【焼肉ライク 新橋本店】（＠港区・新橋）大豆でできた”大替肉”『NEXTカルビ・NEXTハラミ』のお味は？

代替肉とは？

一人焼肉といえば「焼肉ライク」ですが、2020年12月14日、以前から一部店舗で試験的に販売をしていた”代替肉”「NEXTカルビ・NEXTハラミ」を全店舗で販売を開始しました。

代替肉とは？

ネクストミーツ株式会社（https://nextmeats.co.jp）が開発。

植物性タンパク質（大豆）を原料としたプラントベース食品。本物のお肉の食感や味わいを再現したフェイクミート（代替肉）は一般的な焼肉と比べると脂質が半分以下で、タンパク質は約2倍にもなるので、栄養価も申し分なく、アスリートの方などにも受け入れてもらえる商品です。添加物を使用せず肉そっくりに作られているため、食感や風味を楽しみながら健康的なライフスタイルに移行していきたいという方にピッタリです。今回焼肉店での焼肉代替肉の取扱いが日本初と

焼肉ライク公式HPより

要は大豆で作ったお肉の様な味わいと食感・栄養価を持つ食材ですね。

最近、ローソンやケンタッキーなどでも使われる様になり徐々に一般に広まってきて、お目にかかる機会も多くなったかと思います。

古いところでは日本の豆腐料理の一種である「がんもどき」も鳥（雁）の肉の味に似せて作ったという説なんかもあるようです。

筆者はベジタリアンではありませんが、ベジタリアンの方や脂質を少なくしてタンパク質を取りたいと言った方への選択支が増えるのは嬉しいことですね。

それでは実際にフェイクミート、代替肉と本物のお肉を食べ比べてみたいと思います。

フェイクミートの食べ比べ

代替肉と本物のお肉の食べ比べセットもありますが、今回は現在発売されている2種類の代替肉「NEXTハラミ（50g）310円（税込み340円）」と「NEXTカルビ（50g）290円（税込み320円）」を食べてみます。

あと、本物のお肉と比較するために、「バラカルビ（50g）220円※税別」も注文しました。お肉だけだと寂しいので「ごはんセット」も追加です。

値段で比較すると一番安いのが本物のお肉のバラカルビ、ついでNEXTカルビ、NEXTハラミの順番となります。

写真は左から「NEXTハラミ」「NEXTカルビ」「バラカルビ」です。

ちなみに、フェイクミートは火が通っているので、軽くあぶる程度にして食べます。

NEXTハラミ

こちらは「NEXTハラミ（50g）310円（税込み340円）」。NEXTカルビと比べると色が少し白っぽいです。

見た目は”肉”というよりも”がんもどき”の様です。

軽くあぶった程度での焼き上がり。色の白さは変わらずで、やはり”豆腐料理感”があります。ちなみに、じっくり焼くと、網にひっついて破けてしまいます。

実際に食べてみた際の感想としては、やはり”がんもどき”の様な味と食感です。

歯応えはありますが、本物の「ハラミ」ほどではなく、高野豆腐にもう少し弾力のある歯応えを与た様な感じで水分量が少なく感じました。

お肉独特の油っぽさもなく、非常に淡白な味わいです。

食べてみても本物の肉と間違えるくらいに近い訳ではなく、どちらかというと”豆腐料理”の方に近い印象を受けました。

NEXTカルビ

こちら「NEXTカルビ（50g）290円（税込み320円）」です。

NEXTハラミよりも少し色が濃く、見た目も先ほどよりは若干肉っぽいです。

ただ、ぱっと見はやはり”豆腐料理”の様で、これをみてカルビと見間違えるというほどそっくりではなさそうです。

これがカルビではなく、ホルモン等の様などこか別の肉の部位といって出せばもしかしたら肉と間違えるかもしれませんね。

NEXTカルビとバラカルビを食べ比べてみます。

焼き上がりはNEXTハラミより、NEXTカルビの方が若干お肉に近い様な感じがします。

味に関しても、NEXTカルビの方がNEXTハラミより少ししっとりとした感じがあり肉に近い印象です。

ただ本物のカルビと食べ比べてみると、やはり油の量が圧倒的に違います。

本物のカルビは口の中に含んだ時に油が溢れ出す様な滑らかな舌触りですが、NEXTカルビに関してはそこまでではありません。ですが、カルビに”近い”雰囲気は出ていると思います。

NEXTハラミよりはNEXTカルビの方が見た目や食感、食べた感じの水分量等、実際の肉に近い様に感じました。

おしまいに

フェイクミートは「高タンパク」で「ローカロリー」、2倍のタンパク質に半分の脂質という特徴がありますので、カロリーコントロールをしている時や、もう少し食べたい時等に最適です。

焼肉ライクでは実際のバラカルビよりも少し高いので、料金で比べると、やはり本物の肉になってしまいますが、もし価格が逆転した場合はカロリーと健康を気にして選択肢に入ってくるかもしれません。

これからは環境負荷を考えて、穀物などの生産効率の良い食材から効率的に栄養を取っていく必要が出てくるかもしれません。

そんな時に、このフェイクミートの様な、肉の食感と味を作り出す技術が役に立っていくのではないでしょうか？

まだ本物の肉の味と食感そのものというわけにはいきませんが、これから技術が発達して、さらにおいしくなることを期待しています。

本文中で食べたメニューとお値段

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