
おしまいに
なかなかお目にかかかることが難しい「ロッククラブ」。通販でもあまり流通していない様ですし、店頭でも通販でも入手が困難なレアなカニです。
もし見つけた場合は即買いをオススメします。
初めて食べた時の小型のカニも美味しかったですが、その後再会して食べた大型のカニも食べ応えがあり楽しめました。
小型のものは濃厚なカニ味噌、大型のものはハサミや足のブリブリとした肉にたっぷりのカニ味噌とどちらも大満足。
また次に再会できる日を楽しみにしています。
紹介の品とお値段
品名とお値段 | ロッククラブ(小型) 4匹 1,500円(税込み) |
ロッククラブ(大型) 1匹 1,500円(税込み) | |
美味しさ | ★★★★★ |
コスパ | ★★★★ |
オススメ度 | ★★★★★ |
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