JR新橋駅、ニュー新橋ビルの近くの出口になる「烏森口」を出て「烏森通り」を少し歩くと飲食店がびっしりと立ち並ぶ「柳通り」があります。
そこから伸びる横の路地にも”いかにも”と言った雰囲気の居酒屋や料理屋があり、新橋らしい飲み屋街の景色となっています。
そんな所に2021年4月にオープンした今回ご紹介の「背脂煮干し中華そば和市(わいち)」はあります。
以前は煮干しラーメンの名店があった「月と鼈」のあった場所です。
2本向こうの路地には行列ができるラーメンの名店「纏(まとい)」があります。
筆者が初めて和市を訪れたのは2021年8月。オープンから4ヶ月経ってからとなります。
初めてのこの日は東京は38度と体温以上まで気温が上がる猛暑日。
こんな暑い日にランチで熱々ラーメンを食べる人は筆者くらいかと思っておりましたが、12時台お店を訪れると店内には4〜5名のお客さんが。
猛暑日でも食べたくなる中華そば。期待が持てます。
背脂煮干し中華そば和市 立地とお店について
立地については冒頭で説明の通り、JR新橋駅烏森口から歩いて約3分程度。駅近の便利な立地です。
ただ、大きな通りから少し外れて、外観もあまり目立たないため初めての場合は注意が必要です。(2階の「串カツ居酒屋いちろう」の看板に目をとられてしまいます。)
店内は横一列の長いカウンターで12席。比較的多めの座席ですが、一席ごとの横のスペースはかなりゆとりがあり快適です。
内装は黒っぽいシックなイメージで落ち着いた雰囲気です。
背脂煮干し中華そば和市 メニューについて
メニューは2021年8月現在下記の通り。
- 【醤油】中華そば 850円
- 【塩】中華そば 850円
- つけ麺 900円
- まぜそば 800円
その他トッピングのバリエーションや「チャーシューごはん」や「卵かけごはん」といったご飯類もあります。
【醤油】中華そば
背脂の量は調節が可能。写真は油の量(並)になります。
丼の半分を覆う2枚の幅広のチャーシュー。煮干しスープとの相性抜群のタマネギ、そして海苔がデフォルトのトッピング。
スープはしっかりと煮干しの味が感じられて、背脂がたっぷりと浮いた見た目とは想像を良い意味で裏切られるキリッとした味です。
麺は「三河屋製麺」製で中太の縮れ麺。コシが強目で食べ応えがあります。
口に含むと見た目よりもツルッとした舌触り。
ここまでしっかりと「麺」を食べている感じを与えてくれるラーメンは珍しいのではないでしょうか? かなり美味しい麺です。
チャーシューは薄く広いので、歯応えがまるでレアチャーシューの様です。
つけ麺
つけ麺の写真と値段は2023年3月時点のものです
並200g、大300gから選べる「つけ麺 900円」。
以前は特大400gまで無料で麺を増すことができましたが、2023年現在は+100円となっています。
背脂が浮かぶ透明な煮干しベースのつけだれは口に含むと背脂の甘味が際立つキレがある味。
隠し味の玉ねぎが爽やかな酸味をスープに与えてくれます。
麺は中華そばと同様のツルツルの平打ち麺。写真は大の300gです。
ツルツルの喉越し、しっかりとしたコシの麺は300gの大サイズでもするすると無理なく胃のなかに収まっていきます。
平打ちのうねりがある麺はスープをしっかりと絡めとってくれます。
チャーシューは麺の上に1枚、スープの中にも1枚分程度の量が入っています。
最後はスープ割り。
煮干しの贅沢な味を最後まで楽しみます。
おしまいに
店名は「背脂煮干し中華そば」と言うことでコッテリとした味を想像されるかもしれませんが、背脂のほんのりと甘味があるキレのあるスープは中華そばもつけ麺もとても食べやすい一杯に仕上がっています。
麺の量は並で200gとボリュームがあり、食べ応えも十分。
新橋には美味しいラーメン屋さんがたくさんありますが、その中でも特徴のあるスープと麺のラーメンは一度食べるとまたいきたくなる、リピート確実なラーメン屋さんの1軒です。
本文中で紹介のメニューとお値段
メニューとお値段 | 【醤油】中華そば 850円 |
つけ麺 900円 | |
店内環境 | |
満足度 | |
コスパ | |
オススメ度 |
店舗詳細とアクセス
店舗名 | 背脂煮干し中華そば和市(わいち) |
アクセス | JR山手線・京浜東北線他 新橋駅 烏森口より徒歩約3分 |
営業時間 |
【月〜土曜日】 【定休日】 |