【とんかつ 明石】（＠港区・新橋）食べログ100名店常連　ニュー新橋ビル4Fの隠れた名店

新橋駅前、SL広場。そのすぐ横に建つ「ニュー新橋ビル」。

地下の居酒屋エリアから１階の金券ショップ+飲食店エリア、その上の階のマッサージ店+飲食店のエリア、その他医療施設やゲームセンターに雀荘、釣具に衣料品の他、何を売ってるのかよく分からないお店と、昭和感と混沌とがミックスされた「ニュー新橋ビル」。

地下の居酒屋を冷やかしたり、金券ショップを眺めたりと、歩いているだけで楽しい筆者が好きなスポットの一つです。

基本的に飲食店は地下1階から地上1階に位置しているので、２階以上にはあまり上がることがないのですが、このビルの4階では2017、2018，2019、2021年には食べログの百名店にも選ばれている絶品とんかつのお店「とんかつ　明石（あかいし）」が営業しています。

とんかつ明石　立地とお店について

とんかつ明石の立地については先述の通り新橋駅前、日比谷口の「ニュー新橋ビル　4階」に有ります。

このビル、地下と１階は飲食店と金券ショップが多いので何の問題もないのですが、２階からはちょっと別世界。

急にマッサージ店が多くなり、少し歩いただけでマッサージの呼び込みのお姉様方があちらこちらから声をかけてくるという、ビル内を散策するには少々気まずい階となります。

ただ、４階になるとマッサージ屋さんが少なくなり、若干歩きやすくなってきます。

そのような立地なので、ランチのお店を探して、たまたま４階まで上がって来るというのは現実的には難しいと思います。

場所を知っている人のみが訪れる、正に知る人ぞ知るお店が「明石」です。

とんかつ明石　お店の雰囲気について

とんかつ明石はそんな分かり難い場所に有りますが、知名度抜群のとんかつの有名店なので、ランチどきにはリピーターやサラリーマンで満席となります。

 店内はカウンターとテーブルの20席。

和風の落ち着く雰囲気となっています。

ランチのピーク時間は混みますが、ランチ終了14:00前を狙っていけば待たずに座ることができます。 ただ、遅い時間は人気のメニューが終了してしまっていることも有ります。

とんかつ明石　メニューについて

とんかつ明石のメニューは2021年3月現在下記の通り。

• 特ひれかつ定食　2,200円
• 特ロースかつ定食　2,200円
• ひれかつ定食　1,500円
• ロースかつ定食　1,500円
• ベーコンかつ定食　1,400円
• 串かつ定食　1,400円
• ミックス定食　1,400円
• ロースかつ丼　1,600円
• ひれかつ丼　1,600円

カツ丼に人気が集まりますが、ロースかつ、ひれかつ、ミックスをオーダーするお客さんも多い様に見受けられます。

ロースかつ定食

ご飯、味噌汁、漬物がセットになった「ロースかつ定食1,500円」。

味噌汁は豚汁と味噌汁のどちらかを選択です。 卓上のソース、カラシをお好みで加えていただきます。

少し厚めのとんかつですが、この厚さのお肉の固さを想像していると完全に良い意味で裏切られます。

衣はサクッと軽い歯応え、肉厚のロースはジューシーで噛むと口の中に油の甘味が広がります。
こんなに厚い「かつ」なのに全くパサつかず、油の丁度良い加減と軽く噛み切ることができるお肉の柔らかさが際立っています。

絶品の一言に尽きます。

新橋・浜松町界隈ではとんかつを提供するお店が多く、また名店と呼ばれるお店も数多くありますが、その中でも文句なくトップクラスに美味しい「とんかつ」です。

ロースカツ丼

明石名物のカツ丼はロースとヒレの２種類。どちらも1,600円です。

写真は「ロースカツ丼」です。

キャベツ、おしんこ、味噌汁又は豚汁とカツ丼の4点セットです。

カツ丼ができるまではキャベツの千切りとおしんこを食べながら待ちます。

少し待つと揚げたての熱々カツ丼が着丼です。本当に熱々なので食べるときは要注意です。

カツは丁度良い大きさの食べやすい一口大にカットされています。

熱々のジューシーカツに溶き卵、甘辛いタレがたっぷりかかったご飯のコンビネーションが絶妙で、カツ丼のレベルの高さが段違いです。

カツ丼という存在は基本美味しいのですが、その中でもこんなに旨いカツ丼はなかなかお目にかかれません。

おしまいに

平日のみ営業、立地は少し癖がある場所ですので訪問するには少々難しいかもしれませんが、それでも訪れる価値絶対にありのカツの名店。

「とんかつ」ってこんなに美味しい食べ物たったのかと再認識することができます。

ランチには少々値段が張りますが、一度食べれば”とんかつ”に対する考え方が少し変わってその奥深い魅力にハマってしまうこと間違いなしです。

文中で紹介のメニューとお値段

店舗詳細とアクセス