『人類みな辛さが全て』は大阪は新大阪駅の近く、「西中島南方」で行列を作る人気ラーメン店『人類みな麺類』を運営しているUNCHI株式会社が展開するラーメンブランドの一つです。
2023年12月に東京都、練馬区の区役所前に東京初の店舗がオープンしました。
(『人類みな麺類』は東京では代官山、渋谷に店舗があります。)
人類みな辛さが全て メニューについて
メニューとお値段は2024年4月時点のものです
『人類みな辛さが全て』のメニューは下記の5種類。
オープン当時は「50」、「30」、「辛さはいらない」の3種類でしたが、2024年に「坦々麺55」と「辛く99」が追加されました。
- 50(フィフティー) 980円
- 30(サーティー) 880円
- 坦々麺55(フィフティーファイブ) 950円
- 辛く99(ナインナイン) 900円
- 辛さはいらない 930円
「50」は通常のラーメンタイプ、「30」はスープ少なめのまぜそばタイプのラーメンです。
メニューの数字と辛さの度合いについては相関はなさそうです。
辛さレベルについて
「50」と「30」は辛さのレベルを選ぶことができます。
レベル1から3までが無料、レベル4が+50円。OVERが+100円となります。
人類みな辛さが全て50(OVER)
とりあえず一番辛いやつということで、「人類みな辛さが全て50」の辛さレベルOVERを頼んでみました。
この選択が大きな過ちであったということは、この時はまだ知る由もありません。
「人類みな辛さが全て 50(OVRE)」980円+100円。
なんか、全体的に真っ赤、しかもちょっと黒ずんだ赤いスープに、辛そうな粉っぽいのが沢山ふりかけてあるし、かなり凶悪そうな見た目をしています。
とりあえずスープを一口。
一口目からいきなり激辛。そして苦味が結構強いです。
『蒙古タンメン中本』の「北極」は後半から辛さが来るタイプなので最初は美味しく食べられるのですが、「50 」のOVERに関してはは全く遊び無し。
一口目から全力で辛さを発揮してきます。
麺に取り掛かる前、辛さ確認の為に3口ほどスープを飲んだ時点で頭と顔から汗がドバドバと噴き出てきました。
これはかつてない経験です。
モチモチの太めのストレート麺。
『人類みな麺類』のラーメンと同じような麺で食べ応えがあるのですが、とにかく口の中が辛くてそれどころではありません。
チャーシューは大きく、ホロホロ食感。
こちらも『人類みな麺類』で食べたチャーシューと同じ食感ですが、辛さで舌が麻痺して味がよくわかりません。
麺2口ごとに水一口のペースで口の中を冷やしながら食べていきます。
そして3分1位食べたところで胃にある異変が。
胃が猛烈に痛みだし、頭部に加えて胸や腕等、上半身全体からも汗が噴き出てきました。
身体がこの辛さに拒否反応を起こしている・・・
胃の痛みは椅子から転げ落ちて悶える様な相当なレベルの痛みです。
もう椅子に普通に座っていられる様な状態ではありません。
とりあえずトイレを借りて、身体をくねらせながら悶絶していましたが、痛みはどんどん増してきます。
ちょっと気を抜くと意識が飛んでしまいそうな、今までの人生で感じたことがないレベルの胃の痛みです。
まだ三分の一程度しか食べていませんが、お店の中で迷惑をかけないようにトイレから戻るや否や急いで退店。
(残してしまって本当に申し訳ありません・・)
本当は路上で転げ回りたい程に胃が痛いのですが、ここは練馬の区役所前。
お店の周辺は人通りが多いため、路地裏の誰もいないビルの隙間に入り、立ったり、しゃがんだり、体をグネグネさせたりして痛みに耐えます。
その間も上半身からはドバドバと汗が噴き出てきます。
そんなこんなで10分ほどが経過したところで、なんとか歩ける位まで回復したので急いでコンビニに向かいます。
それでも胃が痛すぎて直立できないので歩く姿勢はかなり前屈みです。
通り過ぎる人が明らかにこちらを見ているであろう視線を感じます。
きっと汗で顔がビショビショになりながら、鬼気迫る顔で前屈みで歩くおじさんが気持ち悪かったのでしょう。
コンビニに駆け込んで飲むヨーグルトを購入、胃を中和させてしばらく休んでいると10〜15分ほどでなんとか胃の痛みは治りました。
「50」のレベルOVER、辛さは相当なものでしたが、胃の痛みがなければ時間をかければ何とか食べ切れた様な気がします。
それでもかなりの辛さ。「北極」よりも断然辛いです。
今までタイで超激辛カレーや中国で超激辛鍋等、 世界の激辛料理に何度か巡り合ってきましたが、「OVER」は間違いなく、人生で一番辛い食べ物でした。
もしこれから「50」のOVERに挑もうと考えている方は、事前にそれなりの準備と覚悟を持って挑むことをお勧めいたします。
人類みな辛さが全て50(レベル3)
「50」の辛さレベルOVERは辛さのあまりに味がほとんど解らなかったので今度は「50」のレベル3を頂きます。
OVERとは全く異なる、別物と言ってもいいほどの外見。
全体的に赤いですが、ちょっとオレンジっぽくもあり、OVREの深紅とは違いジェントルな感じを受けます。
スープはサラッとしていて、辛いですがとても飲みやすいです。
(それでも辛いのがあまり得意でない方にはちょっと厳しいと感じるかもしれません)
麺も今度はしっかりと味わって食べられます。
モチモチ食感、とても美味しいです。
チャーシューはいつも通り、分厚くて柔らかくて食べ応え十分。
レベル3、丁度良い辛さでとても美味しかったです。
人類みな辛さが全て 練馬区役所前店 立地とお店について
『人類みな辛さが全て 練馬区役所前店』は西武池袋線、大江戸線の「練馬駅」から歩いて約3分。
「練馬区役所」の通りを挟んで正面に位置しています。
人類みな辛さが全て 練馬区役所前店 店内の様子について
『人類みな辛さが全て 練馬区役所前店』の店内はL字型のカウンターが9席。
店内は照明がとても明るく、白をベースとした内装がモダンな印象です。
外からも店内の様子がよく見え、女性、若い方にも入り易いかと思います。
店内が明るいと料理の写真映えも良くなるので嬉しいですね。
おしまいに
50のレベルOVERの辛さは想像以上でした。
個人的には事前にヨーグルト等を食べて胃をコーティングしておくべきだったと反省しています。
ただ、この群を抜いたレベルの辛さは一見の価値ありだと思いますので、辛い物好き&自信がある方は是非チャレンジしてみてください!
(辛さ耐性が人並みの筆者にはレベル3の辛さがとても美味しかったです!)
本文中で紹介のメニューとお値段
メニューとお値段 | 人類みな辛さが全て50 950円(OVREは+100円) |
店内環境 | |
接客対応 | |
コスパ | |
オススメ度 |
店舗詳細とアクセス
店舗名 | 人類みな辛さが全て |
アクセス | 練馬駅から徒歩約3分 |
営業時間 |
【月〜日曜日】 |
電子マネー/クレジットカード |
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